成長した子どもたち

金曜から韓国木浦を訪問して来た。今回の目的は、高校２年生の二人の進路先を決めることで、今、彼女たちは朝８時頃から夜９時頃迄高校で勉強中だ。つまり昼も夜も高校で皆と一緒に食事をしているのだ。

さらに、１人は幼稚園の先生になるので、ピアノと英語も習っている。さらに７日の日曜日は韓国で日本語の検定試験があったので二人は受験するため、カンジュという街までバスで受験しに行っている。実に忙しいのだ。

今回は、７月１日がお誕生日の長女ヘジョンのお祝いをするためもあったのだが、これはもう10年続いている．初めてあった彼女は大学生なのに、小学生の様に小さくて細く、消え入りそうな子だった。

それが今は大学病院で看護士として働き、ついに婚約者も出来た。土曜日にお会いしたのだが、孤児であるヘジョンに婚約者が出来るとは思ってもいなかったのでとても嬉しかった。韓国では孤児との結婚を相手のご両親がとても嫌がるからだ。

相手の方は田舎の出身で、年老いて出来た末っ子の子どもで、病弱だったそうだ。だからか韓国男子としてはひ弱だなと感じたが、とても優しそうではあった。へジョンとの結婚を許してもらえて本当に良かったと思う。０歳の時に捨てられて、施設んで大きくなり、苦労した人生だったと思うので、幸せになって欲しいと心から願う。

１年間私が一人暮らしをしていると知って、ヘジョンが何時でも韓国に来て一緒に暮らそうと言ってくれた。ヘジョンは１人で暮す寂しさをしっているからだろう。とうとう、ヘジョンが私を心配するようになったのだなと感動した。

ヘジョンは相変わらず痩せていたのだが、明るくなり、婚約者と一緒にいるときは、とても幸せそうに見えた。写真を撮ろうと思ったのだが、メモリーカードを忘れたので、携帯で撮った。

来年は結婚式で、新婚旅行は日本に来ると言っていたけど、本当にそうなると良いなと思う。