庭の水仙が沢山のつぼみをつけて、次々と咲き始めた。
6本ほど切って来て、コップに活けた。
子供のころ、家の前の荒れ野にたくさんの水仙が咲いていた。
その昔は誰かの別荘だったというその場所には梅の木や柿の木があり、南に面した斜面には水仙が群生していた。
水仙たちは冬の空気の中にきりりと花を咲かせ、素晴らしい香りを漂わせていた。
その香りがいまだに忘れられない。
私は庭の水仙をあまり大事にしているということもなくて、植えっぱなしで、肥料もやらない。
ただ、花の後は葉が枯れるまでそのままにしておくということをただ、(グ~タラなために)実行できているだけなのに、毎年、花はこうして冬の庭に咲いてくれる。
木莉
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