【5年生】お茶の実習

　今日の5年い組の家庭科の授業は、事務の先生にゲストティーチャーとして参加してもらいました。学習場所も家庭科室だけでなく、隣の和室も使用しました。その和室は、今日は座布団が敷かれ、部屋の4隅に花が生けられ、正面には茶器が飾られ、北小オリジナルの茶室に大変身！ゲストティーチャーとしての先生も和装で迎えてくれました。普段とは違う雰囲気に子どもたちは、多少緊張もしながら、背筋をピンと伸ばし、興味深く熱心に話を聞いていました。

　安土桃山時代に、「和敬静寂」を大切にした千利休が戦国武将から引き立てられた話や「心をこめ、本質を見極め、季節感を大切にし、命を尊び、ゆとりを持ち、柔らかい心を持って互いに尊重し合う」というお茶の心も教えてもらいました。

　時は400年以上経ちますが、千利休が伝えたいお茶の心が、子どもたちにも伝わったと思います。

　和室で茶の点前を見せてもらった後、自分たちでも煎茶を入れる実習をし、五感をフル回転させて茶の心、おいしさに触れることができた学習となりました。

　明日は、5年ろ組の実習です。