真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

修理に10週間ですって!

2013年07月10日 | Weblog
エルメスの財布を5年前に買った。清水の舞台から飛び降りるつもりで、一生ものと思って20万円はたいて買った財布だ。エルメスにとっては、こんな金額はどうってことない金額なんだろうと思うけど、しがない給与取りにとっては大金だ。

その財布がどうしたことか留め金ノブ分が取れてしまった。こんなことが起きるのと思ったけど、直さないと使えないので新宿伊勢丹のエルメスに財布を持っていったのが1ヶ月迄だった。

見積もりに一ヶ月かかり、その見積もり金額に私は驚愕した。留め金をその修理にあったての縫い目に2万3千円、また財布の革ベルト(といっても本の数センチのもの)の糸修理が1万円、さらに小銭入れのチャックの部分につく小さな皮が5000円だと言った。

私は電話口で大笑いしてしまった。だって、バカバカしいくらい高額だし、それを当たり前の如くいうからだ。1つ1つ理由を聞くとお客様に快適にご使用して頂くためにと言うのだが、小銭入れのチャックの皮など買ってすぐにとれてしまったので、そんなことはとうの昔に忘れていた。

なぜ、修理が高いのかと聞くと、職人さんが手直しで一目一目狂い無く縫い上げるからだというのだ。そういうことなのかと納得したが、次いで、店員は職人が夏休みが入るので「お修理に10 週間ほど頂きます」と言うではないか。

そうか、エルメスはフランスの会社でしたね。夏休み、いやバカンスとやらをしっかりとるお国柄だったっけと思い出し、ところでフランスに財布を送るのかと聞くと、いえ日本で修理しますという返事だった。

小さな皮など要らないと言い、結局33000円支払うことになるのね?と言うと、いえ、それに消費税がかかりますと念押しされた。こんな金額を修理費として支払うなら、そこそこの新しい財布が買えるではないかと思ったが、それを言ったら品が無いと思って止めた。

それにしてもです。エルメスは高すぎる。ヴィトンの修理費はこんなに高くなかったし、大体もっと丈夫です。

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