6年生総合～東日本大震災を忘れない～

3月11日（金曜日）東日本大震災から11年目を迎えました。

今から11年前の2011年3月11日14時46分、日本国内観測史上最大規模M9.0の地震が発生し、大津波により東北地方沿岸の町を中心に、壊滅的な被害を受けました。多くの方が犠牲になった東日本大震災から10年、北小学校でも、東日本大震災で被災した方々へ思いを寄せ、14時46分に全員で黙とうを行いました。

そして、東日本大震災の復興支援に従事された経験がある西山校長先生から、6年生のみんなに、発災時の被災地の様子や、被災された人たちと関わる中で感じたことをお話いただきました。

校長先生は、発災1年後の平成24年から平成26年の2年間、岩手県大槌町で、復興まちづくり計画の策定や、高台移転のための用地買収、復興庁との調整等の業務を、全国から集まった応援職員や、被災された地元職員と一緒に取り組まれました。また、実際に被災者向け仮設住宅に住み、被災者とお話する中で、「どんな困難な状況でも、人は支え合うことで希望を見出せること」や「人と繋がるきっかけになるのはいつも挨拶から。挨拶は大切」などを感じたそうです。

これからも北小学校では、防災の取り組みを進めるとともに、被災地に想いを寄せ、今私たちに出来ることを考えていきたいと思います。