気まぐれ日言己2

日々の出来事や趣味の事、時事ネタなどを気まぐれで書き込みます。

北宇智駅の今・・・

2008-03-16 00:01:05 | 金失ネタ
JR和歌山線の北宇智駅といえば、以前は関西地区唯一の
スイッチバックの駅として有名でした。



写真は2006年12月末に訪れた時に撮影したもの。

約1年前の2007年3月中旬、スイッチバックは解消され
北宇智駅は1面1線の何の変哲もない駅になってしまいまし
た。

果たして今はどうなったのか?
気になったので見てきました。


春になったので道活動再開。
R309広橋峠にある4世代の峠道の調査を終えて
やってきました北宇智駅。



ご覧の通り、ログハウス風の小さい待合室があるだけの
典型的なローカル線の駅となっています。

便所はなし。
待合室には椅子と自販機があるだけです。

旧駅舎は便所以外閉鎖され、解体待ち。
入ろうかと思ったのですが、完全に閉鎖され入ることは
できません。
解体業者が作業中でした。



現ホームから撮影。
王寺寄りの引き揚げ線は、踏切部分が撤去されています。
その分だけ車道が延び、遮断機の位置が変わっていました。
奥にあるレールは放置されており、すでに錆びていました。



旧ホーム。
すでに跨線橋は撤去されています。
架線も当然外されています。架線柱が残るだけ。
レールは大部分が放置プレイのまま残されています。

1896年(明29年)10月25日に南和鉄道の駅として
開業して以来、2007年(平19年)3月18日のスイッチバック
解消まで、約112年も使われたホームはどうなるのでしょう?



新ホームは本線上に作られました。
1面1線の簡単な構造です。
これが故に旧ホームに入るレールは撤去されています。

たまたま王寺行き普通が到着。2名の乗客を乗せて出発しました。



以前は、王寺方面行きの列車は、一度右の引き上げ線に入りバック。
ポイントを渡ってホームに入り、しばらくしてから王寺方面に
向かって行きました。

今は何事もなく、そのまま本線上を王寺方面に走り去って
行きました。

1年ほど前は撮り鉄で賑わった北宇智駅も、撮り鉄の姿は
見られません。
もう訪れて撮影する価値はないということでしょうか。

旧ホームと駅舎は、このままひっそりと姿を消して行くの
でしょうね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿