けろっぴぃの日記

最近、政治のことをはじめとして目を覆いたくなるような現状が多々あります。小さな力ですが、意見を発信しようと思います。

日韓戦の横断幕の大きさに驚き、目覚める人がいるかも知れない

2013-07-30 00:43:22 | 政治
昨日の東アジア杯男子日韓戦で、韓国は性懲りもなくまた「歴史を忘却した民族に未来はない」と書かれた横断幕を掲げて問題となった。さらに、伊藤博文を暗殺したテロリストの安重根の肖像画も合わせて掲げていた。私はその試合を見損ねたので、最初、ニュースでこの話を聞いたときは「またか・・・」と思う程度であった。しかし、ネット上にもその写真が取り上げられると共に、テレビのニュースでもその映像が流されており、その横断幕や肖像画の大きさに度肝を抜かれた。今日はこの点にコメントしたい。

昨年のロンドン五輪の3位決定戦の日韓戦では、試合後に朴鍾佑選手が竹島の領有権を主張するメッセージを掲げ、FIFA及びIOCから処分を受けたが、メダル剥奪を逃れた。多分、韓国からすればあの一軒の決着を見て、スポーツ界のフェアプレーなんて「何でもアリ」感が高まっているのだろう。FIFA及びIOCの判断の甘さが悔やまれてならない。しかし、思い起こせばその際の掲示は小さなボードで一人で簡単にもてる程度であった。小規模な個人的な行為と見て取ることはできた。実際、チーム全体で竹島の領有権を主張しようと提案があったそうだが、チーム内で否定されて実行に移されなかったという背景もある。

しかし、今回の横断幕の大きさはそんな半端なものではない。概ねサッカーのピッチの横幅並みの大きさに見えるから、多分、45mぐらいの幅の超大掛かりな横断幕であったのだろう。安重根の肖像画も、ゴールマウスの10倍ぐらいの大きさの広大なものである。韓国サッカー協会は流石にマズイと思ったようで、前半終了後に強制撤去をおこなっている。しかし、日本からの抗議に対して韓国サッカー協会は特に対応しないとしているらしい。一方で、日本側の応援団の一部が旭日旗を掲げたことに対し、東アジア連盟と議論中だという。もちろんFIFAの応援時の政治的な主張を禁じる規定に照らし合わせたとき、日本側の行為と韓国側の行為を公平公正に議論して頂けば良いので、東アジア連盟などとケチなことは言わず、上位のFIFAが納得できるような対応を求めれば良い。FIFAが納得できなければ、事態はより深刻になるので、これはこれで先行きを見守れば良いだろう。

しかし、これらの事件を見て改めて痛感するのは「もはや、韓国国民の良心に期待することは不可能である」という事実である。実は私は、このサッカーの記事以上に下記の記事に驚きを隠せなかった。

産経ニュース2013年7月28日「韓国、評論家の呉善花氏の入国を拒否 評論活動が影響か

この呉善花氏のことを検索すると、例えば下記の様なサイトが引っかかった。

国際派日本人養成講座2003年10月5日「国柄探訪: 日韓文化摩擦を乗り越えて

ここには、韓国の一人の女性が日本を訪れて、それまでの韓国での反日教育と実際の日本との間のギャップが記されている。そして、文化の違いということで幾度か頭を傾げることもあったが、一方的に自分の価値観を押し付けるのではなく、それぞれが相手の文化を理解して接することで、初めて到達できる「相互理解」というものがあることが書き綴られている。それは些細な「消しゴムの貸し借り」に端を発する出来事であったりするのだが、それなりに的をついたご指摘だと思う。そして、その誤解の根源が何処にあったかといえば、韓国で徹底して行われている「反日教育」がその根本原因だとしている。この様な視点から、彼女は今年の春先の段階で朴大統領の反日的な強硬姿勢を下記のブログで予告している。

BLOGOS 2013年4月18日「朴槿惠大統領『親日幻想』に騙されるな―呉善花(拓殖大学教授)

この中でも同様に指摘されているが、下記の様に反日教育についてまとめている。

「(略)・・・そして日本人を『血も涙もない人間だ』と悪魔のような存在として教わったのである。いま60歳前後以下の教育を受けた韓国国民はだいたい、このような侮日の感覚をもっている。韓国で何かあるたびに日の丸を燃やしたり踏みにじったりするのは、そのためである。・・・(略)」

教育現場で幼い時から悪魔と洗脳され、マスコミもこぞって洗脳をアシストし、その様な歴史が半世紀ほど続いた結果、60歳以下であれば同様の感覚が確立されているという。サッカーの横断幕を掲げるような奴は多分、20~30代ぐらいだろうから、幼い時から悪魔と洗脳された子が、さらにその子供に悪魔と洗脳し、誰一人として「日本人は悪魔だ!」という命題に懐疑的になれない時代に今、韓国は突入している。現在61歳の朴大統領は、その様な教育を受けた世代として、更に若い世代の共感を得るために、自らが正しいと信じる「歪んだ歴史観」「捻じ曲がった民族意識」を振りかざしている。そんな韓国で生まれた韓国人(現在は日本人の呉善花氏)が、「そんなことはない、王様は裸だ!」と叫ぶと、親類の結婚式だというのに、その様な人は入国拒否されてしまう。とことん、純化路線に走る姿勢を崩さない。

世界中の何処に行っても、人それぞれは様々な考え方をするので、100%、例外なく同様の考え方をするとは限らない。日本で言えば、極端なナショナリズムに燃える右翼もいれば、中国、韓国のヨイショに勤しんでいる者もいる。そしてその大多数は平和的で協調的な人達であるの。これは民主主義の国であるが証拠であり、極端な右翼であってもそれを排除できないという約束がそこにはある。一方で韓国はどうかといえば、国民の大半が反日のナショナリスト予備軍で、強硬なナショナリストも大多数いる。マスコミなど殆どそうである。しかし、極々僅か、0.001%にも満たないような僅かな親日、ないしは親日とは言わないまでも公平公正に日本を評価する人々は、上述のナショナリストたちに強硬に排除され、見つかろうものなら国賊扱いで村八分である。それを、民間レベルでイジメの様にネチネチやっているのであれば理解できるが、国家レベルで公式にそれを明言したのが呉善花氏の入国拒否である。立場の異なる両国が理解を深めるためには、少なくとも両者の立場を理解する公平公正な立場の人間は必要不可欠である。日本には少なくともその様な土壌は十分すぎて困るぐらい有り余っているが、韓国の純化路線はその様な人の存在を抹殺しようとしている。これではお互いの理解など不可能である。

少なくとも、その態度だけを見る限りは、戦争と背中合わせの北朝鮮と、いざ戦争になれば後方支援を担うはずの日本との評価において、どの国が敵でどの国が盟友なのかは相当怪しいものになっている。その様な国に対して、「誠意を持って接すれば必ずわかってもらえる」というのは無理だというのを、あの横断幕の大きさを見て改めて感じさせられた。日本政府は、もっとマスコミがあの横断幕の大きさを報じるように、菅官房長官は「幾らなんでも、あの横断幕の大きさは常軌を逸している」と日本国内に訴えるべきである。そうすれば目が覚める人もいるかも知れない。

人が目覚めるには、それなりのきっかけがいるが、あの横断幕の大きさは驚きのレベルだと思った。

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1 コメント

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Unknown (八目山人)
2013-07-31 16:38:49
5月には入国できたと言う事は、パククネが「こいつを入国させるな」と命令したのでは、と思います。
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