学校や会社で1日を過ごす中で、一息つけるのがお昼休憩だ。20歳~60歳以上の男女2416人を対象に行った「お昼ご飯についての意識」に関するアンケート結果だ。
最も多かったのは「お弁当など作ったもの(作ってもらった)もの」を食べる。この傾向は年代性別に問わず強く、いずれも35%前後の支持を得る回答となっていた。ついで、「スーパーで購入したもの」で20.1%。その他には、在宅ワークのため自炊をするという声も多く挙がり、「食べない」を選んだ人が13.6%。
私は健康のために、約束がなければお弁当を持って行く。一番の理由は外食を続けると体重コントロールが難しいからだ。一人でランチを食べることも多く、気楽でいい。
お昼ご飯を選ぶときに重視するポイントは、「価格(お財布事情)」の47.8%。次に、「手間を減らすため」が36.1%、「時間を節約するため」が23.1%で、できるだけ時間をかけずに食事をしたいと考える傾向が強い。
お昼を食べる状況については、63.9%の人が「1人で食べる」と答えた。この傾向は性別・年代問わず最も多い結果だった。 在宅ワークなどの影響から1人で食べることはもちろん、手間や時間、昼食代の節約という面からも気が楽だということかもしれない。
また、大学生や社会人になると一斉に昼食をとるという状況にはなりづらいため、人と合わせるよりも自分のタイミングで昼食をとる人が多いとも考えられる。
これまで「ぼっち飯」と聞くと、孤立しているマイナスな印象が強かったが、むしろ今は効率的で気も楽だと考える人が増えている。
友人や同僚と食べる楽しさもあるが、外食や買ってばかりだと経済的に負担だ。タイミングがあったら一緒にランチするような、その時の状況に合わせたお昼の選び方がしやすくなっている。
大学のカフェテリアで一人で食べる所を見られるのが嫌で、トイレ弁をする人がいたのだが、大学でおひとり様席を作っているところも多い。