
バチカンのフランシスコ教皇が逝去されたニュースに
12年前のイタリア旅行を思い出しました。
前教皇が死去されて次の教皇を選ぶコンクラーベが行われ
アルゼンチン出身のフランシスコ教皇が決定するまで、少し時間を要していました。
旅行会社から、場合に依ってはバチカン観光が出来ないかも‥なんて説明があり
そりゃ無いでしょ
‥とヤキモキしながら
TVニュースを注目していたものです。

どうやら大丈夫と連絡があり、無事に成田空港を出発したのは
2013年3月20日のこと。
此の時は孫娘Marinoと一緒の「BABA-MAGO旅」で
最初にナポリとポンペイを観光してから
本命バチカン市国を訪れたのは旅の3日目。
システィーナ礼拝堂の入場は午前10時までとのことで
ホテル出発は7時30分の慌ただしさでしたワ。
前日に漸くコンクラーベで新しい教皇も決まったと
早くもサンピエトロ広場に多くの信奉者が集まっていました。
さすがぁカトリックの大本山
贅を尽くした黄金の壁画やタペストリー、フレスコ画などに目を奪われ
昨日までコンクラーベが行われていた広間には
ミケランジェロ渾身の「天地創造」と「最後の審判」が‥
続いてサンピエトロ寺院で「ピエタ」と対面し
しばし声も無く呆然と大理石の母子像を見上げるだけ‥。
初めてイタリアを訪れたのは、2000年9月でしたが
その時はバチカン観光が出来なかったので
今回のツアーは「バチカンでピエタを観る」が主たる目的でした。
その後、フィレンツェ「アカデミア美術館」で「ダヴィデ像」にも対面して
満足満足のイタリア芸術・堪能ツアーでした。
此の度の教皇逝去の報に接し
甦った12年前の「BABA-MAGO旅」
改めて当時の旅日記を読み返して楽しんでいます。