真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

なんとも軽い言葉

2010年10月31日 | Weblog
私たち人間は言葉を持つ動物で、その言葉は時には刃にもなるし、密の味にもなるのだが、いずれにしろ、人間社会は各自の発する言葉を信じて成り立っていることには間違いない。

先日の新聞に「辞めるのや~~めた 軽すぎる、という白抜きのタイトルを見つけた。鳩山前首相が「政界引退」宣言を撤回したという記事だった。今年の6月に首相辞任をした際には、次に衆議院選挙には立候補しないと明言したのに、半年も経たないうち前言を翻したのだ。

それを聞いた弟鳩山邦夫は、「固まっていないものをしゃべるのがあの人の癖ですから」と言っているのだが、弟にあの人呼ばわりされている兄貴も大した事無いな~と思う。

前首相は首相時代に何度も発言のブレを指摘されて、それが命取りになり退陣に至った経緯がある訳だが、「またですか?」と多くの国民は呆れているだろうと思う。そう言えば、民主党代表選の時も、始めは管首相支援を示していたのに、突然小沢さん指示に回ったこともあったっけ。

もう誰も彼に期待もしていないと思うのに、「国難という時に自分だけ首相が終わったら『はい、さよなら』では失礼ではないかという思いが募っている」と本人は発言しているのだが、1日も早く辞めるのことが国民に失礼にならないことだと思う。

「男に二言は無い」どころか、一体この人は何枚舌を持っているんだろう?次回の選挙に出馬して落選したらそれこそ笑い者じゃ済まなくなる。




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TFT

2010年10月30日 | Weblog
TFTとは「Table For Two」の略語だ。「2人の食卓」という意味なのだが、肥満に悩む先進諸国と飢えに悩む途上国の食生活を同時に改善しようとする運動なのだ。

TFT運動は、現在330社の企業や団体が参加しており、伊藤忠商事はその第一号企業だそうで、毎週金曜日に提供される。社食では、550円のランチを出し、食べごたえは十分でカロリーは控えめだそうだ。550円のうちの20円に会社も20円を足して40円をアフリカの学校の給食費として寄附している。毎週180食が出て、寄付金も累計で200万円だというから、地道な運動ではあるけれど着実に実を結んでいる運動だなと思う。

先進諸国の人たちは飽食に悩み、ダイエットビジネスが盛んである一方で、先進諸国の中にも貧困が原因で肥満になり、それが元で健康を概している人たちがいることを忘れてはならない。食べられるだけ良いじゃないかと言う人もいるけど、事態は深刻で、貧困のために食品が買えず、バケツのようなコーラを飲み大量のチップスを食べて空腹を満たしている人たちがいるのだ。

先進諸国内での貧困と途上国との貧困とを一緒くたに論じることは出来ないけど、貧困が肥満にも繋がっていることも忘れてはならない。

タニタの食堂で出されるメニューが栄養価も高く、ダイエットにとても良いと評判で、料理本が200万冊売れたと聞いた。私も買った1人であるが、出来ればタニタがこのメニューを提供するレストランを経営するか冷凍食品として発売してくれないかなとせつに思うのだ。そうなったら絶対に買いたい。



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何度観ても

2010年10月29日 | Weblog
何度観ても抽選とは過酷だなと思う。昨日野球のドラフト会議があった。今年の目玉は言うまでもなく団子3兄弟ならぬ、早稲田の3投手だった。ハンカチ王子も4年生になり、大人びた顔をしてきたなと思っていたところだ。

ドラフト会議で球団が第一位指名選手の交渉権を勝ち取るためには、複数球団の場合は抽選になる。昨年も今年も1位指名交渉権を獲得したゴールデンハンドの西武球団の監督とは裏腹に、何度も抽選で負けてしまった球団代表もいた。

球団のドラフト会議への戦略も様々だろうけど、何より選手の運命が抽選で決まってしまうと言うのは、何度観てもなんとも過酷だなと思う。意中の球団から指名されても球団が指名権を獲得しなければそこには行けないからだ。

子どもの頃からあこがれの球団があって、プロとしてやって行きたい思いで頑張ってきたのだろうと思う。こういう思いで野球をしてきた選手は国内には山ほどいるわけで、その中でドラフト会議で指名されるほどの選手は、ほんの一握りだ。

プロに行けるだけでも良いと言う人もいるし、プロに行けたから成功するという保証も無いという人もいる。確かにそうだが、自分の運命が抽選で決まるのは過酷だなと思うのだ。でもこれがもっとも公平な選手配分の仕方だというから、きっとこれが今の段階では一番良い方法なんだろうと思う。

いずれにしろ、指名球団に入ってからがプロとして本番なので、今後を見守りたいと思う。







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様々なオーダーメード

2010年10月28日 | Weblog
世界に1つだけのモノを持つことへの拘りがあるのか、今は様々なオーダーメードがある。オーダーメードと言っても1から総て全くをオーダーで作るのではなく、様々な部品やパーツを組みあわせて、世界に1つの自分のモノを作るのだ。

昔から割合あるものでは、Yシャツなんかはその典型で、生地とスタイル、ボタンなどを選んで自分の好きなシャツを作る。ビジネススーツもそうだが、最近は女性用のビジネススーツのオーダが多くなっているのは嬉しい限りだ。ちなみに男性用のスーツ生地で女性用のスーツを作ると丈夫なのだ。

ところが最近の身近なものとしては、男性用のボクサーパンツだ。形は決まっているがウエストゴムと生地とポケット(下着なのにポケットが着く)を選んで世界で1つのパンツを作るのだが、価格は2100円で、彼女から彼氏にプレゼントするのが流行っているのだそうだ。ところで男性用下着って普通はいくらするんだろう?

さらにスニーカーのオーダーメードや自転車もある。スニーカーは出来上がる迄に割合と時間がかかるのだが、自転車は総て手で組み合わせていくため、そんなに時間がかからない。ピンクのタイヤに紫のサドルなんか、良いかなと思うんだけど、ちょっとそこらに置いただけで無くなっちゃう気もする。

要は不況の中、少しだけ拘って、自己満足し、プチ贅沢ってとこかなとも思う。


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シン・タックス

2010年10月27日 | Weblog
10月1日にタバコ税が上がったのだが、今回の上昇率はいつもよりは大幅だった。1箱300円だったものが400円以上になったらしい。なったらしいというのは、私は喫煙しないのでタバコがいくらするのか知らなかったからだ。

先月末はタバコの値上がりに対応するため、駆け込みで買いだめする喫煙者が多数いたのを、TVニュースで観た。これを機会に禁煙しようと禁煙クリニックに通う人たちも大幅に増えたとも聞いた。

喫煙の害は言われて久しいが、若年層、それも女性の喫煙が増えている。女子学生で喫煙するものも多いのだ。タバコに掛る税金をシン・タックスと呼び、同様にガソリン税もこのように呼ぶらしい。

タバコがなぜシン、つまり罪かと言うと、喫煙は他人にも社会に対しても被害を与えているからだそうだ。喫煙者よりも副溜飲で肺がんにかかる人が多いからなのだそうだ。

今回の値上げでも諸外国と比較すると日本のタバコ料金なまだまだ安く、ちなみにアメリカでは980円、イギリスで902円、フランスで669円、ドイツで616円だそうだ。日本は諸外国のまだ半額から3分の2くらいのなのだ。

もっと税金を高くしても良いのではないかと言う意見もあり、私も賛成だ。身体にも社会にも影響を与えると分かっているのだから。特に妊娠中の女性への影響を考えると分煙は当たり前の事で、喫煙者も配慮すべきことなのだと思う。


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