2019年も今日の介護認定審査会が仕事納め。
改めて1年間を恙なく無欠勤で務められたことに感謝です。
此の制度がスタートした2000年から審査委員として関わってきましたが
高齢化社会の進展により、現在の認定者数は640万人となっています。
誰しも健康で長生きしたいと願っている筈ですが、心ならずも
心身の健康を害し、第三者の援助を必要とする状態になった時
安心して介護が受けられる社会を実現する介護保険制度が
実際に国民の役に立っているのか、些か心許ない気がしています。
社会の変化に追いつかない制度や規則で、利用し難いことになっていないか
必要な人に必要な援助の手が差し伸べられているか
書類やデータだけでは実態が見えず、もどかしい思いでいっぱいです。
温かい血の通った介護保険制度でありたいと願いつつ
来年は1月10日が初仕事。
何はともあれ、他の4人の委員たちと「良いお年を…」と挨拶を交わし
新しい年も頑張らなくっちゃ~と心新たに、師走の街を帰路に着きました。