真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

とても素敵な女性だった

2013年07月05日 | Weblog
木曜日に学生の1人から、カナダに留学中に友達になった韓国人が来日中で、家に宿泊しているので、授業に出ても良いかという連絡が入った。本学はグローバル・スタディーズ学部だし、ちょうどグロ-バル時代における企業の経営諸問題についての授業だったので歓迎した。

授業前に研究室に挨拶にいらしたのだが、とても素敵な女性だった。来年3月から小学校の教員になる前の間、日本で生活しながら日本語の勉強等をしている方だった。韓国語、英語そして日本語が流暢だった。教育大学出身の彼女に、なぜ小学校に教員になろうと思ったのかと伺うと、利益を追求する企業で働きたくはなかったそうだ。

こういう方と学生が接するのはとても良いことで、ある特定のトピックについて日韓の違いを比較しながら、活発に議論をした。急遽、授業内容を少し変更し、両国が抱えている問題をビジネスと生活の両面から考えてみた。

一番の違いは、韓国ではまずは初対面の場合、年齢を聞かないと何事も始まらないということだった。それには学生は皆驚いた。本学の学生とはカナダで知り合ったから友達になったのだと、韓国では多分友達にはならないだろうと言った。このことは日本人にとっては理解不能なことかも知れない。

特に韓国における大学進学についてと、就職時における英語の必要性についても議論した。ANAから内定を貰っている学生が、繰り返し言われたことは「英語』が総てではないということだったらしい。

さらにサービスについても皆で考えた。サービスって何だろう?日本人が提供するサービスの質は高いのはなぜだろうと理論的に考えてみた。彼女が日本人は皆優しくて親切だと言った。世界の人々と比較するとそう言えるかも知れない。「おもてなしの心」っていうのがあるものね。

明日から、恒例の3泊4日の韓国共生園を訪問する度に出かける。月曜には帰ってくるが、1年は早いと感じる。

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