某掲示板で話題になったネタ。
バイクで悪路走行している@管理人のような者にとっては
他人事ではない話です。
ことの発端は投稿されたこの写真。
皆様ご存じ、グーグルマップのストリートビューの画像ですね。
日本三大悪路国道の一つ、R425での出来事。
撮影DATAから2013年9月の出来事のようです。
見事にバイクが側溝に突っ込んで転倒しております。
ライダーは大丈夫な様子・・・。
見通しの悪いカーブでの事故です。
しかもバイクと
グーグルカーと事故。
そう、バイクとストリートビューを作製するための
グ-グルの撮影車
との事故のようなのです。
場所は
こちら。
座標は『34.008448, 135.891582』。
(『』内を選択して”Googleで検索”するとすぐにでます。)
R425の白谷池郷林道分岐点~白谷トンネル間のどこかです。
(R425の『436』ポスト付近)
先にも書きましたが、事故は山中の見通しの悪いカーブでの事故。
前後の画像を並べてみます。
①
②
③
画像を見る限り、R168→R169に向かって走っていたグ車が、
R169→R168に向かって走って来たバイクと出会ったという
感じですね。
ストリートビューで現場から白谷トンネル方向に進むと、
現場を境にして撮影月が2013年10月になります。
事故があったので撮影を中断。後日撮影し直したのではないかと
思うので、グ車はR168→R169方向に走っていたようです。
某掲示板では”狭い道でグ車を追い越そうとして
側溝につっこんだ”という書き込みがありましたが、
経験上、このような場所で車を追い越すライダーはいません。
(頭のネジがぶっとんでいるか自殺志願者ならあり得ますが・・・)
画像②、グ車の横方向の写真でしょう。
この瞬間に側溝に突っ込んだと見てよいです。
こんな見通しの悪い道で、グ車のイン側から強引に抜くことは
ないですね。
なので、@管理人としては、バイクとグ車との出会い頭の事故と
いうことで話を進めます。
そもそも『事故の原因はなに?』となります。
・バイクが狭路の中央付近から(バイクから見て)やや右側(谷寄り)
を走行していた。
・グ車が(グ車から見て)カーブで右寄り(山寄り)を走っていた。
この2つでしょう。
R425を始め、あちこちの山中の1車線道をバイクで走っている
@管理人ですが、見通しの悪いカーブで対向車と事故に遭いそうに
なったことは何度もあります。
実際、大阪府道/和歌山県道r61蔵王峠の和歌山県側のカーブで
ランクルと出会い頭事故に遭ってます。
山中の1車線狭路を走り慣れていない車のドライバーというのは、
見通しの悪い右カーブではややイン側を走る傾向にあるようです。
レースとちゃうんやから、アウト側を走れよと・・・。
@管理人が会った対向車のほとんどはこれです。
カーブミラーがあっても見ないでつっこんでくるからねぇ・・・。
で、バイク側。
ライダーから見れば見通しの悪い左カーブとなるわけです。
残念なことにここにはカーブミラーがありません。
なので、対向車を視認するためにもやや中央寄りを走らなくては
なりません。
もう少し左側を走ればいいのですが、側溝もあるのでどうしても
中央寄りになってしまいます。
「はまりたくない・・・」という心理が働くのです。
しかし、そういう心理的なことも差し引いても、このライダーさんは
右に寄りすぎです。
悪路走行に慣れていないのかなぁ・・・。
ライダーから見ると、おそらくグ車は左側に寄りすぎていたよう
なので、視認したときは止まるに止まれない距離だったか、
衝突すると思ったのでしょう。
思わずフルブレーキ→後輪ロック→転倒→滑りながら側溝へ・・・
反射的に左側に逃げて側溝に突っ込んだようです。
バイクはさほど速度をだしていないようです。
グ車は分かりませんが・・・
ライダーさんは軽傷のようですが、バイクはフロントフォークが
歪んでいそうです。無事に帰られたのかなぁ・・・。
グ車のドライバー、救護したと思いますが、まさかこのまま見捨てて
ないですよね・・・。
(この画像を載せるグーグルもグーグルだか・・・)
さてさて、バイクでこういう道を走り回っている@管理人にとっては
他人事ではない話。
いつ、@管理人がこういう目に遭うか分かりません。
@管理人は悪路走行でのこういうカーブでは極力速度を落とし、
できる限り左側に寄って慎重に走ります。
絶えず『対向車が来る』という前提で走っています。
車を運転する方も、くれぐれも右カーブでは注意してください。
できる限り(車から見て)左側を、できればクラクションならすなり、
ヘッドライトを点けていただけると助かります。
バイクはまだ音がするから気づきますが、最近は自転車がこういう
道を走っております。
たまに無茶な走りをするチャリダーさんもいますからね・・・。
これからのツーリング・ドライブシーズン、事故のないように
楽しみましょう。