第6回高知県メタンハイドレート開発研究会の講演会を、2013年 7月25日(木)、高知会館で開催しました。
とき: 2013年 7月25日(木)、午後2時~4時30分
ところ: 高知会館 二階「白鳳の間」
7月25日高知会館で、 資源エネルギー庁の課長補佐をお迎えして講演会を開催します
その1 開会と資源エネルギー庁の上條課長補佐の講演
司会進行をお願いしている 桑名龍吾(高知県新エネルギー議員連盟事務局長・県議会議員)さんより、 開会のご挨拶を兼ねてスタートしていただきました。
高知県新エネルギー議員連盟事務局長という立場から、2年前の第1回設立記念講演会でも司会を務めていただいており、また先日は尾崎知事との面談当日の橋渡しをしてくれるなど、何かとお世話になっており、高知県メタンハイドレート開発研究会の取り組みを熟知した、余裕の司会を展開していただきました。
昨日7月11日、土佐湾沖のメタンハイドレートで 尾崎知事と面談しました
講演1 「メタンハイドレート開発の状況と今後の見通し」
講師 上條 剛 (経済産業省・資源エネルギー庁・燃料部石油・天然ガス課課長補佐)
上條課長補佐は、3月にメタンの試験試掘に成功した熊野灘沖の取り組みを、画像を使いながら分かりやすく説明されました。
参加者からのアンケート、感想文の中でも 皆さんが知りたかったことに答える講演内容で、良かった・・・との声が多数ありました。
後の質問コーナーでも、上條課長補佐の講演内容での質問が多くあり、関心の高さを示しておりました。
4月に閣議決定された「海洋基本計画」では、平成30年(今後5年間)までにメタンハイドレートを掘り出す技術整備を整えて、平成30年代後半(35年~39年)には商業化に向けた民間企業を含むプロジェクトを展望しております。
成長戦略の重要な柱の1つに掲げられた次世代エネルギーとしての、メタンハイドレートなど・・・課題は山積しておりますが、自国のエネルギー資源として、期待は膨らみます。
講演会後に開催した、当会の役員や高知市の幹部の皆さんとの交流会の場でも、資源エネルギー庁の担当部署としてのプレッシャーを感じながらも、やらなくては…という心意気も強く感じたことでした。
お忙しい中を高知まで足を運んでいただき、素晴らしい講演をしていただいたことに、講演を聞きに来てくださった皆様と共に、感謝申し上げたいと思いました。