パソコンの神様真篠みどりさん
おととい、パソコンへ写真を取り込もうとカードを入れたがパソコンが反応しない。取り込み用コードの不具合かとその買い替えも視野に小島電機へ走った。
するとコードは正常と判明、とたんに嫌な気分になった。パソコン本体の不調なのだ。帰ってパソコンを始動したが画面は立ち上がるものの、画面上に矢印→が表示されない。泡を食って真篠みどりさんに連絡し、きのうの夜、会ってパソコンを託し修理したもらうことにした。
会う場所は、南越谷駅。こちかららは武蔵野線に乗って約43分。みどりさんは埼玉県北部に住んでいて、東部スカイツリーラインに乗って南下。新越谷駅で武蔵野線と東部スカイツリーラインが交わる。ここで彼と会うのはもう3、4回、いずれもパソコンがらみである。彼以外の俳句の友には世話をしている気分はあるが、みどりさんに関しては一方的に世話になっている。けれど腰が低い人である。
腹ごしらえをするため、「いなば和幸」に入る。見たとたん入りたくなった。牡蠣フライ定食と牡蠣ロースかつ定食を注文する。
待つ間、みどりさんがパソコンを立ち上げると、なんと画面に消えてきた矢印が出来するではないか! パソコンも人を見るのではないか。パソコンとの相性のいい人、悪い人がいて、小生は後者だと思った。そう話すと、みどりさんは「それはあるかもしれませんね」とニコニコする。買ったところへ送るかと思いきやみどりさんは調整を始める。
どこをどういじればいいかわかっている手の動き。
これを見ていて俳句の推敲をしているような気がした。高度なレベルで推敲のできる人を見ている思いになった。パソコンのどこが不具合の原因であるか見極められる能力と俳句のどこが疵がわかる能力の類似性を思い、ただ見とれていた。
どうやらウイルスを退治してくれたようである。
小生が牡蠣フライ定食を食べ終えたとき彼の調整が終了。おくれて彼が牡蠣ロースかつ定食を食べた。
「いなば和幸」の牡蠣フライは美味かった。よもやその日にパソコンがなおって持ち帰ることができるとは思わなかった。ラッキーにしてハッピーである。
ちなみに下の意匠は同居する受験性の孫が町で拾ったという。漢字と平仮名を組み合わせたもので、見たとたんにあたたかくなる。
これをみどりさんに捧げたい気分。感謝、感謝である。
ブログが出来るようになって、なによりです。
神様とは恐縮でごさいます。