新しい仲間

昨日、「女子の会」のお友達が無事、男の子を出産したとの報告が海を越え山を越えやってきました。あぁ～何て嬉しいんだろうちっちゃい赤ちゃんが、この間までは目の前にはいなかった赤ちゃんが、今は彼女のそばにいて泣いたり動いたりおしっこしたりしてるかと思うと、それだけで胸がいっぱいになります。

　　　　早く会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい


モニョさんの弟分の赤ちゃ～ん！元気にすくすく育ってね。そしていっぱい遊ぼうぜ

日々成長

ベッドのすぐ脇にある敷物の上で座って遊んでいたら、マットレスの角におもむろに手をかけて、む～んと上手に立ち上がりました。

おめでとうモニョさん。　　　　　《ハイハイも本日認定》

bebe

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「Bebe!」


モニョさんがフランスで一番多く聞いた言葉かもしれません。
こちらの子は、モニョさんを見つけると１００％必ずこう言います。やっぱり子供は子供が気になるから？日本ではどうなんでしょ？

この辺りでは東洋人の子供は珍しいので、ましてや赤ちゃんともなるとフランス人の大人でもとても興味があるようで、モニョさんと一緒にいるとどこに行ってもたくさんの方が声を掛けて下さいます。きっと子供はもっと気になるんでしょう。「Bebe! Bebe! Bebe!」と得意げに指をさして何度も何度も繰り返すのです。そういうあなたもかなり立派な”Bebe”だと思うけどというような小さな子までくまなく言ってくれます。

今日もお買い物途中に降られた雨のため、雨宿りに入った洋服屋さんで２歳と３歳くらいの二人の姉妹がモニョさんを見つけ、お決まりのセリフとともに駆け寄ってきてベビーカーに乗ったモニョさんを囲みました。吸い込まれそうなくらい深い青の大きな目をキラキラさせてモニョさんをじっと見る。恥ずかしそうに腰をクネクネさせてモニョさんをじっと見る。

横にはその子達のお父さんらしき人が立っており、ガールズたちにこう言いました。「Bebeに”タトゥー”したら？」（これは私の推測ですが、”Salut! （サリュー）”という「やぁ！」ぐらいの挨拶があるのですが、これはその子供の赤ちゃん言葉版？）で、ガールズたちはかわいく手をニギニギさせて「タトゥー」「タトゥー」そしてズイっと近寄りベビーカーの脇まで来ました。日本にいる頃に、これくらいのちびっ子が興味のあまり、モニョさんの目に指が入りそうになったことがあったので、一瞬大丈夫かな？と思いましたがナニナニ心配無用。

　　　　　　　　　　　　「チュ」

さすがキスの国おフランス。手ではなく口の方が先でしたもう一人のちびっ子マドマーゼルも上手にチュパっとしてくれて、二人とも満足そうにお父さんと一緒にお店を出ていきました。

モニョさんに「良かったねぇ～。」と言うと、感想はキャハなんだそうな。

おんぶ希望

こっちに持ってきて良かったものを挙げるとすれば、ダントツ１位は外出時になくてはならないスリングとお友達のいづからおさがりでもらったおんぶヒモ　毎日家事をするのに、寝かしつけるのに、本当に大活躍です。

日本を離れる時にはモニョさんもまだまだ小さくて、これがこんなに必要になるとは想像もしていなかったのですが、「念のために持っていこう。」と船便の荷物に入れて置いたのが本当に良かった　特に、こちらの家はキッチンとリビングが完全に離れていて、キッチンの床はタイル張り、遊ばせるスペースもないため、私がお料理をしている時にはまんま用のイスに座っていてもらうしかないのですが、これがあんまり長時間には耐えられない　ある程度時間が経つと飽きてきて、寂しくなって、泣き始めます。

くっついていれば幸せなモニョさんママちゃんの家事ぶりを覗いたり、電子レンジのガラスに映る自分に喜んだり、調理台に置いておいた乾燥ワカメの袋をシュパっと手に取って振り振りシャカシャカきゃはははは～～～～っと楽しんだり、ワカメちゃんの袋を握りしめたまま遊び疲れてコテっと眠ってしまったり、背中での時間を気ままに楽しんでおります。

さて、最近偶然とは思えない出来事が立て続けに何度かありました。

おんぶヒモをモニョさんの手の届く所に置きっぱなしにしていた時のこと、モニョさん自ら「うんしょうんしょ」とおんぶヒモを自分の方に引き寄せていたので、ヒモもたくさん出ているし危なくないとも限らない。と引き離して遠くに置くと、また「うんしょうんしょ」と近寄って自分の方に引き寄せて、一生懸命仰向けになった自分のお腹の上におんぶヒモを乗せています。「もしかしておんぶされたいの？」と、ご希望通りおんぶヒモを装着。いつもなら装着される時には少し抵抗するのに、全く抵抗せず、むしろ自分の手で引き上げてお手伝いしているかのようにすら見えました。おんぶしてあげると、ものの数分もしないうちに声もあげずにスーっとおやすみに・・・　眠たかったようです。これが何度か同じ感じでありました。

お喋りはまだできないけれど、一生懸命自分の要求を表現しようとしていることにしばし感動。もっともっといっぱい話かけてあげなければ。と改めて思いました

日常のワンシーン

今日バスに乗ってお買い物に行く途中、バスの中にあるベビーカー専用スペースにモニョさんをベビーカーに乗せたままブレーキをかけてその後ろに立っていると、一台、また一台と他の赤ちゃんが乗り込んで来て、ちょうどそのスペースにきっちり入るだけの３台のベビーカーが触れあうくらいに隣通し並びました。

右隣にアフリカ系の黒人の女の子。左隣に見事な金髪の白人の男の子。
女の子は髪に色々な色のゴムを何カ所もとめてぐっすり眠っていて、男の子はモニョさんのベビーカーにつけているおもちゃを横からとったりしてお母さんに怒られて、モニョさんもその男の子の方に手を伸ばしたり、男の子が自分のおもちゃをモニョさんの手に持たせてくれたり、そんなこちらではごく日常的な光景を後ろから見ていて、本当に当たり前だけど、今さらだけど、この子はフランスで生きているんだなぁ。そうなんだなぁ。と急にしみじみ思っていました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

気持ちの変化

最近、明らかに自分の気持ちの上で変わったことがあります。

ついこの間まで「帰りたくない～～～」と毎日のようにだだをこねていましたが、夏休みが終わり、あぁ、もう帰るんだなぁ・・・とフト思ってからは、急に気持ちはすっかり帰る方向にむいています。

かといって、別に積極的に帰りたいというわけでもないのですが、普段お買い物に行ったり、おいしい物を食べたり、街をフラフラしたり、家にいるだけでも、あとこれが何回できる？何回食べられる？何日いられる？と日々減っていく残りの時間ばかりを気にし、そして少し前までは考えることすらなかった日本に帰ってからの生活のイメージ映像が頭にホワンと浮かんだりします。よく浮かぶ映像・・・S宮のマックスバリュの練り物コーナー付近でお買い物、イオンO２のフードコートで週末のランチ、T市の中央橋を車で横断。

こちらでは住む場所は違えど、毎日好きな物を食べて、好きな時に好きな所へ行って、誰のことを気にすることなく、紛れもなく「自宅」なので、みなさんからのありがたい救援物資のおかげもああって、言葉が不自由な点以外はさほど不自由を感じたり、あれが食べたい！これが欲しい！ということもほとんどないのですが、帰ると思ったら急にあれこれ食べたいものがでてきました。

厚揚げ、大根、里芋、イカのお刺身。


残りあとわずか一ヶ月半。悔いの無いよう楽しんで思い出いっぱい帰りたいと思います。

奥様ツアー

この間の木曜日、パパちゃんのボスのお宅に再びおよばれしました

最初お庭のテラスでお食事。お肉類はその場でバーベキュー。最初に出して頂いたメロン、りんご、えびの入ったフルーツサラダはいきなり最高でした　なのでどしょっぱつから奥様にはお料理について質問攻め。このソースは何を使っているのですか？それは一体どのくらいの分量なのですか？いやいや適当とかじゃなくてもっとその詳しく！他には本当に何も入っていないのですかっっ？？？お料理の得意な奥様、嫌な顔ひとつせずとっても丁寧かつ的確に教えてくださいました。

そんな質問攻めが助走をつけさせたのか、パパちゃんと二人で言ったこの言葉が奥様の心を動かしました。

　　　　　　　　「こんなサラダ初めてだねぇ。」

奥様の中では「ぬぁにぃ～～～～～～？！」という感じだったに違いありません。「スーパーのお総菜でも売ってるわよ。」と言われましたが「試したことないです。」と答えると、こう言ってくださいました。「一緒にお買い物行きましょ。」


で、行って来ました「奥様ツアー」。
「パパちゃん＆モニョさんの初お留守番」という大イベントつき。ふふ・・。

最初は街の中心で毎週土曜日だけ行われる大きな市（マルシェ）へ。野菜、果物、肉、チーズ、魚、パン、お花、ジャム、お総菜、等々いろんなものが売っています。前々から気になっていた調理法の分からないお野菜や食べ方の分からなかった果物について質問したり、あれは何ですか？これは何ですか？と次々する質問に、期待以上の丁寧な説明をフランスの文化を交えて説明してくださいました。途中、ダウンタウンにある古い素敵な建物を見に連れていってくださったり、歴史的な建物を見せてくださったり、この街の知らなかった歴史を知る機会も多く作ってくださいました。

つづいて少し離れたスーパーへ移動。車で移動の途中には高級住宅街の素敵なお家めぐりもスーパーではお総菜＆お肉屋さんでお肉の買い方、お総菜の買い方、お薦めのお総菜、オーブンで焼くタイプのお総菜の調理方法などなど、いままで知りたかったこと全～～～～～～部とても丁寧に教えてもらえました。お薦めのお総菜を買ってくださりそうになったので、そんな申し訳ない！！イエイエ自分で買います。と言うと、代わりに帰りに寄ったパン屋さんでお薦めのパンを２種類も買ってくださいました。車の中で食べる一口おやつもあぁ、いたれりつくせり

土曜日の午前中のほんの３時間でしたが、フランスのことをある意味これまでで最もたくさん知ることができ、そして何よりもすご～～～く楽しかった！！お優しい心遣いの奥様に本当に感謝。

奥様とお別れした後は、とにかくお留守番の二人組が心配でダッシュで帰ってきてみたら、何て事はない男同士楽しく仲良くしておりました。こちらも大成功だったようです。ってことは、これからもママちゃん単独お出掛け可？？やっほ～～い！！

バイバイ

夏休み最後の旅行中に突然できるようになったバイバイ

今まで長い間、やらないかなぁ？かわいいのになぁ？と願い続けてきたことですが、やっとできるようになりました。旅行先でお世話になっていたおばあちゃんが、モニョさんと目が合うたびに「モイッカ！」（その国の言葉でバイバイすることの意）と繰り返し繰り返ししてくれたのが良かったのでしょう。

今朝のパパちゃんのお出掛けは、モニョさん初のいってらっしゃいバイバイでのお見送り。それがどんなに素敵なことか、あなたはちっとも分からずやっているんでしょうね

ハイハイ

只今ハイハイ試運転中です。

おそらく日本にいたらもっと早くできるようになっているんではないかと思うのですが、家では一応入り口付近で土足と内履きに履き替えてはいるものの、ここでは床の上で生活することがなく、モニョさんが普段動き回れるのはリビングに置いてあるシングルベッドの上と、小さなベビーベッドの中だけ。ハイハイをする機会はほとんどありませんでした。

以前から何か敷物を買ってモニョさんにそういう機会を作ってあげたいと思ってはいたものの、なかなか行動に移せずここまで来てしまい、気が付けば１０ヶ月目に突入。足腰も知らぬ間にとてもしっかりしてきています。夏休みの旅行先でハイハイなどで動いたりすることは赤ちゃんの体の発達にも、そして脳の発達にもとても大切。とアドバイスをもらったのをきっかけに、旅行中はできる限り床で自由に遊ばせ、帰ってきてからは安物ながら敷物を買って床を念入りに掃除し、今はその上でお座りをしたり、腕立て伏せポーズでヨロヨロしたり、一日の多くをそこで過ごすようにしています。

早速ハイハイらしきことも始めました。おもちゃなどを目線の少し先で動かして見せると、「触りたい触りたい。」の一心で、足だけ思いっきりふんばりロケットジャ～ンプ！上半身の扱いがまだ分かっていないらしく、その勢いで前につんのめる。でも、片手だけは「触りたい触りたい。」と最大限に伸ばしているため、バランスをくずして凄い勢いで裏返る・・。石にのぼり損ねたカメみたい


まだまだエンストばかりのモニョさんですが、ゆっくりのんびりいきます。安全運転で。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１０ヶ月

あら？夏が過ぎてみたらいつの間にか１０ヶ月。なぜにこんなに早い？


８・９ヶ月の間に変わったこと

・前歯が計４本になりました。　
・上下の歯をこすって頻繁に歯ぎしりします。
・抱っこしていると肩や腕を噛まれるようになりました。
・すっかりお座りで遊べるようになりました。
・ママちゃんが離乳食をきっぱり諦めました。
　（ご飯をお湯でふやかしたものに救援物資でもらった日本の離乳食のあ
　　んかけや野菜のフリーズドライをまぜたもの。こっちの赤ちゃんヨー
　　グルト。バナナ。野菜を煮たものにすりゴマをかけたもの。救援物資
　　の赤ちゃんせんべい。パンやいもなどで適当に乗り切っています。）
・二回食ともママちゃんたちと一緒に食べています。
　　（昼１２：００頃、夕方８：００頃）
・パパちゃんのことを「おとう」と呼ぶようになりました。
・一人でもくもくと遊ぶ時間が増えました。
・一つのものに熱中するタイプのようです。
・好きなもの：テレビのリモコン、ペットボトル、紙片、ビニール袋、鏡
・スーパーの買い物カートに座っていられるようになりました。
・どうもオッパイだけではだんだんお腹が空いてきたようです。
・カメさんスタイルから手の方向転換と寝返りを駆使して、かなり自由に
　動けるようになりました。
・ママちゃんが笑えば笑い、いなくなれば今生の別れかのように大泣き。
・急にべったり時間が増えました。
・感情を激しく表せるようになりました。
・人見知りを少しします。時間が経って慣れれば大丈夫。
・とにかく何でも触りたい。手を伸ばしたい。
・兄一家が遊びに来てくれて以来、他のちびっ子に興味が出てきました。
・好きな言葉：「アイタタタタタ～」「エテ～」
・相変わらずおんぶヒモでおんぶが大好きです。
・おむつのマジックテープが手ではずれることがバレました。大変。
・夏休みの間にたくさんの人に接し、そしてかわいがってもらいました。
・海デビューしました。（大泣き）
・山デビューしました。（標高３５７１メートル）
・つかまり立ちをさせるとしばらく立っていられるようになりました。
・髪がずいぶん伸びてきました。
・少しクセ毛のようで、耳の上でくるんと外向きにカールしています。
・抱っこしようとすると両手を伸ばしてくるようになりました。
・抱っこすると首にぎゅっとしがみついてくるようになりました。


一ヶ月でめまぐるしく変化する時期。ひとつたりとも見逃すことなく目に焼き付けたいです。