広報紙から見る
平和団地自治会を中心に、様々な団体が連携して進める住民の交流促進活動
~交流を通して知り合いになり、お互いを思い合う関係づくりをめざして~
1、平和団地は古くなり、年寄りが多い団地
団地が出来て35年を超える当団地は、他の古い団地同様に、育ったこども達は多くが団地から出て行き、残った親は年を重ねてお年寄りの多い団地となっています。
団地内には約650世帯、1500人が生活しています。団地は高台になっており、予想される南海地震での津波被害は想定していませんが、古い家屋が多いので倒壊家屋の被害などを心配しております。
2、自治会活動の目標「住みよい団地、住んで良かったと思える団地」
多くの自治会役員や団地内の様々な団体が連携して、取り組みを進めております。
私は、10年を超えて自治会長を務めておりまして、高齢化と健康を考慮したバトンタッチを念頭に、自治会長代行、自治会長補佐を3人の副会長に加えて配置していることは、特筆されることではないかと思います。
また、小さな団地なので各団体ができるだけ一緒に取り組む事を大切にしています。
〇子どもとお年寄り・大人の交流フェスティバル
〇七夕やお月見の行事を、こども達と老人クラブ「平和仲良し会」が中心になって・・・
〇カラオケ同好会の活動
〇男の料理教室
〇自治会総会での感謝状の贈呈
〇夏祭り、敬老会、
〇一斉清掃
〇情報の共有・広報活動 毎月「おつきあい」の発行
〇平和団地「お助け隊」
〇高齢者講座
〇認知症予防のスリーAなどの取り組み
〇団地内をだべりながら、ゆっくり歩こう会
〇老人クラブ「平和仲良し会」で、研修旅行
〇独居老人応援チームの設置、民生委員さんとの連携
〇緊急連絡カードを冷蔵庫に磁石で貼り付ける取り組み
〇団地版 防災セミナー
〇起震車体験の効果
〇平和地区自主防災会議、井戸端カフェ
〇団地独自の災害時避難マニュアル作成の取り組み
〇文化祭
〇公民館の利用率が目を見張る・・・様々な団体やクラブの利用
〇公民館行事の広報 毎月発行「平和の輪」
⑥今後の課題
平和団地では自治会を中心に、様々な団体が連携して住民の交流促進活動を展開しておりますが、まだまだ参加者は少なく、発展途上というより緒に就いたところ・・・と言うのが現状です。
“向こう三軒両隣”が、交流を通して知り合いになり、お互いを思い合う関係づくりをめざして、今後ともたゆまぬ取り組みができれば…と思っております。