◆『しまなみ』から『ゆめしま』へ
快晴の青空の下、多々羅大橋を渡って広島県に入ります。
今回、試しに作ってみた動画です。
大きな画面で見ると粗が分かるので、埋め込み画面で
見てください。
<<注意>> 音でます。
多々羅大橋の生口島側の連絡道、いつ走っても気持ち
いですね~。ヽ(・∀・ )ノ
生口島に渡ってからはR317で左回りで北上。
あっという間に生口島を走り、生口橋で因島へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/6c/95630eeee793c4c66116c18b6d93e26c.jpg)
因島から見た生口橋です。
因島に渡ると、いつもと違ってR317~r366で
反時計回りに進み土生港(長崎桟橋)へ。
ここから生名(いきな)島に渡る『生名フェリー』に乗船します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/7e/c9bf344b755629f172b7533cfc67d914.jpg)
最初、間違って中央桟橋に寄ってしまい、タクシーの運ちゃんに
長崎桟橋だと言われて慌てて移動し、出港間際に乗船したのは
秘密の話・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a5/8d2713e706697d2539b39772ece94056.jpg)
フェリーは買い物帰りらしい徒歩客や原付バイク、乗用車に
トラックなどで一杯です。
因島と生名島を結ぶ橋がないので、「島の足」となっているのです。
しまなみ海道沿いのに残るフェリー航路も、かつてはこんな
感じだったのでしょうねぇ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/78/dba443c976ab9c0a17ecaf9844af4133.jpg)
5分ほどで生名島に到着。ここは愛媛県越智郡上島町です。
広島県である因島のすぐ対岸にありながら、生名島は愛媛県
なのです。
上の写真を見ると、因島がどれだけ近いか分かります。
生活圏的には完全に因島というか広島県内なのですが、
行政的には愛媛県。
これには歴史的な由来があり、江戸時代における上島諸島のうち、
岩城島と生名島が松山藩領で、弓削島と魚島が今治藩領だった
ため。
明治時代に入ると松山県・今治県を経て愛媛県の管轄となり、
それぞれの島が、岩城村・生名村・弓削村(後に弓削町)・魚島村と
して村制を施行。
そして”平成の大合併”で平成16年(2004年)10月1日に
4村が合併して越智郡上島町となったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8c/e3bd2737846dcedf3ebb9afc05e4dd91.jpg)
生名島の立石港には合併記念のモニュメントがありました。
話が脱線したついでで、もう少し続けます。
あとで走るのですが、生名島・佐島(旧:弓削町域にある島)・
弓削島の間には橋が建設され、現在は橋を渡って行き来できる
ようになっています。
これらの橋は、正式には愛媛県道岩城弓削線(r338)の
上島架橋と呼ばれる橋の一部。
弓削大橋:弓削島~佐島間
生名橋:佐島~生名島間
岩城橋:生名島~岩城島間
以上の3橋をひっくるめて上島架橋と呼ばれています。
(2014年に『ゆめしま海道』という愛称がつきました)
このうち、岩城橋だけが建設中で、供用開始は2021年度を予定。
橋が供用開始されれば、
因島土生港(中央桟橋)~岩城島長江港を結ぶ長江フェリーと、
生口島洲江港~岩城島小漕港を結ぶ三光汽船がどうなるか・・・。
それまでにこれら離島航路を乗船せねば。
なお、岩城島-赤穂根島-津波島-伯方島まで架橋して
しまなみ海道に接続させる計画もあるのですが、
実現の目途は立っていないようです。
岩城島~伯方島間に橋ができ、とびしま海道が大三島まで
延びれば、瀬戸内を自転車やバイクで走り回れることになる
のですが、管理人が生きている間に実現は難しいやろなぁ・・・
(´・ω・`)
閑話休題。
さて立石港で昼飯を食べようとしましたが食堂が見当たらないので
出発することにします。
r338で生名島を走ると、生名港横を通り過ぎ、ほどなくして
斜張橋が見えてきます。これが『生名橋』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/27/286cda59238687d5a26ec44deb41260a.jpg)
供用開始は平成13年(2011年)2月というから、
『第七回しまなみ海道ツーリング』でしまなみ海道を訪れた時には
開通していたわけですな。
全く知らなかった・・・(^^;)
生名橋は1車線幅の車幅という橋で、所々に待避帯が設けられ
大型車同士の離合が可能な構造となっています。
1車線幅となったのは建設費抑制のためで、将来的には二車線
化もできるような構造になっています。
佐島をあっという間に通り抜けると『弓削大橋』を渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/70/d731d9971a9b54eeac19e0621af47faf.jpg)
平成8年(1996年)3月に供用開始した上島架橋で一番早く
開通した橋です。
こちらも管理人は渡るのは初めてです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c1/f725e1a97022376dffa0db27d25d4f10.jpg)
弓削島ツーリングの始まりです。
・
・・
・・・が、あっというまに上弓削港に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/07/39d4baf7057252326007bfb0cde7e906.jpg)
途中で間違えて弓削港に行ってしまい、
近くにいたご老人に「この港から船はでなくなったよ。
因島への船は上弓削だよ」と教えていただいたのも秘密の話。
昨晩のフェリーで弓削島方面を走ることを決めたもので、
全く下調べせずに来たものですからね~。
今度来るときは、下調べして走り来ますです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a4/25506a43238a51af0ca05e1c97aa8a7d.jpg)
上弓削港でフェリー待ち。
因島と弓削島を結ぶのが家老渡(かろうと)フェリー汽船。
弓削島から立石港まで走って行くより、時間的にも距離的にも
早く因島に渡ることができます。
昼間だと一時間につき2本ぐらいの運航パターンなので、
因島と弓削島の間ならこちらの方が早いかも。
やがて因島からフェリーがやってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/12/65a4cd05f9deaccec4d44caa9621a660.jpg)
フェリー『第二きりしま』です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/fb/3612bea86236cf54a9a2e6445b0eb66a.jpg)
弓削島を出港。
あっという間の”ゆめしま海道ツーリング”でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/83/96481d8e6ff40672aabfc3674d148f0a.jpg)
弓削瀬戸を渡る8分ぐらいの船旅ですが、船上からは生名島や
因島にあるマリンユナイテッド因島工場を一望できます。
因島工場には海上保安庁の巡視船が係留されていましたが、
艦名までは分かりませんでした。
上の写真、クレーン船の左にあるのが巡視船。
小さすぎて分かりませんわな・・・
数分後、フェリーは因島に到着。
即上陸した火曜日メンバーは休む間もなく因島周遊へと
向かうのでした。
<<その5に続く>>
快晴の青空の下、多々羅大橋を渡って広島県に入ります。
今回、試しに作ってみた動画です。
大きな画面で見ると粗が分かるので、埋め込み画面で
見てください。
<<注意>> 音でます。
多々羅大橋の生口島側の連絡道、いつ走っても気持ち
いですね~。ヽ(・∀・ )ノ
生口島に渡ってからはR317で左回りで北上。
あっという間に生口島を走り、生口橋で因島へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/6c/95630eeee793c4c66116c18b6d93e26c.jpg)
因島から見た生口橋です。
因島に渡ると、いつもと違ってR317~r366で
反時計回りに進み土生港(長崎桟橋)へ。
ここから生名(いきな)島に渡る『生名フェリー』に乗船します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/7e/c9bf344b755629f172b7533cfc67d914.jpg)
最初、間違って中央桟橋に寄ってしまい、タクシーの運ちゃんに
長崎桟橋だと言われて慌てて移動し、出港間際に乗船したのは
秘密の話・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/a5/8d2713e706697d2539b39772ece94056.jpg)
フェリーは買い物帰りらしい徒歩客や原付バイク、乗用車に
トラックなどで一杯です。
因島と生名島を結ぶ橋がないので、「島の足」となっているのです。
しまなみ海道沿いのに残るフェリー航路も、かつてはこんな
感じだったのでしょうねぇ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/78/dba443c976ab9c0a17ecaf9844af4133.jpg)
5分ほどで生名島に到着。ここは愛媛県越智郡上島町です。
広島県である因島のすぐ対岸にありながら、生名島は愛媛県
なのです。
上の写真を見ると、因島がどれだけ近いか分かります。
生活圏的には完全に因島というか広島県内なのですが、
行政的には愛媛県。
これには歴史的な由来があり、江戸時代における上島諸島のうち、
岩城島と生名島が松山藩領で、弓削島と魚島が今治藩領だった
ため。
明治時代に入ると松山県・今治県を経て愛媛県の管轄となり、
それぞれの島が、岩城村・生名村・弓削村(後に弓削町)・魚島村と
して村制を施行。
そして”平成の大合併”で平成16年(2004年)10月1日に
4村が合併して越智郡上島町となったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8c/e3bd2737846dcedf3ebb9afc05e4dd91.jpg)
生名島の立石港には合併記念のモニュメントがありました。
話が脱線したついでで、もう少し続けます。
あとで走るのですが、生名島・佐島(旧:弓削町域にある島)・
弓削島の間には橋が建設され、現在は橋を渡って行き来できる
ようになっています。
これらの橋は、正式には愛媛県道岩城弓削線(r338)の
上島架橋と呼ばれる橋の一部。
弓削大橋:弓削島~佐島間
生名橋:佐島~生名島間
岩城橋:生名島~岩城島間
以上の3橋をひっくるめて上島架橋と呼ばれています。
(2014年に『ゆめしま海道』という愛称がつきました)
このうち、岩城橋だけが建設中で、供用開始は2021年度を予定。
橋が供用開始されれば、
因島土生港(中央桟橋)~岩城島長江港を結ぶ長江フェリーと、
生口島洲江港~岩城島小漕港を結ぶ三光汽船がどうなるか・・・。
それまでにこれら離島航路を乗船せねば。
なお、岩城島-赤穂根島-津波島-伯方島まで架橋して
しまなみ海道に接続させる計画もあるのですが、
実現の目途は立っていないようです。
岩城島~伯方島間に橋ができ、とびしま海道が大三島まで
延びれば、瀬戸内を自転車やバイクで走り回れることになる
のですが、管理人が生きている間に実現は難しいやろなぁ・・・
(´・ω・`)
閑話休題。
さて立石港で昼飯を食べようとしましたが食堂が見当たらないので
出発することにします。
r338で生名島を走ると、生名港横を通り過ぎ、ほどなくして
斜張橋が見えてきます。これが『生名橋』。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/27/286cda59238687d5a26ec44deb41260a.jpg)
供用開始は平成13年(2011年)2月というから、
『第七回しまなみ海道ツーリング』でしまなみ海道を訪れた時には
開通していたわけですな。
全く知らなかった・・・(^^;)
生名橋は1車線幅の車幅という橋で、所々に待避帯が設けられ
大型車同士の離合が可能な構造となっています。
1車線幅となったのは建設費抑制のためで、将来的には二車線
化もできるような構造になっています。
佐島をあっという間に通り抜けると『弓削大橋』を渡ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/70/d731d9971a9b54eeac19e0621af47faf.jpg)
平成8年(1996年)3月に供用開始した上島架橋で一番早く
開通した橋です。
こちらも管理人は渡るのは初めてです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c1/f725e1a97022376dffa0db27d25d4f10.jpg)
弓削島ツーリングの始まりです。
・
・・
・・・が、あっというまに上弓削港に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/07/39d4baf7057252326007bfb0cde7e906.jpg)
途中で間違えて弓削港に行ってしまい、
近くにいたご老人に「この港から船はでなくなったよ。
因島への船は上弓削だよ」と教えていただいたのも秘密の話。
昨晩のフェリーで弓削島方面を走ることを決めたもので、
全く下調べせずに来たものですからね~。
今度来るときは、下調べして走り来ますです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a4/25506a43238a51af0ca05e1c97aa8a7d.jpg)
上弓削港でフェリー待ち。
因島と弓削島を結ぶのが家老渡(かろうと)フェリー汽船。
弓削島から立石港まで走って行くより、時間的にも距離的にも
早く因島に渡ることができます。
昼間だと一時間につき2本ぐらいの運航パターンなので、
因島と弓削島の間ならこちらの方が早いかも。
やがて因島からフェリーがやってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/12/65a4cd05f9deaccec4d44caa9621a660.jpg)
フェリー『第二きりしま』です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/fb/3612bea86236cf54a9a2e6445b0eb66a.jpg)
弓削島を出港。
あっという間の”ゆめしま海道ツーリング”でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/83/96481d8e6ff40672aabfc3674d148f0a.jpg)
弓削瀬戸を渡る8分ぐらいの船旅ですが、船上からは生名島や
因島にあるマリンユナイテッド因島工場を一望できます。
因島工場には海上保安庁の巡視船が係留されていましたが、
艦名までは分かりませんでした。
上の写真、クレーン船の左にあるのが巡視船。
小さすぎて分かりませんわな・・・
数分後、フェリーは因島に到着。
即上陸した火曜日メンバーは休む間もなく因島周遊へと
向かうのでした。
<<その5に続く>>