真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

コンパニオンというお仕事がまだ有った

2013年07月01日 | Weblog
コンパニオンと聞いて若い人はこういう仕事があるのを知っているのだろうか?バブル期の頃、ホテルのイベント等があると、イベントコンパニオンが沢山ホテルに出入りしていたのを覚えているのだが、久しぶりにイベントコンパニオンのお世話になった。

イベントコンパニオンとは、各種イベント、展示会などで展示品の説明や司会、来賓の接遇などを行う女性のことなのだが、ホテルの宴会やパーティー等では、主に出席者の方々にお料理や飲み物などをサービスする仕事だ。

講演会が終わり、さてこれからお食事という段になって驚いた。あっという間に白いブラウス、赤いロングスカート、長い髪をアップにした、お綺麗なお姉さんがたが会場に勢揃いしたのだ。もうとうに70歳超え、80歳を超えた男性の先生がたばかりの集まりだったし、男女比は、8対2くらいで男性ばかりが目立った会だった。

一体何が始まるのだろうと一瞬と戸惑った。まるで経団連主催の会の様だな~と思ったが、あ~この会は老人男性が多いから、立食にもせず、10人のテーブルに綺麗なお嬢様が2人つくシステムになっているのだと合点がいった。

席を離れずに、コンパニオンが食事を運んでくるのを待って召し上がって下さいとのことだった。広い会場にどんなお料理があるのかも分からず、じっと座っているとお皿が運ばれて来た。

お隣の女性の先生は、自ら席を立ち自分の食べたいものを取りに行って食べていた。その素早い行動に感心ていると、コンパニオンの方にお寿司を下さいと注文した。すると、コンパニオンの方が、「お客様はすでにお寿司を1度召し上がっております」と断った。つまり、総ての料理は人数分しか無いのだと言った。

さらに、「もしも余りましたら、お持ち致します」とフォロウしていたのは流石だなと思って観ていた。お食事はさすが帝国ホテル。美味しかっのだが、バブルが終わったらイベントコンパニオンというお仕事は無くなっているのかと思っていたが、まだ有ったんです。

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