古美術 崎陽

古唐津 茶碗 他お茶道具等 古美術全般を取り扱う「古美術崎陽」のHP日記

幕末の長崎で活躍した人~「渡辺 昇」(3)

2011-08-25 07:15:11 | 長崎の歴史

        

          

安政5年(1858)江戸藩邸勤めの父に従い、

江戸に出た。昇20歳。

安井息軒の塾に入って桂小五郎と知り合い、

桂の勧めで神道無念流の道場・練兵館に入門。

斎藤弥九郎とその長男・新太郎の指導を受け、

塾頭の桂らと稽古に励んだ。

渡辺は練兵館随一の実力者となり、

桂と並び「練兵館の双璧」と称された。


『練兵館』

 斎藤弥九郎によって開かれた、神道無念流の道場。

 「技の千葉」(北辰一刀流・玄武館)、

 「位の桃井」(鏡新明智流・士学館)と並び、

 「力の斎藤」と称され、

 幕末江戸三大道場の一つに数えられた。

      長崎の歴史