この3年ほどは、ひどい花粉症にはならず耳鼻科にも行かずに済んでいた。
市販の薬を時々飲むくらいで凌げていたので、花粉症は卒業したかなと喜んでいたのだが……
だが、ついに今年は耳鼻科と皮膚科にも行くことになってしまった。
スギ花粉皮膚炎と言うのは本当にひどいものだ。
まぶたから鼻、頬まで、かぶれて赤く腫れあがり、お岩さんのようになってしまう。
皮膚科の先生はステロイド剤を処方してくれて、おかげで、目の周りの皮膚の炎症もだいぶ治まって来た。
きつい薬なので、1週間ごとに様子を見ながら軽くしていく。
4年前には1か月ほど通った。
今年はひどくなる前に行ったから、少し早目に治るかなあと思うのだが、目も痒くて、鼻も痒くて、かなり厳しい。
今日、目をしょぼつかせ、鼻をグスグス言わせながらヨガの教室に行った。
そこで出会った顔なじみの人が「今年は、本当にひどいわねえ!黄砂まで、もう、飛んできてるらしいわよ!」
私よりも10歳以上若くて美人の彼女は、今日は元気がなく、顔色も少しくすんで見えた。
「本当に、今年は辛いねえ!」
「点鼻薬も効かないわ」
一緒になって、ブーブーぼやいたら、少しだけ気持ちが楽になった。
思えば、私は子供の頃から、ずっと春が、苦手だった。
木や花や自然が大好きなのに、春に山に行くと具合が悪くなっていた。
この素晴らしい春に、こうしてくすんでいるのは本当に情けない。"(-""-)"
木莉
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