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天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

カッパ着て枇杷を捥ぐ

2025-06-11 03:22:16 | 身辺雑記

 

6月初旬は枇杷である。枇杷は桑の実ほど興味がないがあるので捥ぐ。西武国分寺線の恋ヶ窪駅近くの西武線の敷地と道路の境に枇杷の木があり、毎年、実をつけてくれる。捥ぐ人はほとんど居ない。競争がなく張り合いもないやつである。

きのう雨の中で40個ほどいただいた。3回捥いで合計120個ほどいただいたか。きのうがラスト。

 

頭の上に重たき枇杷と雨雲と

水分を含んでいるので重そう。空も雨で重そう。

 

両の手に枇杷山盛りやえびす顔

枇杷は捥ぎやすい。ひと房の枇杷は両手から零れるほど。重さが嬉しい。胡桃と似た成り方だが枇杷は柔らかく水気がある。

 

枇杷食ふや腹に溜まらぬかそけきを

天然ものは肥料をやらないのでそう甘くない。水分補給にはいいがいくら食べても満足感がすくないのは木通(アケビ)と一緒。

 

 

木暗がり枇杷散らかつて地を点す

自然に木から離脱して落ちたのは完熟していて新鮮。色もよく腐らないうちに食べるのがいい。

 

枇杷の房摑めばどどと雨落とす

東京は梅雨入りしたらしい。枇杷を捥ぐときいつも濡れる。木は雨をたくさん溜めている。

 

雨しづくごと枇杷食らふ雨の中

水っぽい枇杷を雨の中で食べる。晴天のほうがいいがむしったらすぐ食べるのである。

 

雨季に入る枇杷を食らひし水腹も

枇杷は水っぽいことの象徴。ビタミンCはあるだろうと食べるが水腹になる。おしっこが近くなる。

 

枇杷たわわ貧家ぞろぞろ子を成せり

枇杷の不良の年をあまり知らない。毎年、捥いでいる。枇杷を捥ぎながら貧乏なのに子供だけはどんどん生む愚かな夫婦をいつも思う。

 

 

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どくだみ茶を作る

2025-06-09 04:44:53 | 身辺雑記

  👇

 乾燥させたどくだみ

 

どくだみ。俳句では十薬などとと厳かに呼ばれ,、「十薬の蘂高くわが荒野なり 飯島晴子」の秀句がある。いま白い花をつけそこらじゅうに繁茂している。お茶にしようかと10日ほど前、どくだみを刈って干しておいた。どうやら乾燥したので煎じてみた。

庭中にどくだみ咲かせ独居翁 わたる

妻や家族から離れた山中に独り伸び伸びと暮らしてもいいなあ。句会もせず、子守りもせず、野山を歩き回って食えるものを探す生活に邁進する……夢である。

こんなに匂いの強いものが、さて、体に良いのか。ネットで調べた。

その効能は、カリウムやマグネシウムなどのミネラルを始め、ビタミン類やフラボノイド類など、さまざまな成分があること。ナトリウム、毒素や老廃物を排出してくれる。

クエルシトリンという成分があり、優れた殺菌作用と代謝を高めて腸の調子を整える働きがあり、ケルセチンには、老化の原因になる活性酵素を除去してくれる抗酸化作用ある。また炎症を収める力と体を温めてくれる効果も期待できる。

いいことばかりだが、副作用は、摂取したカリウムが尿として排出されず を飲みすぎてしまうと、肝臓疾患の人は高カリウム血症を引き起こす。「クエルシトリン」という成分は便秘解消に効果がある反面、いきなり飲みすぎてしまうと下痢を引き起こす。

便通は極めて良いので飲み過ぎはヤバイ。しかし、1日にコップ2杯くらいなら問題なさそう。

思ったより癖がなくいくらでも飲める。もっと、どくだみを摘もうか。

 

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息子と孫と多摩川へ

2025-06-02 03:43:41 | 身辺雑記

 

きのう、米倉山輝、結、優希を連れて多摩川へ行った。5月31日が雨で桑の実摘みができなかった。もう桑の実のシーズンは終わる。きのうがラストチャンスと見て息子に多摩川へ行くべく声をかけた。嫁も妻も誘ったが女どもは草と虫が嫌らしく不参加。小生が幼少時から野外の楽しみを仕込んだ息子は乗った。

武蔵野線の車両がやけに込んでいる。きのうはダービー開催日であり府中本町駅へ行く人が多い。競馬好きの息子もスマホでそれらしきサイトを見ている。府中本町駅から東京競馬場へ行く人は多いが多摩川競艇場行きバスの乗る人はそう多くない。息子が「ダービーには何も敵わないよ」と言う。バスに全員座れて競艇場へ。ここから橋(空中通路)を250m歩いて競艇場前駅を越え、300mで多摩川へ到達する。

かくも安価で行きやすい場所で子守りする人の少ないこと。少ないというか見たことがない。息子の嫁にしろ女どもがお洒落なレストランの方を見ていて子どもが育つのか。

ともかく息子と孫を多摩川へ立たせてよかった。

 

 

 

 

結も優希も一心に獲物を見る。人にも獰猛さが要る。野生こそ生きるベースであろう。

 

 

 

食べることに兄ほど興味を示さなかった弟が野生の果実に狂喜する。爺が摘んだ手のひらの上の桑の実を舐めるように食う。こいつが桑の実に目覚めたことがいちばんの収穫。優希、おまえは見込みがある!

 

 

結はパパべったりの甘えん坊。爺には決して見せない甘えん坊ぶり。人を見て態度を変えるなど覚えて、こいつは成長したなあ。

 

 

優希は踏み台が気に入って手放さなくなった。途中の公園で手を洗ったときにそれを手放して置き忘れた。

ああ、今日、取りに行かねばならぬ。今日は今シーズン最後の桑の実との付き合い。

 

 

結に「おまえの好きな胡桃だ」と教えたが理解したかどうか。食べるときの風情とはまるで違う青胡桃である。

理解できなくても見たり、聞いたりした刺激はなんらかの影響を人に及ぼす。それでいい。

多摩川に結と優希を立たせる。これが今年のテーマであった。実現できてうれしい。

 

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現代の物々交換

2025-06-01 04:18:07 | 身辺雑記

 

 

5月28日に摘んだ桑の実を持て余した。誰かに引きとってもらいたい。そうだ5駅離れたところに千恵夫人がいらした。声をかけると引き取りに来てくれた。1リットルほど進呈した。

彼女は予期せぬ土産を持って来た。これじゃあ物々交換、手ぶらで来ればいいのに。

彼女からいただいたおはぎと塩豆大福は極上であった。黄な粉をまぶしたおはぎのもち米がうまい。粗いつぶつぶとこなれた餅の混ざり具合が絶妙。大福はやや甘みが抑えられてい申し分ない。以前も千恵さんから和菓子をいただいたが彼女はとにかくその世界の逸品を探して来る。粋な心模様と探求心には感嘆する。

これからミズ・チアフルと呼ぼうかな。

 

 

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歩くのが速い人

2025-05-27 05:00:25 | 身辺雑記

 

きのうネットのニュースに「シューズの意見」というところから「歩くのが速い人に共通している6つの性格」が出た。自分自身、歩行は速いと思っているので興味深く読んだ。

 

街中を歩いていると、歩く速さには個人差があることに気付きます。実は、歩く速度にはその人の性格や心理が反映されていることがあります。歩くスピードが速い人には、以下のような性格的な共通点がよく見られます。

  1. 時間を無駄にしたくない性格

歩く速度が速い人は、時間を無駄にしたくない気持ちが強い傾向があります。限られた時間の中でできるだけ多くのことをしたいという思いが行動に表れており、常に効率的に物事を進めようとしています。その結果、普段の歩行ペースも自然と速くなりやすいのです。

 

  1. せっかちで待つことが苦手な性格

速く歩く人には、待つことが苦手で、早く結果を求めてしまう傾向があります。このような人は自分自身を常に忙しいと感じており、余裕がなく焦りやすい一面もあります。結果として歩く速度や話すスピードが速まり、周囲からせっかちな人と見られやすくなります。

 

  1. 目的意識がはっきりしている性格

歩くのが速い人は、目標や目的意識が明確で、自分が何をすべきか常に意識している傾向があります。こうした性格の人は、目標達成までの時間を最短にしようとするため、行動が速くなり、自然と歩くスピードにも表れるのです。

 

  1. 好奇心が強く積極的な性格

速く歩く人には、好奇心が旺盛で新しいことに積極的に取り組もうとする性格がよく見られます。彼らは常に活動的で行動範囲が広く、じっとしていることが苦手です。また、日常的に動き回ることで体力や筋力が自然と鍛えられ、結果的に歩行スピードも速くなります。

 

  1. 歩くことを日常的に楽しむ性格

歩くのが速い人の中には、歩くこと自体を楽しみ、積極的に徒歩を選ぶ性格の人もいます。こういった人は、通勤や買い物などの日常的な移動に徒歩を選ぶことが多く、その習慣が歩く速度を速めています。特に都市部では徒歩移動が便利なため、このような性格の人が増える傾向にあります。

 

  1. 几帳面で自己管理意識が高い性格

歩くスピードが速い人は、自己管理が得意で健康や体調に対する意識が高い几帳面な性格の場合が多いです。健康維持のために速歩きの効果を理解し、日常的に意識して実践しています。厚生労働省などの研究でも、歩行速度が速い人は健康寿命が長くなる傾向があることが明らかになっています。

 

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1~6まですべて自分のことを言われているみたいで納得。特に2の「せっかちで待つのが苦手」に苦笑する。

街の人が多いところへ行くのが好きでない。その理由の一つが皆さんの歩行が遅いから。前を行く人が邪魔でならない。ラグビーみたいに突き倒しそうになることはしょっちゅう。老人のみならず若者も足が遅い。

老人がのろのろ歩くのを見ると、のろのろ歩くから歳を取るのだ、と思ってしまう。颯爽と歩けば年を取らず元気でいられる、と思うのだが、そうはいかないだろうな。せめて元気で速く歩こうとする気配を見せて欲しい。

最近、足が弱った老人は杖を2本使ってスキーの距離競技者みたいに歩きなさいという提案がなされている。グッドアイディアだと思う。

さて、人のいないところをさっさと歩くことにしよう。人と一緒に歩くなんて恋をしていたころの話。一人が一番!

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