気まぐれ日言己2

日々の出来事や趣味の事、時事ネタなどを気まぐれで書き込みます。

Go To しまなみ海道(5)

2021-10-10 00:11:00 | ツーリング/ドライブ
14時過ぎに白水港に戻ります。

今回のツーリングの目的であった”契島訪問”は無事に終わった
ので、あとは東予港に戻るだけだ。

当初は大崎上島の南端にある明石港から大崎下島の小長港に
渡り、岡村島から今治にフェリーで移動と考えていたのですが、
少し遅くなることから、竹原経由でしまなみ海道に戻り自走して
今治に戻ることにしました。この方が早いのです。

白水港でしばらく待って、14:35白水港発の山陽商船フェリー19便
で竹原港に向かいます。

車や大型車の乗船が多く、また徒歩客も多く客室内は賑やかでし
た。
大崎上島と本州を結ぶ橋がないので、生活航路として活躍して
います。
かつての瀬戸内航路のフェリーはこんな感じだったのでしょうね。



山陽商船フェリーから見た契島。向こうの臼島に重なって
よく分かりません・・・。



生野島と大崎上島が遠ざかります。
約30分後の15時過ぎに竹原港に到着。

本州に戻って来ました。
竹原港からはR185を尾道方面に走ります。

瀬戸内の海岸線を淡々と東に向かう3台のバイク。
交通量が少なく快適に移動します。

このまま尾道まで走って、しまなみ海道を南下しようかと思いました
が、走るのに疲れて来たのでフェリーを利用することにします。

途中、忠海から大三島フェリーで大三島盛港に移動しようかと
思いましたが、乗ったことのない須波・沢航路のフェリーに乗ること
にして、R185を一気に須波まで走ります。



須波港には15時半過ぎに到着。
15:50発の第8便に乗船します。本日4本目のフェリーです。



土生商船の『第七かんおん』です。
乗船するとほどなくして出港。再び本州から離れます。



本州と生口島を結ぶフェリーなので、それなりに利用はあるようです。
30分ほどですが、運転せずに休めるメリットは大きいと思います。
細長い客室で少し眠る3名でした。

フェリーは左舷方向に佐木島を見ながら進みます。

やがて生口島が近づいて来ました。
生口島沢港のすぐそばに内海造船本社・瀬戸田工場があるの
ですが、海上保安庁の巡視船が定期検査のため停泊していま
した。



海保巡視船『たらま』(PL85)。

1000t級の『くにがみ』型巡視船で平成27年(2015年)11月に
就役しています。
配属は第十一管区の石垣海上保安部で、尖閣領海警備専従
部隊に所属しています。

尖閣諸島を守る巡視船の束の間の休息ということですかね。
中国公船相手にお疲れ様です。

ほどなくして生口島・沢港に16時過ぎに到着。
下船後、瀬戸田の町中に移動してガソリンスタンドで給油。

ここから"しまなみ海道"に戻り四国を目指すことになります。

生口島から多々羅大橋を渡ります。今回は片道の利用です。
個人的には多々羅大橋生口島側の連絡道路がお気に入りです。

多々羅大橋を渡って愛媛県に戻ると、あとは朝に走った道を
戻ります。

大三島から伯方島と移動し、道の駅『SCパーク』には17時に到着。
日の入り直前に到着しました。



最近定番となっている夕陽撮影を行います。
この日の日没は17時28分。
日没までしっかりと見てから道の駅を出発しました。

この日は5本目のフェリーとして、伯方島と大島を結ぶ
シー7フェリーに乗船しようと思っていたのですが、出港時間に
間に合わないので断念し自走で四国に向かいます。

17時40分頃に出発。
伯方大島大橋で大島に渡って宮窪の町中に着く頃には真っ暗と
なっていました。

宮窪からは夜間走行。
淡々と名無し峠を越えて下田水に到着。
休憩なしでそのまま来島海峡大橋へ。

夜の来島海峡大橋は昼間とは全く違う橋。
海は全く見えず全く真っ暗。
時々見える船の灯りで海だと分かるだけ。

時々すれ違う対向バイクに注意しながら大橋を駆け抜け、
サンライズ糸山には18時過ぎに到着しました。
ひとまず"しまなみ海道"走行を終えました。


↑駐車場に展示されている枕木式潮流信号機。
 来島海峡の潮の流れを示す信号機で、80年ほど現役だったとか。
 赤が上で『北流』(引き潮)、黒が上で『南流』(満ち潮)を示します。


サンライズ糸山で30分ほど休憩して18時半過ぎに出発します。

18時半を過ぎると、県道沿いにある造船場から帰宅する車の
渋滞に巻き込まれること無く、R317まですんなりと移動できます。
これも10何年もこの時間帯を走っているが故に知り得た知識。

R317は若干渋滞気味ですが、今治市街を通り抜けて
R196バイパスに入ると流れはスムーズになります。

夜のR196は峠越えもあって少し寒く、西条市三津屋に着く頃には
身体が冷えていました。



いつも立ち寄る『得々うどん』で夕食。
ここで温かい饂飩を食べて身体を温めます。

店を出た後はローソンで買い物をして東予FTに移動。
20時過ぎにFT到着。これで四国走行は終了です。



いつもはフェリーに直接乗船するのですが、
今回はGo To トラベルキャンペーンの手続きでターミナルビルに
立ち寄りました。



復路も『おれんじ えひめ』です。

しばらく待ってから乗船。車両甲板にバイクを止めて客室に移動。
荷物を置いてから風呂に入り、あとは反省会。

反省会の間に22時となり、船は出港します。

今日の反省を行いますが、23時になると疲れから皆眠たくなり
自室に引き上げ就寝となりました。

翌10月21日4時頃には目が覚めます。
5時半頃には南港FTに到着。接岸作業が始まります。



車両甲板が開放されたのでバイクに戻り出発準備。

午前6時頃に接岸し、ランプウェイが下ります。


↑今回された しょっち~さん と ぽにょさん。
 お疲れ様でした~。


京都に帰られるぽにょさんが一足先に下船されるので、
車両甲板上で解散となりました。

下船後、のんびりと朝の南港通りを走って自宅に向かいます。
途中でしょっち~さんとも別れ、あとはソロで走って
ガレージ到着は7時前。

これにて、今年のしまなみ海道ツーリングは終了です。

来年はコロナ騒動が落ち着いていることを願います・・・。

<<終わり>>

【追記】
ぽにょさんですが、南港からの帰宅途中に事故に遭われました。
命には別状は無く、現在リハビリ中です。
(ぽにょさんから記載許可を得て書いています)



Go To しまなみ海道(2)

2021-10-10 00:10:00 | ツーリング/ドライブ
寝ている間にフェリーは西へと進み、10月20日(火)早朝に四国に
到着します。

朝5時、船内点灯。
館内アナウンスが入り起こされます。
下船までの1時間弱の間に下船準備。

朝6時、フェリー『おれんじえひめ』は東予港に接岸。
皆さんと合流して車両甲板に下り、6時20分頃に下船。



岸壁で撮影してから出発。

まずは最寄りのコンビニまで移動。
早朝と言うことで空気はひんやりしていて清々しい。

ほどなくしてコンビニに到着。早くも休憩。
ここで購入したおにぎりなどを食べて朝食とします。



空には雲が多いのですが、この後晴れてきてきます。
絶好のツーリング日和となりました。

朝7時前にコンビニを出発。R196に出て今治方面へ向かいます。
朝の通勤時間帯ということで交通量は少し多いのですが、流れは
良く淡々と走ります。

やがて今治市街に至り、市街地を抜けて糸山公園には7時半頃に
到着。

この頃には青空が広がっておりました。
気持ちの良い一日となりそうです。



糸山公園から見た来島海峡大橋。
これからこの橋を原付バイクで走るのですよ。
逆光状態なのは仕方ないです・・・。



朝8時前に糸山公園を出発し、来島海峡大橋に向かいます。

この原付道入口から大橋に向かって走り出し、海の上に出る
瞬間が実に気持ちが良いのです。

各々のペースで来島海峡大橋を渡り大島へ。
ここからはR317を北上しますが、途中でぼけ~としていて
赤信号発進をしでかしました・・・。

その直後、R317の峠で速度取り締まり現場に遭遇。
幸いにも対向車線でしたが、大島で取り締まり現場に出遭うのは
初めてでした。

大島北部の宮窪に到着。
あいにくフェリーの便はないので伯方大島大橋で伯方島に渡ります。

大橋連絡道路を下りるとすぐに道の駅『伯方SCパーク』に到着。
またまた休憩。
もう歳ですからね。頻繁に休憩しないとならないのです・・・。


↑夏は海水浴場となる海岸。その向こうに伯方大島大橋が見えます。
ちなみにこの先にはイルカと一緒に泳げる施設があります。

朝の8時半頃ということで、ソフトクリーム屋も営業時間前。
休憩だけで終わり、10分ぐらいで出発しました。

大三島橋を渡って大三島へ。
大三島のR317は時折白バイがいるので大人しく走行。

9時前に道の駅『多々羅しまなみ公園』に到着。


↑道の駅に到着。しかし人気がありません・・・

はい、例年とは違ってかなり早いペースで移動しております。

実は今回の目的地は契島。
現代の軍艦島と呼ばれている大崎上島沖にある小さな島。

契島に渡るには、まず大三島の対岸にある大崎上島に渡る必要が
あります。
しかし大三島と大崎上島を結ぶ連絡橋はないので、フェリーでしか
渡れません。
なので必然的にフェリーの時間に合わせて移動しなくてはならず、
朝からテキパキと移動していたのです。

大崎上島に渡るには、
①大三島南にある宗方港からフェリーで渡る。
②尾道まで一気に走ってR185を竹原まで自走。
 竹原港からフェリーで渡る。
・・・のどちらかしかありません。

尾道にまで一気に渡ってラーメン食べてからでは時間的に難しい
ので、今回は①を選択。
大三島南端の宗方港に向かうことにしました。

なので『多々羅しまなみ公園』では少し長く休憩できます。
この間に土産物を買っておこうとしたのですが・・・



コロナ騒動による時短営業で、道の駅の売店は10時~16時の
営業なっており開いていない・・・_| ̄|○

土産物を買えない・・・ (´・ω・`)

あと”でこたんソフト”も食べられない・・・ _| ̄|...○ コロコロ

仕方ないので多々羅大橋の撮影に向かいます。


↑各々、多々羅大橋をバックに撮影してました。



↑道の駅『多々羅しまなみ公園』は多々羅大橋の定点撮影地点です。

売店が早く開店する様子も無いので、9時半に道の駅を出発。
大三島南端にある宗方港に向かいます。

峠を越えて大山祇神社前の門前町に到着。
ここなら土産物屋が開いていると思って期待しましたが、
多くの店が閉まったまま・・・。
あかんやん・・・。

昨年、家族旅行で寄った門前町の外れにある土産物屋にも
寄りましたが、まさかの休業中。

コロナ騒動は瀬戸内の離島に大きなダメージを与えたようです・・・。

これは困った。
土産物を買わないと、家族から村八分にされます。
蜂蜜も買わねばならないし・・・。

門前町内をもう一度走ると、一軒の土産物屋が開店準備を始めて
いました。

もう、この店しかない。

準備中にもかかわらずお邪魔して土産物を購入。
もちろん地域振興券を利用しました。

ぽにょさんは近くの店で蜂蜜を購入されたので、これで心置きなく
契島に向かうことができます。

大山祇神社前からはr51で宗方港に向かいます。
『しまなみ海道ツーリング』でかれこれ15年ほど大三島には来て
ますが、島南部に向かうのは初めてです。

r51は整備された二車線道。
適度なカーブが続く快走路をしばらく走ると宗方港に到着。
ここから大崎上島に渡ることになります。


↑宗方港の発券所兼待合所。
 ローカルなフェリー乗り場です。


宗方港は大三島と大崎上島・岡村島・今治を結ぶ大三島ブルー
ラインフェリーの発着港。

今治~大三島間はしまなみ海道経由の方が早いのですが、
架橋連絡のない大崎上島と岡村島に向かうには唯一の移動手段。

ですが利用客減や燃料費高騰などで厳しい状況らしく、
減便や区間短縮などで奮闘しています。

フェリーの時間が近づくと、パラパラと車がやって来ます。
路線バスもやって来て港は少し賑やかになりました。

やがてフェリーがやって来るということで桟橋に移動。



岡村島からやってきたフェリー『みしま』が現れました。



フェリー『みしま』。
めちゃ新しい。それもそのはず、平成31年(2019年)4月に
就役した新しいフェリーなのです。
まだ1年半ほどしか経過してません。

接岸後乗船すると、ほどなくフェリーは出港します。


↑宗方港出港。



大崎上島の木江(きのえ)港までは15分ほどの短い船旅なので、
車両甲板で待つことにします。
新しい船なので、船内をウロウロすればよかった。



船尾からは遠くに来島海峡大橋が見えました。
2時間ほど前はあの橋を走っていたんだよなぁ。



ふと右舷方向を見たら灰色の船が航行しているのに気が付きま
した。
「もしや?」と思って写真を撮って自宅で確認したら、やはり海上自
衛隊の練習船でした~。YTE13型の練習船でしょうね。
宮浦港にでも向かっていたのかな?

・・・などと、一人でミリ活している間に、フェリーは木江港に到着。
大崎上島に到着しました。

>>(3)に続く


Go To しまなみ海道(1)

2021-10-10 00:09:00 | ツーリング/ドライブ
令和2年(2020年)10月のお話ですので、そのつもりでお読み
ください。m(_ _)m

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平成17年(2005年)から続く秋のお泊まりツーリング。

今年は開催するか迷ったのですが、コロナ騒動も落ち着いている
ことだし、感染対策をすれば大丈夫だということで開催することに。

しかも今年は『Go To トラベルキャンペーン』を利用すれば、
宿泊費の35%を国の補助が受けれ、さらに15%の地域振興券を
もらえる、つまりはいつもの半額でツーリングに行けるのです。

これは使わないと (`・ω・´)

つーことで、毎度毎度の『しまなみ海道ツーリング』に
行ってきました~
今年の日程は令和2年(2020年)10月19日(月)~21日(水)。
月曜日の晩発、水曜日の早朝に帰阪というフェリー二泊三日という
少々ハードな日程です。

私含めて仕事があるので仕方ないですね。
いずれはゆっくり休んで現地で宿泊してのんびり行きたいところ。

19日~20日にかけては高気圧に覆われることになり、
今回の日程は晴れることがほぼ確定。
しょっち~さんと合流して集合場所の大阪南港FTへ。

南港FTに到着して、先着していたぽにょさんと合流してから
ターミナルに行き乗船手続き。
その時にせ~やんさんがお見送りに来て下さいました。


↑しょっち~さんとぽにょさん。
 真ん中は、せ~やんさん。今回は見送り隊です。

せ~やんさんと入れ替わりで、今度はひすさんがお見送りに
来られます。


↑カブにBoxを搭載していませんが、このまま飛び入り参加しそうな感じのひすさんです。
今回は不参加で見送り隊です。


せ~やんさん、ひすさん、お見送り&差し入れ、
ありがとうございました。

今回の参加者は、しょっち~さん、ぽにょさん、あめふらし@世話役
の3名です。

係員に指示されて乗船。



我々3台の他にも数台のバイクがありました。
今年の多い方かな?GoToトラベル利用?

客室にあがります。
今回はGoToトラベルを利用。
「35%の補助があるなら・・・」と、部屋は一つランクアップして
『デラックスシングル』を予約。



シングルとは違って部屋は広い!

部屋に洗面所があり、クローゼットがある!

シングルよりも広い机がある!

そして扉に外側からも掛けられる鍵がある!

これで安心して風呂に行けます。ヽ(・∀・ )ノ

シングル個室については過去ログ参照

てなわけで、部屋に荷物を置いて個室に鍵を閉めて風呂に
向かいます。
やはり鍵付きはよいよい。安心して出掛けられます。

風呂に入る前にレストランに行きぼっち飯。
いや、コンビニで弁当を買う暇がなかったもので・・・。

食後、風呂に入ります。
風呂を出てから”打ち合わせ”のためラウンジに移動。

ラウンジのテーブルに陣取りますが、周りを見渡すと他の
テーブルは空いています。
例年なら各々のテーブルなどで談笑している方々を見かけるの
ですが、今年はほとんど見かけません。
皆さん、コロナ騒動で自粛されているのでしょう。

テーブルに着いた頃には22時となり、フェリー『おれんじえひめ』
は出港します。

頂いた差し入れを食べながらの”打ち合わせ”でしたが、
いろいろと話すことが多くなり予想以上に時間がかかりました。

気が付くと24時となったので、各自部屋に戻り就寝となりました~。



>>(2)に続く