おはなし会「さくらんぼ」のみなさんが、6年生の卒業を祝って特別プログラムのおはなし会をしてくださいました。
素話で日本の昔話「身代わりの石びつ」を語ってくださいました。ろうそくの明かり1本の部屋での語りに子どもたちはぐいぐい引き込まれていきました。
震災の復興を願って創られた荒井良二さんの「あさになったので まどをあけますよ」と宮沢賢治さんの「注文の多い料理店」の朗読がありました。「注文の多い料理店」は5年生のときに一生懸命勉強した思い出深い作品です。
最後に「祝詞」の詩を全員で朗読してくださいました。
いろいろな行事に「卒業」という冠がつくようになりました。卒業までの時間を大切にしていってほしいと思う一方で矢のように時間が過ぎていきます。
月曜朝の朝会がありました。校長先生からは「少しインフルエンザのピークは過ぎましたが、引き続き手洗い・うがいなどの健康管理を続けて、元気に過ごしましょう」という話がありました。
続いて、18日(土)に行われた「人権啓発詩・読書感想文入選作品表彰式」で表彰された6年生の表彰と詩の紹介がありました。774人中の21人だけが入選したとのことでした。おめでとう!
表彰後には、入選作品の朗読もしてくれました。(以下の詩です)
思いをはせて
みんな みんな 一人ずつ ちがって
感じていることも ちがって
私にも気づかないことがあって
悲しんだり
悩んだり
おこったり…
私は気づかなかった
あの子が嫌な思いをしていたことを
はげましのつもりの「がんばれ」が
あの子に そんな思いをさせたなんて
なんで話してくれなくなったんだろう
なんで話せなくなったんだろう
思いをはせて やっと気がついた
私は勇気のとびらを開けて
「あの時は ごめん」
心がなぜか ぽかぽかしてきた
思いをはせれば通じ合える
みんな みんな 一人ずつ
ちがうことに 思いをはせて
気づけないことがあることに
気づいて
みんなが 思いをはせあえば
悲しみも
悩みも
怒りも
ぽかぽかに変わる
思いをはせれば