けろっぴぃの日記

最近、政治のことをはじめとして目を覆いたくなるような現状が多々あります。小さな力ですが、意見を発信しようと思います。

危険な美しさ(You're Beautiful.)

2011-12-12 23:52:50 | 日記
先日から資生堂 TSUBAKIのCMソングで「You're Beautiful」という曲が流れ始めた。

私はここ数年、洋楽の世界に疎いので、2005年にJames Bluntのこの曲がヒットしたことを知らなかった。ちなみに、このCMソングはリミックス作品でJames Bluntのオリジナルの曲ではないらしい。

私がこの曲が気になり出したのは、2ヶ月ほど前の朝の通勤の際に、FMラジオでこの曲がかかってからだ。何処かで聞いた懐かしさと、「You're Beautiful. You're Beautiful」と続くフレーズの美しさに心惹かれ、早速昼休みにネットで検索をかけた。You TubeにJames Bluntが歌うプロモーションビデオがあり、思わず見入ってしまった。

雪の降りしきる真っ白い世界の中で、黒い服を着た彼が歌い続ける。極寒の中、順番に服を脱ぎ、それを白い地面の上にきれいに並べていく。最初に観たときには全く意味不明であったが、非常に意味深な感じはした。

一体、これは何なんだろう。そして、最後は深い深い海に落ちていく。

私は最初、この曲はラブソングだと思った。英語の歌詞とその和訳を探して、何度も読み返しながら、やっと意味が分かった。

CMで流れている部分はこの部分である。

You're beautiful. You're beautiful.
You're beautiful, it's true.
I saw your face in a crowded place,
And I don't know what to do.

どうしてもこの部分が頭に残るので、ラブソングの印象が強いが、実は曲の持つ意味は全くの真逆である。洋楽に詳しくない方は、是非、曲を聞いて、歌詞を読んで、私の受けた感覚を味わって見て欲しい。だからここまでの記述でやめておく。

しかし、本当に美しい曲だと思う。美しすぎて、だから怖い。危険な美しさである。曲を聴くと、地下鉄で天使に出会い、微笑みかけられた主人公に感情移入をしてしまう。完全に酔ってしまい、感覚が麻痺してくるのが分かる。多分、その時はそんな感覚になってしまうのかも知れない。近づいてはいけない世界なのである。

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