ホエールウォッチング

昨年の今頃は高知にいました。
よさこい祭をみてくることとクジラを見てくること、
天気に恵まれどちらも楽しんできました。

昨日の午後、かなり強い雨が降りましたが、去年の
よさこいも昼に雨が降りました。

ホエールウォッチングですが、あるブログ日記で
クジラを見たとき涙が出てきたと書いていました。
これがどんな感じなのか是非体験したいと思うようになり、
一昨年は、四万十川経由で大方町からの出港を
計画したものの悪天候で中止。

そして、去年のリベンジは桂浜から２０分ほどの土佐宇佐
から出港しました。



漁船はかなり速いスピードで１時間以上沖に向かいます。
太平洋のクルージングは、くじがらみつからないにしても
納得の快適さでした。
船の先にたってみていると、トビウオが前を飛んでは
海に入っていく姿がみえます。



そして、目的地に着くとスピードを落としクジラを探します。

水面にクジラの背中が見えるたびに歓声があがります。
もぐっては違う場所に出てきます。
３６０度どの方向にあがるかわかりません。
一回の移動距離もかなりの距離です。



水面にたくさんの泡が上がってきます。
これは、深いところからクジラが出している泡です。
その泡で小さい魚が包囲され逃げられなくなったところを
一気に大きな口をあけて水面近くで捕らえます。



クジラを見ていると涙がでてきた。
この感覚、なんとなくわかります。
自然の豊かさを感じる一日でした。

和歌山でみた大きな水槽でジャンプするシャチも良かったのですが
子供は、この太平洋のクジラがまたみたいそうです。

これが地球に生きている感覚で、人間の日常はとても滑稽にみえます。

立秋

８月７日は立秋だそうです。
まだまだ猛暑が続いていますが暦の上では秋の気配。

暦というのはよくできているもので気候もぴたりと
あたっている感じがします。
この写真は２日前のものだと思いますが、台風の影響か
バイクで走っていても風は涼しく感じられる朝でした。



正岡子規は、「夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く」と表現したようです。
空に立てに広がる雲が夏雲、秋は横に長い水平線を引くような
雲になってきます。
幸せの雲と整体師。別に雲研究かではないのですが、
たまにはのんびり眺めて時間に追われない生活をするのが
理想ですね。



こうして盆を向かえ、夏が終わっても一年ずつ消化している
わけでもなく、終わりのない日が続いているだけのことなので
まだまだいっぱい快適な空間を見つけていきたいと思います。

もともと地球にはすべてそろっていたのであとはいかに
楽しむかだけだったような気がします。
テーマパークなど作らなくてもおもしろい場所はいっぱい
あるのに忘れてしまっているようです。

人間として成長して・・・なんて思いますか？
逆に人間は生まれた時は優秀なのに年とともに退化しているような
ことも考えてみませんか。
あんなに小さい子が授業を受けなくても話せるようになるんですよ。
その後は１０年やってももう一ヶ国語はなかなか難しい。

という意味で、子供が水遊びして楽しんだ感覚を
いくつになっても忘れないでいるということは
とておも大切で心を豊かにしてくれるような気がしますね。