ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

ルールの違い

2011-09-15 09:34:24 | モニョモニョくん


            「今日はめんどくさいから行きたくない。」



今朝の理由はコレでした。

もう、これといった理由はなくて「めんどくさいから」とか言うようになったのです。つまり、もう「嫌」という感じではなくなってきたのでしょう。よしよし。

そんなこと言っていても、8時が来れば「行ってきまーす!」とばーちゃんとともにいそいそと車に乗り込んで出発していき、今日も残念ながら登園2番目だったことを「悔しいー。」と言っていたようです。


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今回こうやって別の幼稚園に通うようになって、一つの幼稚園に通うだけでは分からないことも分かってくることもあり、小さなことでもへぇー。と思うことや、いいね!と思うことも数多く、とても良い経験になるな。と思っています。

<例1>:バスに乗る時&降りる時に、ちゃんと一人一人立ち止まってお顔を見て、先生と同時に「せ~の。おはようございます!」「せ~の。さようなら!」とお辞儀をして丁寧に挨拶をする。

→ 向こうの幼稚園では、乗りながら&降りながら、なんとなーく「おはようございます」と言ったり、なんとなーく「さようなら」と言ったりしている。でも、確かに私も幼稚園当時こうやってきちんと挨拶をしていたような気がします。


<例2>:バスから降りる時に、バスの階段をジャンプして降りると注意され、ちゃんと一つ一つ降りれるまで何度でも昇り直してやり直しをさせられる。

→ 向こうの幼稚園では、モニョさんが階段の一番上からジャンプするのはもう当たり前になってしまっていて、何も言われない。モニョさんも得意げに毎日ジャンプ。


<例3>:お給食のご飯を、最後まできれいに集めて一粒残らず食べる様に徹底指導している。

→ 最初は先生からモニョさんがこれができていないということを聞いて、そんな細かいこと良いじゃ~んっ。と思っていた甘い母でしたが、最近では幼稚園でも出来る様になったようで、先生にも褒められて嬉しかったモニョさんは、家での食事の時にも得意げにきれいになったお茶碗を見せてくれるようになりました。


<例4>:トイレットペーパーを学期の初めに一人一個持って行く。

→これはナイスな案だなぁ。と思いました。子供達は鼻をかんだりするので、ティッシュ一人一箱とかでも良いかも?


<例5>:水筒のお茶を飲む時には、必ず毎回手を洗ってから飲む。

→ モニョさんはこれがかなり面倒くさいようで、幼稚園に行きたくない理由としてしばらく言い続けていました。


<例6>:お給食のセットは「コップ・ナフキン・歯ブラシ・フォ-ク&スプーン&箸の3点セット」毎日これを巾着袋に入れて持って行き、毎日持って帰ってくる。

→ 向こうの幼稚園では、3点セットになったカトラリーセットは持ってくるのを禁止されています。理由は3つもあるとカチャカチャやったり、ケースを開け閉めしたり、何かとややこしいので。とのこと。こっちの幼稚園では、持って行く理由をお給食のメニューによって使い分けます。としています。「問題が起きる前に起こらないようにする」のと「たとえ問題の起きる条件がそろっていても、起こさないように指導する。」という方針の違い?向こうの幼稚園ではコップも持ち帰るのは週に2回だけ。あのコップで牛乳も飲んでいるのに、一体どうしているんだろう・・・・?と思うことも。あと、甘い菓子パンが週に2回出るのに、歯ブラシも持って行っていないことも実は気になっていたことでした。


<例7>:携帯メールの登録をし、幼稚園から3~4日に一度くらいのペースで一斉送信でメールが送られてくる。(園での園児達の様子や、行事があればその報告&お礼、連絡事項、お願い、先生たちのつぶやき、など、全く堅苦しい感じの文章ではなく、とても好感が持てます。)

→ 向こうの幼稚園では、特にバス通園だったりすると、先生や園とのつながりがほとんど感じられませんが、これは良い方法だと感じます。人によっては別に要らんサービスだと感じる人もいるかもしれませんが。


<例8>:ハーモニカ、ピアニカ、工作の時間がある。(書き方、体操教室も)

→ 私も在園時そういえばやりました。ハーモニカも音階を普通に吹いていたし、ピアニカも持って行っていたような気がします。ハーモニカをもらったモニョさんはとっても嬉しそうで、家でピアノの練習の時に、私がピアノ、モニョさんがハーモニカで自分からセッションしたりしたがります。工作好きなモニョさんには、工作の時間が多くもうけられていることも、良い点でしょう。向こうの幼稚園では、英語やコンピューター、書き方、モンテッソーリ、宗教、体操教室、などの時間があり、カリキュラムが忙しいので、楽器といえば行事事の発表のための練習になってしまうので、モニョさんは苦手であまり楽しめていないのでは?モンテッソーリやパソコンの時間は好きみたいですが。


<例9>:お祈りの時間が短い。

→ 向こうの幼稚園でモニョさん的に最もネックなこの時間。こちらでは短いようなので、そこはラッキー♪と自分でも言っています。なんともバチ当たりですが。また向こうに戻る時に、何をするにもその前にいちいち長いお祈りをするのを今まで以上に嫌がりそうな気もします・・・。帰りのお祈りの変わりにこちらでは楽しそうな踊りを踊るみたいで、それを昨日は嬉しそうにちょっと恥ずかしそうに家でもやってくれました。



今、思いつくのはこのくらい。一つ一つはたいしたことではないのですが、園によって「あたりまえ」と思っていたことが違って、結構面白いし、これを3年間続けたら違うんだろうな。と感じています。

ちょっと得した気分です。