ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

大晦日

2011-12-31 | 赤・朱の花
写真はシャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)
ブラジル原産のサボテン科の多年草。
昨年、花が咲いている物を購入し、春先に外に放置されていたこれ。
11月下旬から蕾らしきものがちらほら付き始め、12月に入ったら次々と開花。
正直、完全に放置状態だったので、花がまた咲いた事に驚いた。
耐寒性も低いので、花が咲きだしてから室内に取込んだけど、これ、あまりいい事ではなかったらしい。
環境の変化により花芽が落ちると、後で知った。
しかも、花芽がつくまでは乾燥気味に、ついてからは乾かさないようにともある。
こういう、基本的な知識を持たずに植物を育てるから、次々と枯らしちゃうんだ~
有難い事に、我が家のは花芽が落ちる事もなく、次々と花を咲かせてくれている。
多少は放任状態の方が強く育つのかもしれない。
来年は葉摘みや、挿し芽での増殖を試みてみよう。


夕べは私としては遅い時間まで本を読んでいたせいか、目覚めたのは7時半。
外はもう明るくなっていて、慌てて起きだした。
今日も一日好天で、昨日のような風もなく、日射しが暖かな一日となった。

そのせいもあってか、那智はフェイジアの木の下でひなたぼっこ+昼寝。

一方、麦はいつもの定位置、ピアノの上でまん丸くなって熟睡中。

最中はどこに行ってたのやら。
麦や那智がカリカリを要求し始めると、ちゃっかり戻ってきては食べて、また姿をくらましの繰返しだった。

午前中は昨日に引続き、台所の片付けを。
昼前に買出しにスーパーと園芸店へ。
煮物用の鳥もも肉と仏壇の花を買ってきた。

仏壇は普段は義父の管轄で、花なども正月用に買っているのだが、今年は不在。
私は私で頭に全くなくて、昨日の晩、仏壇を覗いて、ああ、そうだったと気づく状況。
近くの園芸店に行ったら、もう菊を何種類か組合わせた束はなくなっていて、単品の物ばかり。
たまたま顔馴染みの店長の奥さまがいたので聞いてみたら、最後の2束を奥から持ってきてくれた。

それと一緒にハナカンザシの鉢植えも買ってきた。
これ、一年草と表示があるけれど、数年前に買ったの、まだ枯れずに育ってたりする。
ただ、花数はかなり減ってるし、茎もひょろひょろになって勢いがない。
何か手入れ方法があるのかな?と思いつつ、調べもせずにいるのだから駄目だわ。

帰宅後、まずは花を花瓶に挿して、仏壇の掃除を頼んだ息子に託す。
その後は煮物と雑煮の汁作り。
できあがってから、筍を入れるのを忘れたのに気づく間抜けな私。
ま、シンプルな煮物ってことで許してもらおう。

義父とだんなは葬式も終わって、今頃は宿に戻ってまったりしてるのかな?
温泉宿で年を越せるなんて、なんて羨ましいことか。
やっぱり、夕食には蕎麦が出るんだろうか?
何となく悔しい?ので、夕食は3人で外食することにした(お蕎麦は昨日、食べた)。
子供たちの希望はお寿司なので、回転寿司になりそうだ。


今年もあと7時間程でおしまい。
3月の地震から始まって、津波は庭先までくるわ、家は基礎がずれて傾くわで大騒動。
それだけならまだ救いはあったものの、原発の爆発による放射能飛散で、新潟まで避難する羽目にも陥った。
初めての体育館での避難生活は、子供たちにもいい経験になったかもしれない。
そして、たくさんの人に支えられての一ヶ月間の新潟での生活。

当時、物質的な面でのサポートをしてくれたhideさんやくまさん、その節は本当にありがとうございました
そして、ブログのコメントで励まして下さった、たくさんの方々にも感謝、感謝です
福島はまだこの先どうなるかは分かりません。
この地で暮らしていくことを不安に思い、精神的にしんどくなることも度々あります。
来年は原発がこれ以上、悪い状態にならないことを、切に祈るしかありません。
子供たちが健やかにこの地で成長していくというささやかな望み。
来年はそれが壊されることがありませんように。
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