
茂るタラの木
タラの芽は山菜の王様であるがたくさん採れない。アパートのタラの芽を今年十四、五摘んだが食べるには少なかった。芽は1度摘むとまた出る。それをまた摘むとその年はもう出ない。あるいは来年も出ないかもしれない。木が死んでしまうほどのダメージを受ける。したがって2度摘んだことはかつてない。
芽は木の中央部に出るが放っておくとそれが基盤になって左右に多くの葉が出て茂ってゆく。派生した茎の途中にまた芽のようなものも出る。それは本来の芽より劣るが食える。タラの木をたくさん持たない人は派生した芽、ないし若い葉を摘むのがいい。体力のついているタラは派生したものを摘まれてもぐんぐん別の枝や葉をつけてゆく。
きのう昼飯の惣菜にタラの若葉をほかのものと炒めて食べていたら妻が「これ何?」と言ってタラの若葉をつまんで食べた。「おいしいわね」と感動した。
今年はうまくタラと付き合った。妻ともうまく付き合っている。
タラの若い葉


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