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天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

生きのびた東芝ラグビー部

2017-09-05 12:31:15 | 世相

第3節、宿敵パナソニックと闘い完敗した東芝(赤)

ゆうべJスポーツで赤いユニフォームの東芝ラグビー部(東芝ブレイブルーパス)の勇姿を見て安堵した。これは9月1日(金)19:30~ 秩父宮ラグビー場で行われた試合の録画である。

会社が1兆円近い赤字を出して一部門の身売り先も不透明で一部上場から落ちそうな危機にある東芝。
そんな会社がトップリーグに選手を派遣できるのか、ラグビー部は存続させられるのかぼくは大いに危ぶんだ。高野府中市長はもっと懸念しただろう。彼は「ラグビーの町府中」を謳い地元のラグビー関係の行事にはこまめに顔を出している。
府中市は東芝ブレイブルーパスとサントリーサンゴリアスという2枚看板があってこそのラグビーの町なのである。

ゆうべの試合、第3節の相手はパナソニックワイルドナイツ。最初のトライこそ東芝が取って元気に見えたがその後はパナソニックにいいように走られて次々防御を突破されて7トライ取られて完敗した。勢いがまるで違った。
東芝ブレイブルーパス10―47パナソニックワイルドナイツ
完敗でもいい。
東芝の赤いユニフォームが緑のピッチにいたことがよかった。
東芝が今季のシーズンにトップリーグの一員として登場していたことは知っていたが姿を見るまでは落ち着かなかった。

府中市の一方の雄、サントリーサンゴリアスだが、東芝に比べると親近感がいまひとつ乏しい。第3節の対ヤマハ発動機でどちらかというと後者肩入れして見ている自分がいた。
アルコールに弱いわれら夫婦はこの夏、サントリーオールフリーにはずいぶんお世話になった。妻はオールフリーのなかでもサントリーが好き。

こいつは好きだがサントリーラグビーになぜか思い入れが少ない

東芝には甥が職を持っているが製品でそう世話になっているわけではない。なのになぜかラグビーというと東芝をまず思ってしまう。
府中市民の多くもラグビーといえば東芝を思う人が多いらしい。去年、優勝した報告会にサントリーの選手諸君が欅並木通に来た。そこで主将の流選手(スクラムハーフ)が、ラグーをやっているというと東芝ですかと府中市民にいわれる、といって東芝の歴史にまだ歯が立たないことを認めていた。

東芝の創部が1948年、サントリーの創部が1980年という歴史の違いのせいか。
いや、東芝は一週間のうち4日見て通るせいかもしれない。
職場へ行く道すがら東芝は右手に見る。東芝タワーが印象的。
これに対しサントリーは京王線の南にありよほどのことがないと行かない。

とにかく、武蔵野線北府中駅徒歩3分のところに東芝はずっとあってほしいし、東芝ラグビー部もあってほしい。



本日8時ごろ東芝へ出社する社員の方々
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