高知ファンクラブ

“高知をもっと元気にする”ボランティア集団、「高知ファンクラブ」の仲間が発信するブログです。

今日の仁淀川こども祭&めだかフェスティバル、 予定通り実施します。

2015-09-23 | 高知のイベント情報

今日の仁淀川こども祭&めだかフェスティバル、 予定通り実施します。

第4回仁淀川こども祭&日高めだかフェスティバル 開催します

9/23 秋分の日 10:00~15:00(小雨決行)

場所:村の駅ひだかの近くの日高村総合運動公園 野外劇場&めだか池

おそろいでお出かけください。


沢村さんの沖縄通信・・・第4回ジョン万サミットin沖縄と講演会開く

2015-09-14 | 交流ひろば「ワイワイ談義」

第4回ジョン万サミットin沖縄と講演会開く

第4回ジョン万サミットin沖縄&第10回沖縄ジョン万次郎会講演会が9月12日、豊見城市中央公民館で開かれた。新聞、テレビでお知らせしたこともあり、会場いっぱいの参加者で関心の高さを示した。
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歓迎アトラクションでフォレスト混声合唱団が「芭蕉布」などを披露した。団長は前夜祭でカチャーシーを演奏した高安勝利さんだった。「鼓衆しんか」は創作エイサーを勇壮に舞った。

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 講演会では、大城光盛沖縄ジョン万次郎会会長あいさつ(代読)、宜保晴毅豊見城市長の祝辞、万次郎直系、5代目の中浜京さん、土佐清水市の泥谷(ひじや)光信市長の来賓あいさつがあった。

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 京さんは、万次郎がアメリカ文化とデモクラシーをもって帰って来たことにふれ、「お互いに思いやる心があれば国家を超えた友情を持ち続けることができると思います」とのべた。 

  講演は、高知県で発行されている『土佐史談』の中浜万次郎特集号に沖縄から執筆したお二人が演壇に立った。とっても聞きごたえのある充実した講演だった。

 糸満市教育委員会総務部長で万次郎研究者の神谷良昌氏は「ジョン万次郎・琉球上陸の真実」と題して話した。

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 神谷氏は、万次郎が捕鯨船に救助された当時の捕鯨の実態やアメリカでの留学と帰国の準備にも触れながら、琉球に上陸した万次郎をなぜ那覇に入れず豊見城間切翁長村に滞在させたのかを詳述した。当時、英宣教師ベッテルハイムが那覇に滞在していることは幕府に秘密にしており、彼と会せることが危険と考え、遠い翁長村に戻したこと。王府の通事で万次郎の取り調べにあたった牧志朝忠が『ジョージ・ワシントン伝記』を借りて読み、大統領制度と民主国家の仕組みを理解した。2年後に琉球に来たペリー提督が那覇に石炭貯蔵庫を作りたいと申し出た際、「海岸に貯蔵庫をつくることはできない」と「ノー」と断った。万次郎の教えのおかげだと指摘した。琉球人が米軍に歴史上最初に「ノー」と言い切った瞬間だったとのべた。
                 

 沖縄電力元会長の當眞嗣吉(とうまつぎよし)さんは「『バジル・ホール館長の琉球』とジョン万次郎」と題して話した。有力企業の経営者がなぜ万次郎なのか。當眞さんは、小学生のとき「万次郎病」になり、この数年前から「万次郎病」が再発して研究してきたという。

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 万次郎が琉球上陸する前に、捕鯨船フランクリン号で訪れた琉球のマンビゴミレとはどこの小島だったのかをテーマに解明した。 

19世紀初頭に琉球に来航した英国海軍のアルセステ号、ライラ号の航海記録と海図を分析して、琉球島の海図には「マンビコミレ」とは一字違いの「マントゴミレ」が出ていること。当時ベストセラーとなったライラ号の航海記を万次郎は読んでいると思われることなどから、マンビゴミレは伊平屋(いへや)島であると結論づけた。ただ、琉球側の記録とは異なる面があり、久米島に「ウランダー・マンジラー」(ウランダーは外国人の総称)なる若者が上陸した伝承があり、上陸した小島は伊平屋島と久米島の2島と想定した。

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上陸目的は事前調査であり、琉球の人々は心暖かい人々であると確認したであろう。万次郎は、ライラ号など航海記を読み、マンビコミレ、久米島にも上陸してみて、「琉球に上陸して大丈夫だと考えて上陸したに違いない」とのべた。 

 このあと第4回ジョン万サミットin沖縄で土佐ジョン万会をはじめ各地で活動する団体から活動報告がされ、その後大交流会。13日はジョン万次郎宿道を辿るバスツアーがあったけれど、残念ながら私は別の用務と重なり参加できなかった。

 

前夜祭も盛大に

第4回ジョン万サミットin沖縄前夜祭が9月11日夜、豊見城市のJAおきなわホールで、高知県をはじめ県外からも大数参加して、盛大に開かれた。

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 会場には万次郎の出身地、土佐清水市の泥谷光信市長、土佐ジョン万会の内田泰史会長はじめ、高知からたくさんの方々が来ていた。懐かしい土佐弁が飛び交っていた。若い女性もたくさん参加していたのは頼もしい。 

 沖縄ジョン万次郎会の与那覇正文副会長の歓迎あいさつ、地元の宜保晴毅市長、泥谷光信土佐清水市長があいさつした。NHK大河ドラマに万次郎の採用をめざそうという両市長のあいさつに参加者も大きな拍手で応えていた。

 土佐ジョン万会の内田会長の音頭で乾杯した。  

 万次郎が半年間滞在した豊見城市翁長の高安家5代目当主、高安亀平さん、万次郎の子孫、5代目中浜京さん、高安6代目の方々も揃って記念撮影。

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 余興に入ると「あぁ万次郎」「とみぐすく万次郎音頭」など披露された。私にも歌三線で出てほしいというお誘いをいただいていた。未熟者だが、高知県出身で沖縄に移住し、沖縄ジョン万会のお仲間にさせていただき三線も楽しんでいるということで、厚かましいけれど出させていただいた。 

 「安里屋ユンタ」など3曲を歌った。高知からいらっしゃった88歳のおばあさんが、地元で「安里屋ユンタ」で踊っているといってとても喜んでくれた。

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 最後は高安勝利さんの三線で私もお手伝いして軽快なカチャーシー。会場は一つになってみんなが舞い踊った。 

 

ジョン万次郎 に関する記事 

ジョン万次郎に関する記事・・・沢村さんの沖縄通信より

沢村さんの沖縄通信 目次

沢村さんのブログレキオ・島唄アッチャー 奥さんのブログレキオいくぼー日記 


鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・本当の男女共同参画社会に向けて

2015-09-13 | 鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」ほか

本当の男女共同参画社会に向けて       

                                             情報プラットフォーム、No.336、9月号、2015、掲載

  「男女共同参画社会基本法」は1999年(平成11年)6月23日に公布・施行され、その後、県庁にも男女共同参画課が設置された。その理念 と実際の仕事の内容を知ったときは複雑な思いであった。競馬の「斤量」を連想したのである。速い馬の斤量を重くして、競争を面白くする、迫力を持 たせるのである。この重さは、獲得賞金・過去の成績などで馬毎に異なる。出馬表には競走馬毎に58(kg)とか56(kg)と斤量が出ている。

  男性優位の現代社会では、社会的弱者とも言える女性を支え、支援するだけでは共同参画社会が実現できるとは思えない。強者に重しを背負わせな ければ実現は難しく、基本法が発効してから15年経っても大きな変化は起きていないことがそれを証明している。

  解決策の一つを家庭的視点で述べれば、"イケメンをイクメンにしよう"、"ジョチュウを減らしダンチュウを増やそう"となる。「夫に妻と同等 の産休・育休を義務づけ、出産にも立ち会うこと」というものである。勤務先の視点で言えば、「パタハラもマタハラもなくそう。そしてワーク・シェ アリングを徹底しよう」となる。担当者が休暇中はことが進まないのでは皆が、県民が迷惑である。夫婦共に産休・育休を分担し、高知県庁から始め て、その他の公的機関へ、そして民間企業へと広げていくことにする。これこそが本当の男女共同参画家庭であり、"イゴッソウを越えたハチキンの高 知" だからこその可能性の高い施策となるであろう。ここで、イクメンとは「育メン」、ダンチュウは「男厨」、パタハラは「父性(パタニティー)・ハラスメン ト」であり、マタハラと対になる。

  二つ目の解決策を社会的背景から見れば、県議会を始めとする市町村議会のアンバランスの解消である。フランスなどの地方議会のように、男女に定員を「割り 当てる」クオータ制(quota)や男女の「等価性を維持する」パリテ制(parite、parity)を採用することで男女比を保つ方法があ る。小選挙区制では男女に定員を割り振ることには馴染まない。一方で政党中心の比例代表制は名簿の順位を男女を交互に並べることで解決する。名簿 に女性候補者を規定のように揃えられない政党には、女性当選者が足りない分だけ、政党助成金を減額する方法もある。このような画期的な仕組みは、 当然のことながら、様々な反論を生み出す。共同参画推進派の論理は、人類は女性(はちきん)と男性(いごっそう)との異なる2分割から成ってお り、普遍的に男女の2つの混成である、と要約できる。これに対して反対派は、普遍性の名の下に男女の差を認めない論理を展開している。現職議員 (男性議員と置き換えても同じ)の既得権を死守するための理屈といっても良いだろう。

    定員37人の高知県議会をパリテ制で考えてみよう。欧州と異なり、無所属の候補者が多い我が国の場合、議席を男女に割り振るのが妥当であろう。まず、1人 区を廃止し、偶数定員の大選挙区に組み替える必要がある。従って、議員定数を36人とすれば、18人の女性議員が誕生することになる。県議会です ぐに進まないならば、1自治体・1選挙区の市町村議会から始めてはいかが。「時期尚早」の反論があれば、実行する価値があると考えよう。地方創生 の目玉として、高知を真の男女共同参画社会に仕立て上げたい。

  先のエッセイ{風が吹けば桶屋が儲かる}(本誌、No.310、7(2013))では、家族団欒の家庭が増えれば、離婚率が減り、少子化に歯 止めが掛かり、非行率は低下し、心豊かな故郷創生になるとしている。向こう三軒両隣のお付き合いも深まり、子どもも年寄りも元気な地域となり、U ターンやIターンも次第に増え、生活基盤としての高知県への関心も高まり、従来の低い投票率は解消するだろう。男女共同参画で始まる地方創生の提 案である。

 

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鈴木朝夫  s-tomoo@diary.ocn.ne.jp 

〒718-0054 高知県香美市土佐山田町植718     Tel 0887-52-5154、

携帯 090-3461-6571 

 

 鈴木朝夫のブログ「ぷらっとウオーク」

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 目次(2002~2007年 )

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 目次のつづき(2008年~2011年)

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 鈴木朝夫の講演・出版の記録 目次

こんな祝う会も・・・鈴木朝夫先生の叙勲を祝う会 


アサギマダラの生態を探る!・・・休みの自由研究2015

2015-09-02 | 子育て・子どもに関する情報

2015年 夏休みの自由研究 森の仲間が応援します!

 (5)旅をする美しい蝶、アサギマダラの生態を探る

8月29日(土)10時~16時、 午前10時に情報交流館に集合  話を聞いて学習した後、昼食をはさんで、自由研究の作品づくり。 弁当持参、交流館のフィールドで昼食。

山三郎さん(秋葉山アサギマダラの会事務局長・昆虫の専門家)にアサギマダラのふしぎを教えてもらおう!

受付: 香美市土佐山田町大平 森林総合センター情報交流館 ☎0887-52-0087

 

 山三郎さん(秋葉山アサギマダラの会事務局長・昆虫の専門家)にアサギマダラのふしぎを教えてもらいました。

 森林総合研究所に勤務していた山さんは、アマゾンへも行っており、アマゾンの大きな昆虫の画像も見せながら、昆虫の話をされていました。旅をする美しい蝶、アサギマダラの生態を探る・・・秋葉山アサギマダラの会などでこども達とマーキングをして飛ばした蝶が台湾まで飛んで行ったことなどが・・・各地で取り組みをしている人達との連携で確認できることなどを話されておりました。

 情報交流館ネットワークの川崎さんから、情報交流館の里山を昆虫の森にする取り組みについて、山崎さんとフジバカマなどを植えた話を含めて報告されていました。

 アサギマダラの標本です。

 川崎さんはフジバカマを乾燥させて奥さんが作られた”匂い袋”を参加者に配られました。南国市内でアサギマダラを飛ばしたいという方が一緒に勉強させてくださいとこられたり、子ども達と一緒に山崎さんと取り組んでいる小学校の熱心な先生も同席されておりました。

アサギマダラの移動 秋葉山アサギマダラの会の取り組み紹介 



 秋葉山から喜界島へ


香北町から石垣島へ



石川県白山から香北町へ

(附)アサギマダラの移動ルートや高知県内の観察地

 

 

秋葉山アサギマダラの会と、アサギマダラ(渡りをする蝶)観察会 開催しました(その1)

秋葉山アサギマダラの会と、アサギマダラ(渡りをする蝶)の観察・マーキング会を 開催しました(その2

秋葉山アサギマダラの会と、アサギマダラ(渡りをする蝶)の観察・マーキング会を 開催しました(その3)

 

 2015年 夏休みの自由研究 森の仲間が応援します!  まとめ