古美術 崎陽

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長崎の歴史~天領時代の長崎~5

2013-04-02 11:55:10 | 長崎の歴史
『長崎代官』~5


~代官の職務~2


徳川家康に代官職を務める事を追認された村山等安は

引き続き長崎の外町の統治を任された。

その後に代官となった末次平蔵は

当時長崎に常駐ではなかった長崎奉行の補佐役として

長崎の町政に大きく関与した。

町年寄の高木作右衛門家が代官を勤めるようになった後

明和元年(1764)に米方・寺社方事務が長崎代官に属し

文化2年(1805)には抜荷取締も兼ねる。

江戸時代後期には米100俵と受用銀45貫を受けた。

代官は、支配地の徴税を執行し

海外貿易の輸入貨物の検査

南北瀬崎の米蔵・御用物蔵・武具蔵・御船蔵のほか

長崎の寺社を管理した。

長崎代官は勘定奉行直属だが

長崎奉行の指示を受けて動く事もあった。

幕末には天草代官も兼務した。



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