月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

ある愛のキノコ

2013-12-23 01:10:54 | キノコ創作
『ある愛のキノコ』  作:鳥居コデルマ
悲しみの雨にぬれ 君ひとり
ふるえて彷徨う日も もう終わるはず
おいで 僕の傘の下へ
それが僕にできるすべてだから

つらさに耐え続けた今のきみに
もう必要はない 不安も孤独も
渡して 僕のひだに隠すよ
それが僕にできるすべてだから

全てを癒すには足りない
全てを埋めるには少なすぎる
でも 力になりたいんだ
さあ 食べて僕を

悲しみの雨にぬれ 君ひとり
ふるえて彷徨う日も もう終わるはず
君が望んだ その時に 

それが僕にできるすべてだから
僕のすべてだから







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8 コメント

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おはようございます。 (ヒロちゃんの自然写真)
2013-12-23 10:02:56
 キノコ栽培は今の時期暖房は自然光だけですか?

 摩周湖の里で年中お店で買えるキノコは、マイタケ、シイタケ、シメジ。

 今朝のお味噌汁にはシイタけが入ってましたが、毎日キノコをたべていますすよ。
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Unknown (まめすけ)
2013-12-23 21:33:53
素敵な詩ですねぇ。
ひだに隠してくれるとですか。
冷たい雨に濡れながら、
きのこを探し、
山をさ迷う自分に
思わず重ねてしまいました…
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献身… (メカ・ミムラ)
2013-12-23 22:37:35
途中まで、ステキ~ってうっとり読んでましたが、「食べて」のくだりで、「おい、ちょっと待て」w

種類によっては、えらいことになりますね(^_^;)
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Unknown (メカ・ミムラ)
2013-12-23 22:46:05
コメしてからもう一度読み返したら、彷徨う日々が終わるとか、どう考えても自殺できるレベルの劇毒きのこではΣ(゜д゜lll)
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Unknown (シオ)
2013-12-23 22:50:23
前作とはうってかわってしっとりとした作品ですね。最後のところは、冬になりきのこ狩りに行けなくなる、寂しい気持ちを表現したものでしょうか?ううーん深いですね!
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reメカ・ミムラさん (シオ)
2013-12-23 23:01:25
なるほど!!判った気がします。これは遭難者がドクツルタケ(などなど)を食べる詩とみました!いやあ難解な詩でしたね。
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Unknown (鳥居)
2013-12-23 23:47:26
ヒロちゃんの自然写真さん

自分とこは完全空調。建物は断熱材で覆われているので日光は採れないんです。でも、キノコ自体が木材を分解するときに熱を出すので、暖房は意外と少なくて済みます。

冬のキノコはやっぱりおいしいですよね(手前味噌ながら)
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Unknown (鳥居)
2013-12-23 23:54:39
メカ・ミムラさんすごい!ノーヒントでこの歌の真意を見抜くとは・・・キノコ画像をつけなければわからないだろうと思ってたんですけどねー。

自分も最初はアンパンマンや「月になったうさぎ」みたいなのをイメージして書いてたんですけど、いつのまにか・・・

完成してから「この歌、怖えー」って思いましたわ(^_^;)

まめすけさん、シオさんもコメントありがとうございます。ご期待に添えずスイマセン(笑)
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