真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

マララ・ユスフザイさん

2013年07月17日 | Weblog
マララ・ポイユスフザイさん16歳を知っている人はどれくらいいるだろうか?私は名前は知らなかったが、マララさんが自国パキスタンで武装勢力に頭を撃たれた事件は知っていた。

マララさんは、「女の子にも教育を」と訴え、イスラム過激派の逆鱗に触れて頭を撃たれたのだ。ところが、この事件がマララさんの志を挫くことはなかったのだ。

むしろ、彼女の中で「弱さ、恐怖、絶望が死に、強さ、力、勇気が生まれた」という。「本とペンを手に取ろう。それが最強の武器なのです」と国連の演説で訴え、マララさんを銃撃したテロリストも「彼らを憎んでいません」と言った。

世界では多くの女子が低年齢での結婚を強要されたり、無理に働かせられたり、人身売買されたりしているのが現状でもある。どんな時代でも一番大切なのは教育だと思う。

何度も言うようだが、戦争体験者の父は、存命中に繰り返し私に言った。モノ等戦争がひとたび起れば総て無くなる。でも教育は戦争が起きようが一生モノだと。だから生きて行く上で教育は重要なんだと。

私たちは望めば誰でも自由に勉強が出来る環境にある。それが当たり前の社会で生きているので、望んでも勉強出来ない辛さを時として忘れてしまう。

マララさんの訴えは、世界を動かすことになるだろうと思う。1日も早く、望めば誰でも、男女の差別無く、自由に勉強出来る環境が整うと良いと思う。

そのためには、先進諸国からの金銭的援助も必要だろうし、教師等の派遣によってソフト部分の支援も重要だ。何時の日か、マララさんが望む職業につき、マララさんらしく生きている様子が分かると嬉しい。その時が女性が本当に解放された時かもしれない。

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