ママちゃんへの道

モニョモニョくんとの未知なる世界

蝉夏

2011-08-17 00:29:39 | モニョモニョくん

          


今年の夏は蝉です。


カブトムシやクワガタも例年通り毎晩せっせとパパさんとともにハンターに行くのですが、去年までは全く見向きもしなかった蝉になぜだか今年は首ったけなのです。


鳴き声を聞いて蝉の種類が分かるようになったのはもちろん、最初は虫アミでせっかくつかまえた蝉も、ビービービービーというけたたましい鳴き声におののいて手でつかむことが出来なかったのに、筋金入りの虫捕り少年パパさんの指導のもと、木にとまっている蝉でもいつのまにか素手で捕れる様になっていました。

家にいてもセミ、外遊びの時もセミ、夜もセミ、お出掛けしてもセミ。セミセミセミ。常にセミのことばかり気にして、セミ捕りいこ!セミ捕りいこ!と頭の中はセミだらけ。



           「お母さんも小さい頃セミとった?」



ある時、こんな風に聞いてきたので、

「お母さんはね~、小さい頃から”セミは7年も8年も土の中にいて、やっと地面に出てきたと思ったら一週間しか生きられないからセミはとっちゃいけないよ。”と言われてたから、セミはとらなかったよ。そのかわりセミの抜け殻はお母さんのおばあちゃんの家に遊びにいったときに、一度に100個くらいとったりしたこともあるな~。」

なーんて答えてしまった。


「火に油を注ぐ」とはこのこと。その日から抜け殻とりに情熱の炎をボーっっ!!と燃やしだしたモニョさん。

どこへいっても抜け殻のことばかりが気になり、幼稚園に行っても、買い物に行っても、外遊びに出ても、スキあらば抜け殻くんたちを収集。幼稚園カバンの中、ズボンのポケットの中から、時には洗濯し終わった洗濯機の中から抜け殻くんたちが出没し、ギョエーーーーーーーっっっ!!となることも。


     

玄関の自分の自転車のかごにこんな感じでディスプレイ・・・・。しかも、気がつくと日に日に数が増殖してます。足のとれたものなどはご丁寧にテープで補修。一個なくなっても、微妙にお気づきになるのでへたに触れません。「あ!モニョくんのクマゼミの抜け殻が一個ない!」とかおっしゃるんですけど、何ゼミの抜け殻かなんて知らんがな。と、思っていると、ある朝、玄関でこんなことになってました↓


          


さすが図鑑少年は違いますな。採ってきた抜け殻は図鑑で確認して種類を見分けているようです。キミはやっぱり研究者向きだよ。思う存分突き進んでおくれ。



トップの写真はパパさんがお仕事場で夜帰る時に見つけたセミの羽化。見たい見たいとモニョさんが言っていたので、眠りかかっていたモニョさんを起こしてパジャマのまま連れて行きました。私も初めて見たので、ホー♪ホー♪と感激していると、モニョさんは「あの抜け殻(抜けたばかりの殻)、採ってもいい?ねぇ、いい?」と狙いはやはり抜け殻くん。でも、抜けたての殻はやっぱりまだ柔らかくて、初めての感触でした。


今、モニョさんが見たいものは2つ。

1、動くセミの幼虫 → 家にもって帰って来て、ウチで羽化させたい。
2、セミの交尾   → なぜか「セミはねー、横に並んでするんだよ。」と知っていた。恐るべし。(それを聞いてネットで調べてみた→



母はセミのメスが鳴かないことも、セミの交尾のことも、セミがどこで卵を産むのかも、なにも知りませんでしたよ。






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