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昨日は朝から雪がちらついて寒い日でした。休日なのでいつもと同じように島で過ごします。
寒いので外に出るのはやめようかと思っていたのですが、空が明るいので出かけることにしました。
県民の浜です。
冬の海岸。白い波が打ち寄せて、それはそれで真っ白で綺麗です。海は少し緑色、空は青く雲は白く。
澄んだ色がとても清々しいです。
よそから子供たちが来ていました。藻塩づくり体験をする子供たちです。
たまに子供会など小さな団体で藻塩づくりに来る子供たちがいるようです。
作り始めて少し時間がたつと、海の方へ遊びに来ていました。
このような海岸はいつも見るものでもなく、それはそれは夏とは違っていい体験だと思います。
四国が見えるよというだけで、驚く人もいます。
県民の浜あたりで、町内の住職さんでもあり考古学者だった松浦さんが海岸を歩いては小さな土器の破片をいっぱい集めて研究した結果、
このあたりで藻塩を作っていたというのがわかったのです。
そして深く掘り下げていくと遺跡を発見したのです。
それが今の海人の藻塩になっています。
土器で作るのを再現すると、それはそれはおいしい塩ができたと思えます。じゃがいもも一緒に焼いてつけて食べてみると、
塩はこんなにおいしいのかとわかるのです。
遺跡も見てきましたが、こちらは何度か来ています。無料で入れる施設なのですが、あまり知られていないかもしれません。
こちらを管理している人が丁寧に土器で塩を作っていたことを解説していました。
塩の濃度は３％。それを煮るだけでは大変。そこで玉藻に塩をつけては太陽で乾燥させて海水に着けることを繰り返すと
濃度が１０％ほど上がるのとミネラルが増える、その海水を煮たのが土器で作る藻塩です。
こちらが体験場です。
地域の人がせわをしてくれて、島の人とかかわるのもいいですね。
人間はこうして古い歴史の中で、塩をとても大切にしてきました。今の時代も本当に必要なものです。
海が見える海岸でこの体験はとてもいいと思うのです。食に関する話はいろいろですが、調味料にこだわってみるというのが一番いいと思います。
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呉市広にある腰痛、肩こり、生理痛、冷え性の整体院 身体均整 木村
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