真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

5年ぶりにお会いした人

2024年07月10日 | Weblog
昨日は、テキサスに住んでいる昭子が日本に飛んでくる日で、昭子が日本に来る時は、いつも夕食を共にすることなっている。コロナ渦の時の2年間くらいは会えなかったけど、今では大体一ヶ月に2回は会う。

昨日は、昭子の大学時代の友人で、水戸にお住まいのクミさんともお会いした。クミさんは、5年前にステージ四の末期がんで入院しており、命が危ないという時、当時成田に飛んで来ていた昭子を、私が成田から水戸の病院まで連れて行ったことがあった。

その後奇跡的に回復し、クミさんが私に会いたいというので、お会いすることになったのだ。今では完全に元気になり、仕事もやりながら人生を楽しんでいるご様子だった。

実は、5年前に病院に行った時、くみさんは苦痛の中にいて、私は一言ご挨拶だけをして、控え室で昭子を待っていたので、顔を見ていない。

だから、昨日お会いするまで、クミさんがどのような方で、どのようなお顔をしているのかは分からなかった。でも、本当にお元気になって、初めてお顔を真正面から見たのだ。

とても優秀な方で、大学を卒業後、イギリスの大学院で修士号をとり、博士号の途中で、癌を発症し博士号は断念したと昨日言っていた。クミさんは5年前に私が昭子を水戸の病院まで連れて行ったことを心から感謝しているので、会いたかったのだと言っていた。

昨日会った3人は、それぞれが一度は死の直前を経験した3人だった。クミさんは、人間はいつ死ぬか分からないので、会いたい人に会い、食べたいものを食べ、行きたい所に行くのだと言っていた。

私は、人間はこんな簡単に死ぬのだと分かった時から、明日のことはわからないから、今日のことは今日中に片付ける、問題を持ち越さないで潔く生きるをモットーとしていると証した。

3時間くらいお話ししてお別れしたけど、また会いたいと言っていた。清々しい、良いお顔をしていました。




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