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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

人生は七掛け…

2010年11月21日 | 日記
  
 11月も半ばを過ぎて、喪中ハガキが舞い込む頃となった。
暫らく無沙汰をしていた知人が他界したとの、突然の知らせに
言葉も無い。仕事上でお世話になった年長の方は勿論のこと、
自分と同年齢の方であれば一層のこと、その思いは深い。
人生これからは自分のためにと話していたのに、病魔に倒れ
闘病の甲斐なくと聞くと、友の無念が思い遣られる。
        
 長い間、公務員を勤め退職後は高齢者福祉に関わりたい、
小さな施設を作りたいと張り切っていた友人も、思い半ばで
帰らぬ人となった。
いろいろ知恵を貸して欲しいと、相談を受けていたのに…。
 彼がよく言っていた言葉『人生は七掛け』を、思い出す。
現代は高齢化社会、40・50は洟垂れ小僧、実際年齢×0,7が
ちょうど良いという『人生七掛け論』。
老成していた昔の賢人に比べ、現代人は過保護 からか
確かに幼稚化が著しいかも…。
比較するのも憚られるが、織田信長・西郷隆盛・福沢諭吉・
坂本龍馬なども、活躍した時代は随分と若かったのだ。
 人生七掛け…、あらぁ私もまだまだ大丈夫
元気を出して夢を叶えよう、叶わなかった友の分までも…。
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葉 祥明 の ことば

2010年11月20日 | 日記
   
      
                                         
     どんな人でも 誰かの役に立つことが出来ます
     その人のやれることで あるいは 
      その人が 存在しているというだけで
        だからこの世には 不必要な人は 
         一人もいないのです
          勿論 あなたもそうです

       

     恐れてはいけません 恐れる必要はありません
      勇気を出して やりたいことを やれば良いのです
       そのために あなたは この地球にやって来たのです
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吉井勇が詠んだ札幌

2010年11月19日 | 日記
             
 札幌大通り公園4丁目に建つ、吉井勇の歌碑。
『家ごとに リラの花咲き 札幌の 人は楽しく 生きてあるらし』
        
 此の歌を詠んだ吉井勇が札幌を訪れたのは、リラの花咲く初夏。  
優しく甘い芳香が、街中を包む季節だったのだろう。
花を愛でる人々の穏やかさ温かさを詠った此の歌は、札幌市民の誇り。
  
 既に晩秋の色濃い公園には人影も少ない。多くの樹木は葉を落とし
来年の春に備えているのだろう。季節は秋から冬、そして春へと巡る。
四季折々の美しさを魅せる自然に感謝し、この豊穣の大地を次世代へ
繫いでゆきたいと願う。今日は74歳で他界した、歌人・吉井勇の忌日。
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ホームヘルパー講習会にて

2010年11月18日 | 日記
   
 在宅で暮らす高齢者や障害者の、日常生活を支えるホームヘルパーの仕事。
4人に1人が65歳以上の高齢者といわれる事態が、間もなく現実のものとなる。
何時までも元気で、自分のことは自分でしたい…、皆そう願っているのだが。
多少の不便はあっても住み慣れた家で住み続けたい…、これも当然の願いだが。
あまり家族の負担にならず、自分らしい暮らしを継続するには…。
そういう時の在宅介護の担い手がホームヘルパーです。ヘルパー資格取得には、
家事一般の生活支援は勿論だが、医療・看護・介護の知識、社会福祉制度などの
幅広い学習が必要とされている。例えヘルパーの仕事に就かずとも、知っておいて
損は無い。受講者の中には、カルチャースクール…の積りで、参加する人も多い。
       
 そのヘルパー講習会で私が担当する科目は介護全般だが、特に『事例検討』は
得意分野。様々な事例を通して、介護を必要とする高齢者や障害者の実態を知り
適切な対応方法や問題の解決法を学ぶが、テキストに載っている介護事例の他に、
自分の体験談など交えながら、楽しく分かりやすく授業を進める。    
 高齢者世帯の老々介護、同居家族による虐待、認知症の高齢者、高齢者の性、
自立を目指す重度の身体障害者、心身の障害を持つ児童の介護などなど。
老人福祉施設・障害者施設・ケアハウス等の、実践から学んだ事例を話していると
今は亡き、あの人・この人が脳裏に甦る。
大変なことも多かったが、今となっては充実していたあの介護の日々が懐かしい。
この想いを伝えたくて、ヘルパー介護講習会に関わっているのかも知れない。
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チェコを民主化させたビロード革命

2010年11月17日 | 日記
    
 2年前の冬、中欧3カ国を旅したことがある。
ハンガリーからオーストリアへ廻り、最終地のチェコへ。
前の2カ国に比べて、チェコは何処か暗かった印象が強い。
中世の黒っぽい石造建物が、曇天の空に似合っていたし、
プラハは北緯50℃だから、結構な寒さでもあった。
 聖ヴィート大聖堂やプラハ城、カレル橋などの素晴らしい
世界遺産を観光したが、一方で私の目を惹いたのは街行く
人々の、うつむいた暗い表情だった。
 当時、財政危機が騒がれていたハンガリーに比較しても、
チェコの人々はひどく陰鬱で、悲し気に見えた。
何故… 『プラハの春』や『ビロード革命』の先入観のせい
        
 1968年の改革運動が、ソ連軍の介入で潰された『プラハの春』から
21年後の1989年、当時の共産党支配に反対、民主化を要求して学生
知識人が立ち上がった『ビロード革命』。
その舞台になったのが、ヴァーツラフ広場だった。広場というより幅広い
大通りで、多くの人が寒そうに肩をすくめて歩いていた。
    
 チェコは、ドヴォルザークやスメタナが活躍した音楽の国。
ソ連支配当時に禁止されたチェコ音楽を再興させようと、建設した国民劇場。
『チェコ語によるチェコ人のための劇場』チェコ人の誇りを掛けて建造された。
    
 カレル橋は一年中、観光客や地元の人々で賑わうプラハ旧市街の名所。
欄干には、チェコの発展に尽くした数多くの聖人たちの銅像が立っていた。
フランシスコ・ザビエル像もあったが、真っ黒で表情などはよく見えなかった。
           
 カレル橋では、土産品売りや似顔絵描き、ストリートミュージシャンなどが
寒そうな顔で営業中。時折り小雪が舞い落ちて、一段と寒さが募った。
彼らは今日も冴えない顔で、観光客相手の生業に精を出しているのだろうか。
 今日11月17日は、無血でチェコを民主化させた『ビロード革命』が始まった日。
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フォルラン 復活!

2010年11月16日 | 日記
     
   15日のスポーツニュースは、賑やかでしたねぇ。
  相撲では白鵬が稀勢の里に敗れ、63連勝でストップ。
  広州アジア大会では、柔道や競泳でメダルラッシュ。
  フィギュアGSでは、16歳の村上佳菜子が初優勝した。
  ドラフト指名された神宮の星たちも、続々と契約交渉。
  夜遅くまでTVスポーツニュースに、かぶりつきました。
        
  でもkimitsukuの一押しは、2ヵ月振りのフォルラン・ゴ~ル
  それも纏めて2得点 。このところ不振で先発から外れたり、
  途中交代したりで、スペインリーグを見る楽しみが減っていた。
  幾らロナウドやメッシが活躍しても、フォルランが不調じゃぁ…   
    
   13日に行なわれたオサスナ戦では、見違えるような動きを見せ
  前半26分と後半25分に。相手キーパーが弾いたボールを
  押し込んだフォルランに、チームメイトが駆け寄り手荒い祝福。
  試合は3:0で圧勝。
  スポーツ選手に好不調は付き物だけれど、この2ヵ月は長かった。
  チーム(アトレチコ・マドリード)も低迷し、得点争いもする一方。
  じっと我慢の日々は、ホント長かったぁ…。
   待てば海路の日和かな…が、スペインサッカーに通じるか否か
  不明だが、まぁkimitsuku的には、そういった心境。
  さぁ長いバカンスを終えたフォルランが、ヘアバンドで押さえた金髪を
  振り乱して、緑のピッチを駆け回る姿が楽しみで~す
  
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葉 祥明   Life is

2010年11月15日 | 日記
     

      あなたの汗を 涙を 言葉を 私は知らない
         今 そばに居ることが 私に出来ること

     

        苦しみの中にも 喜びがあり
         幸せの何処かにも 悲しみはあります
        それらを全て あるがままに味わいなさい
         それが『人生』です
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一仕事を終え 打ち上げ会…

2010年11月14日 | 日記
            
 今年度最後の介護講習会が終了。高齢者や障害者の介護業務に就いているが
まだ介護福祉士の資格を持っていない人たちが学ぶ講習会で、受講者は21歳から
60歳までの20名。4日間32時間の講義と演習を終え、全員が修了書を手に笑顔で
故郷へ戻っていった。その達成感あふれる表情に、私たち指導者も共に喜びつつ
まだ筆記試験が残っているのよ、気を緩めず頑張って…と励まして送り出した。
介護を担う後輩たちが、希望を持って働ける職種・職場であって欲しいと心から願う。
     
 ところで何故『風と共に去りぬ』… 介護講習会と如何なる関係があるかって…
教壇に立ち講義をしていて気が付いた。最前列の男性受講者が着ているTシャツに
プリントされているのは、『GoneWithTheWind』の文字と、C・ゲーブル&V・リー。
忽ち目が点になってしまい講義も上の空 、全くもう困ったkimitsuku先生です。
それでも流石に年の功、平静を装い何とか1時間の講義を終えた休憩時間。
改めて胸のプリントをじっくり読ませて貰うと、Rhett Butlerと書いてある。
C・ゲーブル扮したバトラーのスペルを初めて知った。Tシャツの主は感激しきりの私を
見て怪訝な表情「へぇ、そうなんですかぁ」。何故このシャツをと尋ねたら、「何となく…
安かったし…」、あっけない返事にガックリ 本当にもう今どきの若いモンはぁ。
あぁ、我が青春のレット・バトラー 、そしてキングと呼ばれたクラーク・ゲーブル
          
 何はともあれ、一仕事を終えた講師5名、学校近くの中華料理店で打ち上げ会です。
それぞれが好きなメニューを注文し皆で突つき合います。スープから中華デザートまで
バラエティ豊かな食卓になりました。私の注文は、海老チリ&干豆腐サラダ&地三鮮。
            
他には牛肉の唐辛子炒め、鶏とカシューナッツの炒めもの、五目炒飯、杏仁豆腐etc。
中国人調理師が作る本格的な中華料理は、あっさり味でボリュームもあり満足満足。
ジャスミン茶お代わり自由ってのも嬉しいサービス。ポット3杯分も飲んでしまった。 
            
 中国一般家庭の料理といわれる地三鮮。じゃがいも・ピーマン・茄子の野菜炒めは、
何の変哲もない素朴で懐かしい中華版オフクロの味。豪華な満漢全席…頂いたことは
無いけれど…それも良いけれど矢張り私は地三鮮、これが無くちゃ物足りないわぁ。 
また来年も頑張って働き、皆で美味しいものを頂きましょうネと約束し散会となりました。
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今を生きる…ある高齢者の詩…

2010年11月13日 | 日記
        
   此処には 私の時間が流れています
   私が私で居ることが許される世界で 
   私の生を生きています
                
             花の色が見えます 香りを感じます
             季節の気配を その移り変わりを 心に感じます
             季節が私を 包んでくれる時間
                           
   私は 今 何処にいるのでしょうか
   私は 何処へ 行こうとしているのでしょうか
   そのもどかしさを感じることが
   また もどかしいのです
                
             たぎる感情に戸惑っているのは わたし自身なのです
             何故こんなに苛付くのか 理由も分からず
             それが心を さいなむのです   
                            
 認知症を病む高齢者の詩です。自分自身に起きていることへの戸惑い、不安、悲嘆、
絶望などを率直に詠っています。その心に沿い、不安を受け止め、一緒に今を生きる
それ以外、私たちに何が出来るでしょう。
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早くも冬枯れ…

2010年11月12日 | 日記
       
 今年も我が家のヒメリンゴの木に、ヒヨドリが寄って来る季節。
しかし餌になる実が殆ど見当たらない。夏の天候異変の影響か
白い花が咲かなかったし、当然に赤い実も付いていない。
期待外れのヒヨドリに申し訳ない気がして、ゴメンネと謝っている。
多分どこの庭に行っても、秋の実りは少ないのだろう。
裸木に群がる鳥たちを見て突然に思い浮かんだ、サトウハチローの詩。
  
   もずが枯れ木で鳴いている オイラは藁を叩いてる
     綿挽き車はおばあさん ゴットン水車も回ってる

   みんな去年と同じだよ けれども足んねぇものがある
     アンサの薪わる音が無ぇ バッサリ薪わる音が無ぇ

   アンサは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ
     もずよ寒いと鳴くがええ アンサはもっと寒いだろ
  
1925年、少年誌に掲載された詩に茨城県の中学教師が曲を付け生徒に教えた。
当時は中国侵略戦争が本格化、好戦的な軍歌が流行しており、戦地の兄を思う
弟の心情を歌った此の曲が広く知られたのは、終戦後の『歌声喫茶』だったそう。
 いつの間にかヒヨドリたちは、何処かへ飛び去ってしまった。
後には葉っぱ一枚も無いヒメリンゴが、立ち枯れた木のように枝先を震わせていた。
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