kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

マロニエの花が咲いて…

2014年05月30日 | 日記
                    
 札幌に初夏の訪れを告げるマロニエの花が咲きました今年は例年に比べて開花が早いらしく
もう満開状態で、カメラを構える人々で賑っていました。樹高はどのくらい…おそらく10mは越える
大きなマロニエが数十本も並び、涼しげな緑陰を作っていました。マロニエは和名でトチノキといい
花は養蜂の蜜源として、種子は食用として古くから馴染み深い樹木だったようです。
                  
 札幌の中心地・大通り公園には白いセイヨウトチノキが、此処の通りには紅いベニバナトチノキが
多く見られます。大きな葉の間から伸びる花は円錐形で、花言葉の通り、『豪奢』で『贅沢』な印象を
与える艶やかな初夏の花です。
                  
 その道すがらに見掛けた黄色い花は、確か…ゴールデンチェーンでしょうか
いつか花木に詳しい友人から、和名をキバナフジと言い花言葉は『儚い美しさ』と聞いたような…。
 それにしても花言葉って、いったい誰が考えついたのでしょう。遠いギリシャ神話に由来するもの、
乙女チックな愛の告白あり、時には花が知ったら感情を害するような悪態あり…。
『チューリップ=博愛』、『バラ=純潔』、『ひまわり=崇拝』なら分かるけれど、『水仙=うぬぼれ』、
『ラベンダー=疑惑』、『マリーゴールド=嫉妬』、『ダリア=裏切り』って、どういうことよ。
 百花繚乱の花々を眺めながら、興味つきない花言葉いろいろでした。
 

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美味しい ひととき

2014年05月29日 | 日記
                   
 久し振りに元同僚5人が集まり、近くのイタリアレストランでランチ会です。
都合が付かず欠席した2人は残念でしたが、集まった5人で近況報告や思い出話に盛り上がりました。
ご多分に漏れず「あれ・それ」が多発するも、そこはそれ一緒に時を過ごした仲間ですから、「それって
確か〇〇さんだったでしょ…」などと記憶力抜群の人もいて、次々と話が弾みました。
介護施設での仕事を通して多くの高齢者と接し多くのことを学ばせて貰ったと、みな口々に感謝の言葉。
 さて今日のランチメニューは、赤ワイン&ミネストローネからスタートしました。
芳醇なイタリアワインと冷たいトマト風味のスープが相性バッチリ 爽やかなミントが初夏の美味をUP。
                 
 前菜はアイナメのクリームソース&生ハム&香味野菜の盛り合わせ 退職してから10年以上も
過ぎたのに、まるで昨日のように思い出す「あのこと・このこと」。徘徊して行方不明になったWさん、
戦争中の苦労話を淡々と語っていたKさん、身辺整理をして自ら命を絶ったOさん、家族から借金を
相談されて悩んだSさん、夜中に急変してアッと言う間に亡くなったHさん…etc。
 懐かしい人々の顔を思い浮かべながら、美味しく頂いたイタリアン“一の皿”でした。
                 
 “二の皿”はパスタ料理。海老とムール貝のクリームパスタは、ボリューム満点の新メニュー。
昔の職場仲間7人は今も何らかの仕事を続けており、合間に趣味を楽しんだり孫守りを頼まれたり、
なかなか多忙な毎日のようです。最近ちょっと体調を壊した人もいて、老いを感じちゃうわぁ…など
共通の話題に深く頷き合った同輩たちでした。 
                 
 最後の“三の皿”ドルチェは、焼きプリン&ジェラート 添えられた青梅のシロップ漬けもGOOD。
仲間の多くが長年の介護業務で腰や膝を悪くしているが、それでも明るく元気に頑張っています。
それぞれ、あの人のようになりたい理想の婆ちゃん像があり、要約すると、≪それなりに健康で・
周りの人と仲良く・いつも身ぎれいに・感謝を忘れず・笑顔美人で・楽しく暮らしたい≫…でした。
そうよねぇ、そんなふうに年齢を重ねられたら良いねぇ。さぁ、どうしたらそうなれるかなぁ 
 また会いましょうね、次回は7人全員が揃ってね。今度は何処で何食べよう  


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我が家の辞書をチェック

2014年05月27日 | 日記
                  
 『舟を編む』を観て気が付いた、そういえば暫く辞書を手にしていない…
不明なことがあれば必ず手元の辞書で調べたものなのに…改めて我が家の辞書をチェック。
 岩波出版「広辞苑」、三省堂「国語辞典」、集英社「漢字早引き字典」、集英社「ことわざ辞典」、
緒方出版「漢字便利辞典」、三省堂「英和辞典」、有紀書房「カタカナ語辞典」、誠信書房「社会
福祉辞典」、そのほか病気や薬や介護に関するモノが何冊か。
 子供の頃から本や活字が大好きで、大きくなったら本屋のお嫁さんになりたい…が夢だった。
一日中、本に囲まれて好きなだけ本が読めて…。故郷の小さな町にM書店があり、少し年上の
男の子が居て、その子のお嫁さんになれたら良いなぁ…なぁんて
しかし思い通りにコトは進まず少女の夢は叶わなかった。その後ある町で図書館に勤める機会が
あり、仕事そっちのけで書棚の本を片端から読み漁る幸せな日々が続いたが、主人の転勤の為
それも3年間で終わってしまった。考えるとあの3年間あればこそ、現在の自分が在るのだと思う。
 『舟を編む』で馬締(マジメ)たちが辞典出版に奮闘する姿を見て彼らの想いを知り、矢張り活字は
大事にしなくてはと思いつつ、最近は辞典・辞書とご無沙汰しているなぁと反省した次第。
 近頃は分からないことはPCで調べるのが習慣になった。すっかり“早くて便利”に慣れ親しんで、
パパッと検索できる利便性には喜んじゃうよねぇ それでも電子ブック・書籍には反対だネ
たっぷり時間がある身としては、ゆっくりページを繰って活字を追いながら時間を掛けて読書したい。
 これって何より贅沢な時間の使い方…老後の楽しみ方かも…。

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映画 『舟を編む』

2014年05月26日 | 日記
  
                     
 最近の社会はスピードアップが激しく、なかなか付いていけないことが多いkimitsukuです
新しい情報に考えたり迷ったりしているうち、また新たな情報が流れてきて…結局おいてけぼり
世の中には新商品を始め、消費社会を反映して“あれば便利”的な、モノや知識が溢れています。
時代を現わす「言葉」も新陳代謝が激しく、1948年創刊の『現代用語の基礎知識』は、言葉を通して
今を読み解く年鑑版で、毎年その年の時流に沿った新しい言葉が掲載されていくようです。
 「言葉」は、話す・書く・聴くなどの行為を通して想いや考えを伝える手段ですが、「言葉」は時代と
共に生きており変化していきます。現代 IT社会の短縮語に眉をひそめることも多いのですが、知ら
なければ困る場合も多々あり、『現代用語』との付き合い方は、なかなか難しいところです。
 2013年に製作された映画『舟を編む』をTVで観て、いろいろ考えさせられました。
10数年の年月を要して編纂された辞書「大渡海」に携わった人々の、歳月と想いが時に温かく時に
ユーモラスに描かれ、見終わった時に心がホンワカする佳作になっていました。
2時間は長過ぎでは…と思ったのですが、地味なストーリーながら退屈することなく、辞書出版に
情熱を傾ける人々に共感し、しっかり魅入ってしまいました
 『辞書は言葉の海を渡る舟 編集者はその海を渡る舟を編んでいく』。三浦しをんの原作を読んで
みようかなぁ。

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「花子」 と 「アン」 と 「はな」

2014年05月24日 | 日記
                    
 NHK朝ドラ『花子とアン』、なかなか好調のようですね。長年の『赤毛のアン』ファンとしては
些か違和感が無きにしも非ず…ながら、今後の展開を楽しみに観ています。
「はな」が「花子」に拘るところは、「アン」が「ANN」ではなく、「ANNE」と呼んで欲しいと願う原作を
思い出させます。孤児の「アン」が初めてマリラに会って名前を聞かれた時、Eを付けた「ANNE]と
呼んで…と答えます。だってEの付かない「ANN」は、ロマンチックじゃないんですもの…と。
 赤毛でソバカスだらけの痩せた少女が、想像力を駆使して周囲の人々を驚かせたり喜ばせたり
しながら、いつか美しい女性に成長していく『赤毛のアン』の物語は、私を本好き少女にしてくれた
原点でした。毎朝このドラマを観ながら、改めて村岡花子さんに感謝しているところです。
                              
 私には90歳を過ぎた叔母がおり、幼い頃から「はなこ叔母ちゃん」と呼んで親しんでいましたが、
最近になり本当の名前は「はな」と知りました。兄である亡父は確か「はなこ」と呼んでいたように
記憶しているのですが…、叔母は「こ」を付けた方が呼び易かったのでしょうと笑っています。
 さあ、「花子」と「アン」と「はな」、TVドラマは次第に佳境に入っていきます。明るく健気に人生を
切り拓いた女性たちの生き様に、力いっぱいのエールを送りましょう。
 90年…今更もう別の呼び方は出来ないから、これからも「はなこ叔母ちゃん」で宜しくね。
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今年の 『さっぽろスイーツ』

2014年05月23日 | 日記
    
                         
 スイーツ王国さっぽろで2006年から始まった、『さっぽろスイーツ』コンテスト。ミルクやバター、
小麦粉、砂糖など、洋菓子食材に適した冷涼な天候と広大な大地に恵まれた北海道・札幌で
毎春その年を代表するスイーツが選出されます。日頃メタボに悩むkimitsukuも、この時だけは
今年のグランプリを賞味せねばオンナが廃る…とばかり、覚悟を決めてチャレンジしています。
 さて今年のグランプリは「さっぽろチーズワイナリー」です。道産小麦を使用したタルトの上に
赤ワインとアロニア(ベリー系の小果実)のコンポートを乗せ、周囲を丸いブドウの房に見立てた
クリームチーズで飾って艶やかにグラサージュした、輝く宝石のような今年のスイーツグランプリ。
食材は勿論すべて道産品、そしてそのお味は「う~ん、し・あ・わ・せ~
 初夏の訪れが感じられるようになった札幌の、ライラックが甘い香りを放つ公園で寛ぐ親子連れ、
大きな紙袋を手にした観光客、美しい花壇の花々を愛でる市民たち、「平和っていいなぁ…
 いま世界のあちらこちらで起きている紛争地の人々に届けてあげたい、『札幌の幸せ美味』でした。
 
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ヽ(^o^)丿…もう幾つ寝ると…ヽ(^o^)丿

2014年05月21日 | 日記
  
                   
 23日後に開幕するFIFAワールド杯サッカー2014ブラジル大会。4年に一度のサッカー界
世界最高にして最大のイベント。参加する32チームの陣容も発表され今や6月12日を待つのみ。
 FIFA(国際サッカー連盟)は1904年5月21日に発足した世界最大の競技団体で、今年で110年。
この記念すべき年にブラジルで行われる第20回W杯は、どのような大会になるだろうか。
スペインの二連覇…、開催国ブラジル優位…、前評判が高いアルゼンチン…、それとも…
そして我らがザックジャパンは…、多くの先輩や有識者、評論家、熱烈ファンまでナンダカンダと
各チームの戦力を分析し予想に姦しい。しかし1カ月に及ぶ勝負事は、やってみなくちゃ分からない。
FIFAが発表する直近ランキングで47位の日本だって、もしかしたら…もしかして
      
         
 暇人kimitsukuつらつら考えるに、希望的観測も含めてベスト4は「実力+地の利」を考慮して
スペイン・ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイあたりかなぁ
ザックジャパンに期待はしているが、故障明け多く体調万全でない選手もおり今イチどうも…ネ。
まぁサムライ魂が何処まで通用するものか、真央ちゃんじゃないけれどハーフハーフ… 
 1930年に始まったFIFAワールド杯、今回ブラジル大会は国民の反対デモや関連工事の遅れ、
治安問題など様々なトラブルを抱えつつも、23日後には熱戦の火蓋が切って落とされる。
 お気楽サッカーファンとしては、カシージャス&ロナウド&セスク&トーレス&ヘススナバスなど
イケメンドヤ顔を妄想しながら「もう幾つ寝ると…」、指折り数えて6月12日を待つと致しましょう。
            


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札幌ドーム 今夜のヒーロー

2014年05月20日 | 日記
     
                   
 今日から始まった交流戦、公式戦前半を終えて我が日ハムはリーグ3位と、まぁまぁ…
此処まで今ひとつ波に乗り切れず、毎回の壊投貧打に「それでもプロかぁ~」と苛立つことが
多かった。4月は10勝15敗と大きく負け越し、5月に入って10勝5敗と漸く上調子に
 今夜の札幌ドーム、交流戦初戦は大谷翔平が先発し5回まではパーフェクトピッチングだったが
6回表に突然崩れて逆転されマウンドを降りた。しかし…今夜のハムはちょっと違ったねぇ。
陽岱鋼が同点ホームラン、続いて代打の石川慎吾が逆転ツーラン・ホームランをかっ飛ばしたぁ。
石川慎吾…3年目のヤングファイターズ外野手だが、ゴメンネ正直よく知らなかった。
若返り真っ最中の日ハムには馴染みのない選手が多くなり、以前のように個性的な選手は少なく
なったように思う。新庄剛志や森本稀哲のファンサービス精神を、懐かしく思い出している。
 現在は陽岱鋼が「サンキューでぇす」、「ハッピーでぇす」と笑わせてくれるも、もっともっと笑いと
喜びを共有できる選手が出て欲しい。今夜の石川慎吾くんは、どうでしょ 期待できそうかなぁ
我が日ハム選手にはスポーツマンシップは勿論だけれど、併せてショーマンシップも持ち合わせて
欲しいものだわねぇ。プロなら、強くて真面目で面白い野球を魅せてぇ~

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⋆♪⋆ グスタフ・マーラー 『アダージェット』 ⋆♪⋆

2014年05月18日 | 日記
                    
                  アダージェット by  カラヤン
 今日5月18日は、1911年に50歳で死去したグスタフ・マーラーの忌日。クラシック音楽には
詳しくないが、先年ウィーン国立オペラ座を訪れた際に、此処で芸術監督を務めていたことを知り
その後「ベニスに死す」が、マーラーをイメージして書かれたと知った。生涯に作曲した10を数える
交響曲の中でも第5番が人気あり、特に第4楽章『アダージェット』の耽美と悲哀を奏でるメロディが
愛されているそう。カラヤン初め多くの演奏が楽しめるが、kimitsukuの場合は矢張り…
                   
                      『ベニスに死す』
 1972年のヴィスコンティ映画、『ベニスに死す』が衝撃的でした。トーマス・マンの原作では小説家
だった主人公の職業を音楽家に変えて、マーラーを思わせるダーク・ボガードが美少年に魅せられ
捉えられる老音楽家を演じていた。マンが執筆した原作も、その年に亡くなったマーラーをイメージ
していたが、実際に家族と共に訪れたベニスでポーランドの美少年を見掛けてストーカーまがいの
行動を取ったのはマン自身だったらしい。映画のタージオは、まさしく究極の美少年で、アッシェン
バッハが虜になるのも無理からぬこと。死の天使に導かれて旅立つ老音楽家の、恍惚とした表情が
今も鮮やかに甦る名作映画です。
                  
                アダージェット by  ジョルジュ・ドン
 更にもうひとつ、『アダージェット』を踊るジョルジュ・ドン 人生の悲哀と祈りを込めて演じる、鬼気
迫るドンのベジャール・バレエ。45歳で亡くなったドン晩年の映像と思うと、彼の人生そのものと重なり
一段と感慨を禁じ得ません。美は永遠でないが故にその儚さがより感慨深く感じられるのでしょう。
単なる魅力を超えて抗いがたい魔力を放つ、ジョルジュ・ドン渾身の『アダージェット』を、どうぞ
    
 “人生は短く、芸術は永し”を実感させるように、グスタフ・マーラー、トーマス・マンを始め、ルキノ・
ヴィスコンティ、ダーク・ボガード、ジョルジュ・ドン、モーリス・ベジャールは、既に此の世を去った。
 美しいメロディから着想を得て、次々と新しい芸術が生まれたマーラーの『アダージェット』のように
人も輪廻転生を繰り返して続いていくのでしょう。そんなことを考えさせられたマーラー忌日でした。

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さっぽろライラックまつり

2014年05月15日 | 日記
                 
 札幌に初夏の訪れを告げる、『さっぽろライラックまつり』が明日から始まります。
昭和34年、ライラックの花が咲き揃う季節に文化の香り高い行事を…という呼び掛けで始まった
ライラックまつりは今年56年目、札幌を代表する樹木であり市民まつりとして親しまれています。
 約 400本のライラックが咲き誇る「大通会場」では、音楽祭や優雅な野立て茶、スタンプラリー等
多くの人々が集い、爽やかな季節を迎えた歓びを満喫します。
 歌人・吉井勇の「家々に リラの花咲き 札幌の 人は楽しく 生きてあるらし」、美しく豊かな情感に
溢れた此の歌が大好きです。ライラック薫る平和な世の中がいつまでも続きますようにと願わずに
いられません。こんなささやかな願いすら危うい昨今の国際情勢と、安倍総理が力説する「集団的
自衛権・積極的平和主義」に、どこか漠とした不安を感じながら初夏の甘い香りに包まれています。

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