
えもいわれぬ胡桃の錆びた色
おととい今シーズン3回目の胡桃拾いをした。回数も拾った量も昨年にははるかに及ばない。
育児で時間をとられているばかりでなく、胡桃が落ちるのが去年より遅いのではないか。ライバルが増えて持って行かれているとも思えない。それに去年より藪が繁茂していて探しにくくなった。1回目、2回目、いちばん近い場所<ホーム>で藪の中で喘いでえらく体力を消耗した。その割に採れた胡桃は少なく、600個ていど。去年1回に平均700個拾えたのが今年は平均300個である。

下草の少ない明るい森

府中四谷橋。いま多摩川は背高泡立草と芒が全盛。
藪で体力消耗するのなら距離が延びても拾いやすい所へ行こう。ということで、おとといは、<帝国>へ入った。
ここは<ホーム>を遡ること約4キロ。府中四谷橋を越えて100mほどのところにある森である。ここは明るくて藪が少ない。森は歩きやすく、2本の木の胡桃はそうとう大きくて満足した。
去年の1万6000個の実績を追ってはいけない。リタイアした身の上で現役の保険営業のように獲得した数字にこだわるのはよくない。今は育児が大事なのだし、胡桃拾いは楽しめばよいではないか、と別の自分がささやく。
今年は藪の中で闘争するのはやめよう。体力消耗がひどく、手が傷つく。拾いやすいところで胡桃を拾うと晴ればれする。

自転車はゆっくり走らせて体力を温存する。

むこう(右岸)は多摩市。
加藤さん、この紫の小さい花は何でしょう。6月ころから咲く花期の長い花。写真のピントがぼけました。

おそらく、アレチハナガサかその系統の仲間かと思われます。路傍や空き地にも見かけますが、河川敷でよく見かける帰化植物です。