長崎で活躍した人~頼山陽(11) 2012-02-04 07:45:27 | 長崎の歴史 文政3年(1820)司馬遷の『史記』は 「十二本紀・十表・八書・三十世家・七十列伝」の 全百三十巻から成るが、 頼山陽はこれを模倣して 「三紀・五書・九議・十三世家・二十三策」の 著述構想を立てている。 『史記』にあっては真骨頂というべき「列伝」に 該当するものがないが 前記の十三世家にあたる『日本外史』(全二十二巻)が 列伝体で叙せられ、 『史記』の「列伝」を兼ねたものと見ることもできる。 古美術 崎陽 長崎の歴史