次に向かったのはここ。
紀伊神谷駅の一つ橋本寄りにある紀伊細川駅です。
紀伊神谷駅の高野下側にある踏切を渡ると急坂を下ることに
なります。
急坂と言っても、紀伊神谷駅までの狭路坂道と比べると、
道幅は広く路面も整備されているので走りやすいです。
しばらくは右側に南海高野線の線路や架線柱が見えていましたが、
やがてそれも見えなくなり、道路は不動谷川に沿って谷間を進みま
す。
谷間を抜けるとちらほらと人家が見えてきて、しばらくすると
集合住宅なども現れてきました。
紀伊細川の集落に到着したようです。
ですが駅がどこか分からない。
地図上ではこの付近なのですが、ご覧の通り「駅はどこ?」状態。
高野線の線路は標高の高い位置を通っているので、駅は山腹に
あるのだろうと予想していましたが、どこにあるか分かりません。
駅と道路を結ぶ階段があるのですが、どこにあるのか?
階段があるなら駅への案内があるものですが、それも見当たり
ません。見落とした?
しばらく思案しましたが、駅の位置はすぐに分かりました。
茶色い屋根の家屋の上にある白い建物・・・
ここが紀伊細川駅です。
めっちゃ山腹にあります。
場所が分かれば、あとは駅に向かうだけです。
駅の位置が分かった経緯と駅までの走行風景は動画でどうぞ。
(一部、画質が悪いです。)
・・・ということで、紀伊細川駅に到着です。
大正14年(1925年)7月に南海鉄道が高野下まで延伸してきた
後、南海鉄道の子会社であった高野山電気鉄道が、
昭和3年(1928年)6月、高野山電気鉄道が高野下~神谷
(現:紀伊神谷)間を開通させます。
紀伊細川駅はこの時に開業。開業当初は細川駅を名乗って
いましたが、2年後には紀伊細川駅に改称しています。
2017年度の乗降人員は、南海全駅100駅中98位。
上古沢~紀伊細川~紀伊神谷間で、最下位の紀伊神谷駅、
99位の上古沢駅と98~100位が並んでいます。
駅はこんな所にあります。
駅前には何もありません。自販機もありません。
駅から集落や道に下りるには、先ほど登って来た長い坂を下るか、
なが~~い階段を下りるしかの二択しかありません。
長い&急な階段です。
これはお年寄りにはかなりつらい。
健常者でも、この階段を毎日上り下りするのはつらいです。
これなら紀伊神谷駅を利用するというのも納得です。
ちなみに駅からの階段を下りるとここに出ます。
郵便ポストの先にある小道が階段入口です。
徒歩の場合はこちらからです。
階段なり坂道を登ってきたら、ここで座って息を整えてから
乗車するのでしょうか?
駅舎内。
雰囲気の良い木造駅舎に自動改札機。
自動券売機はありません。
乗車時は『乗車証明書』を発行してもらいます。
なので駅員さんが常駐しています。
ホームは対向式二面2線ですが、カーブを描いています。
写真左側が極楽橋方面ホームです。
あいにくと電車のない時間帯だったので早々に駅から出ました。
駅は標高323m地点にあるんだ。
駅前広場(?)にいた野良猫。
駅舎に器があったので、どなたかが世話しているようです。
駅前広場(?)からの風景。
先ほど走った町道と八坂神社を見下ろすことができます。
ずっと見ていられそうな長閑な風景です。
出発しようとしたら、もう一匹の野良猫が車輪の陰で休んで
いました。
日差しが当たって暑いのでしょう。
すまんが出発するからのいてくれ・・・
野良猫は渋々駅舎の方に移動したのを見届けて紀伊細川駅を
出発しました。
-----
この後、急坂を下って町道に出、そのままローカル道を走って
R370に出ました。
予定では上古沢⇒下古沢⇒高野下・・・と、高野線のローカル駅を
回る予定でしたが、上古沢駅と下古沢駅の入口が良く分からず通り
過ぎたこともありますが、時間的な都合から今回は見送りました。
大阪に帰るときに撮影した高野下駅。
左側の駅舎が高野下駅です。
いずれ訪れます。
さて、今回訪れた2駅。
難波駅や堺東駅など同じ高野線の駅とは思えない素朴な駅です。
電車で訪れて、のんびりと駅周辺を探索するのもよいかと・・・。
<<おわり>>
紀伊神谷駅の一つ橋本寄りにある紀伊細川駅です。
紀伊神谷駅の高野下側にある踏切を渡ると急坂を下ることに
なります。
急坂と言っても、紀伊神谷駅までの狭路坂道と比べると、
道幅は広く路面も整備されているので走りやすいです。
しばらくは右側に南海高野線の線路や架線柱が見えていましたが、
やがてそれも見えなくなり、道路は不動谷川に沿って谷間を進みま
す。
谷間を抜けるとちらほらと人家が見えてきて、しばらくすると
集合住宅なども現れてきました。
紀伊細川の集落に到着したようです。
ですが駅がどこか分からない。
地図上ではこの付近なのですが、ご覧の通り「駅はどこ?」状態。
高野線の線路は標高の高い位置を通っているので、駅は山腹に
あるのだろうと予想していましたが、どこにあるか分かりません。
駅と道路を結ぶ階段があるのですが、どこにあるのか?
階段があるなら駅への案内があるものですが、それも見当たり
ません。見落とした?
しばらく思案しましたが、駅の位置はすぐに分かりました。
茶色い屋根の家屋の上にある白い建物・・・
ここが紀伊細川駅です。
めっちゃ山腹にあります。
場所が分かれば、あとは駅に向かうだけです。
駅の位置が分かった経緯と駅までの走行風景は動画でどうぞ。
(一部、画質が悪いです。)
・・・ということで、紀伊細川駅に到着です。
大正14年(1925年)7月に南海鉄道が高野下まで延伸してきた
後、南海鉄道の子会社であった高野山電気鉄道が、
昭和3年(1928年)6月、高野山電気鉄道が高野下~神谷
(現:紀伊神谷)間を開通させます。
紀伊細川駅はこの時に開業。開業当初は細川駅を名乗って
いましたが、2年後には紀伊細川駅に改称しています。
2017年度の乗降人員は、南海全駅100駅中98位。
上古沢~紀伊細川~紀伊神谷間で、最下位の紀伊神谷駅、
99位の上古沢駅と98~100位が並んでいます。
駅はこんな所にあります。
駅前には何もありません。自販機もありません。
駅から集落や道に下りるには、先ほど登って来た長い坂を下るか、
なが~~い階段を下りるしかの二択しかありません。
長い&急な階段です。
これはお年寄りにはかなりつらい。
健常者でも、この階段を毎日上り下りするのはつらいです。
これなら紀伊神谷駅を利用するというのも納得です。
ちなみに駅からの階段を下りるとここに出ます。
郵便ポストの先にある小道が階段入口です。
徒歩の場合はこちらからです。
階段なり坂道を登ってきたら、ここで座って息を整えてから
乗車するのでしょうか?
駅舎内。
雰囲気の良い木造駅舎に自動改札機。
自動券売機はありません。
乗車時は『乗車証明書』を発行してもらいます。
なので駅員さんが常駐しています。
ホームは対向式二面2線ですが、カーブを描いています。
写真左側が極楽橋方面ホームです。
あいにくと電車のない時間帯だったので早々に駅から出ました。
駅は標高323m地点にあるんだ。
駅前広場(?)にいた野良猫。
駅舎に器があったので、どなたかが世話しているようです。
駅前広場(?)からの風景。
先ほど走った町道と八坂神社を見下ろすことができます。
ずっと見ていられそうな長閑な風景です。
出発しようとしたら、もう一匹の野良猫が車輪の陰で休んで
いました。
日差しが当たって暑いのでしょう。
すまんが出発するからのいてくれ・・・
野良猫は渋々駅舎の方に移動したのを見届けて紀伊細川駅を
出発しました。
-----
この後、急坂を下って町道に出、そのままローカル道を走って
R370に出ました。
予定では上古沢⇒下古沢⇒高野下・・・と、高野線のローカル駅を
回る予定でしたが、上古沢駅と下古沢駅の入口が良く分からず通り
過ぎたこともありますが、時間的な都合から今回は見送りました。
大阪に帰るときに撮影した高野下駅。
左側の駅舎が高野下駅です。
いずれ訪れます。
さて、今回訪れた2駅。
難波駅や堺東駅など同じ高野線の駅とは思えない素朴な駅です。
電車で訪れて、のんびりと駅周辺を探索するのもよいかと・・・。
<<おわり>>