高知ファンクラブ

“高知をもっと元気にする”ボランティア集団、「高知ファンクラブ」の仲間が発信するブログです。

遊ぶ、学ぶ、体験する=先進事例の発表・交流= 2013年2月17日(日)タイムスケジュール

2013-02-16 | 高知のイベント情報

2013年2月17日(日) 遊ぶ、学ぶ、体験する=先進事例の発表・交流=

とき  201321() 9:00~16:00   場所  県立森林総合センター情報交流館

(香美市土佐山田町大平80 電話 0887-52-0087 FAX 0887-52-0097)

 

 

遊ぶ、学ぶ、体験する=先進事例の発表・交流= タイムスケジュール

9:00~11:00  あそぶ・まなぶ・体験する =先進事例に学ぶ= 発表・交流会

(1事例:発表時間3~5分・質問時間2~3分程度を予定しています)

 

開会のごあいさつ(鈴木朝夫:情報交流館ネットワーク代表)

情報交流館 知恵袋の会の活動紹介  (特別発表「知恵袋の会」県文化環境功労者表彰

情報交流館の活動紹介 (口佳太さん)

森の学校 木工・クラフト倶楽部の活動紹介 (   さん)

高芝工房の活動紹介 (高芝俊信さん)

秋葉山アサギマダラの会の活動紹介 (山崎三郎さんor 鈴木朝夫さん)

鏡川ファンクラブの活動紹介 (坂本耕平 さん)

物部川こども祭(実行委員会)の活動紹介 ( 中屋進さんor 奥宮達也さん)

香北の自然公園の整備活動紹介 (奥宮達也さん)

83はちみつプロジェクトの活動紹介 (根木勢介さん)

土佐竹とんぼの会のご紹介 (根木勢介さん)

「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」の取組み (井上真共さんほか)

魚梁瀬 森の案内人の取組み (井上真共さんほか)

土佐塩の道保存会の活動紹介 (公文寛伸さん10時30分~11時)

思月工房の活動紹介 (広岡えりかさん)

 

 

11:00~14:00  作って食べて体験交流タイム(体験型観光のメニューにも)

         ①バームクーヘンづくり(情報交流館ネットワーク 吉川さんと自然体験コースの受講者を中心に参加者で)

         ②シシ汁を作る(奥ものべを楽しむ会 のメンバーを中心に参加者で)

         ③ハガマでご飯を炊き、おにぎりづくり(奥ものべを楽しむ会 のメンバーを中心に参加者で)

         ④あぶり茶(奥ものべを楽しむ会 のメンバーを中心に参加者で)

         ⑤花炭づくり・竹でご飯を炊く(暮らしと炭焼きの会のメンバーを中心に参加者で)

         ⑥七輪活用術(情報交流館ネットワーク役員が担当、参加者で体験し暖房用に)

           その他 おいしいものやお楽しみメニュー(シイタケのてんぷらを予定)

 

14:00~16:00  あそぶ・まなぶ・体験する =先進事例に学ぶ= 発表会(つづき)

 

体験農場夢の里公文農園の活動紹介 (公文照さん14時~15時)

奥ものべを楽しむ会の活動紹介 (公文雅代さん14時~15時)

仁淀川こども祭&お国自慢大会(実行委員会)の活動紹介 (坂本耕平さん)

仁淀川流域”宇宙桜の会”の活動紹介 (坂本耕平さん)

竹産・柴田萬壽生さん の活動紹介 (柴田萬壽さん)

暮らしと炭焼きの会の活動紹介 (奴田原藻子さん)

五台山小学校4年生の総合学習の活動ご紹介 (奴田原藻子さん)

五台山子どもエコクラブの活動ご紹介 (奴田原藻子さん)

高知ファンクラブの活動紹介 (坂本耕平 さん)

NPOももたろう企画 宮本典晃さんのご紹介 (宮本典晃さん)

体験ネットワーク高知の活動紹介  (宮本典晃さん15時~16時)

閉会のごあいさつ(宮本典晃:体験ネットワーク高知代表)

 

参加費    500円(作って食べて体験交流タイムに参加される方のみ)

(申込先:森林研修センター情報交流館内 情報交流館ネットワーク 電話0887-52-0087 FAX0887-52-0097 E-mail kouryukan@able.ocn.ne.jp

 

仁淀川町観光ガイドの学校プロジェクト (西森文明さん:仁淀川町の観光を考える会)

アジロ山の自然と環境を守る会の活動紹介

けん玉おじさん、安芸市の小松イタルさんのご紹介

浜松さん(山・川・海の会)のビーチコーミングほかのご紹介

高橋啓さん(貝を育てる会)のストーンペンティングのご紹介

 

 

 

2月17(日)、あそぶ・まなぶ・体験する =先進事例に学ぶ=発表・交流会 開催します

 

あそぶ・まなぶ・体験するネットワーク高知

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根木勢介 さんの記事・・・龍馬その4:長岡謙吉特集第4回目・「維新、大政奉還」の由来

2013-02-16 | 交流ひろば「ワイワイ談義」

根木勢介 さんの記事・・・龍馬その4:長岡謙吉特集第4回目・「維新、大政奉還」の由来

 

 

 添付の画像は、横浜に「脱藩中」の龍馬を見かけたと二男が送ってくれました。

偶然、横浜の赤レンガ倉庫のところで見かけたそうです。

 

 先日は、少し風邪気味なので家に閉じこもっていました。

読もうと思っていた文藝春秋・三月特別号:「司馬さんが見たアジア」が読めました。

今日は、その文藝春秋の中から・・・。赤字は、根木によるものです。

■日本、中国、韓国 歴史の風景:司馬遼太郎・昭和46年より

 ・・・。(途中略。)

 

・現金競争に敗けた幕府

 

 それで徳川期いっぱいが続いて、明治維新になって農業国家がだいそれたことに

 軍艦も製鉄所も持つ。

 ところが外国に売るべきものは生糸しかない。いま考えてもぞっとするほどによく

 やったものだと思います。

 考えてみますと、明治維新成立の段階での日本というのは東アジアどの国の農村

 よりも豊かですね。むろん豊かさといっても相対的なものですけれども。

 ところで儒教的中国体制の中国の農村からは物事は起こらない、韓国の農村からは

 絶対に物事は起こらないですけれども、日本の農村は五十軒に三軒は富農です。

 それはさっきからいっている競争の原理によって、田圃(たんぼ)がふえていく。

 江戸時代の百姓でもお寺の過去帳などを見ますと、五代前は貧乏だったのが五代後

 には富農になっていたりします。

 また冨が持続するわけではなくて、極道者が出れば没落するし働き者が出れば家が

 興る。猛烈に働いて荒地を開墾していくわけだからそのたびにお米がとれる場所が

 ふえていくわけです。

 幕末でも、長州や島津のように殖産興業とか干拓をやった所は、米はもういい、

 こんどは現金がほしくなったというわけで、現金をうるには殖産興業がいい。

 それは割に古くからやっています。幕府だけはやっていなかった。

 幕府だけにかわいそうなことに一種の儒教的ムードがあったためです。

 これは儒教体制ということではありません。この儒教的ムードのために、農民を

 大事にしろとか、農というものを基本にせよということが、儒教以外の別の事情

 からきていますけれども、江戸時代の初期からあって、幕府直轄領では最後まで

 殖産興業をしなかった、だから現金収入がない。

 現金収入はかろうじて天領の博多、堺とか横浜という新旧の港から吸い上げる金

 くらいです。だから競争に敗けるわけですね。

 長州と徳川家とは競争していたんだということが、結果論からいってもいえる

 わけです。現金を蓄める競争を。で、長州はそれに勝った、むろん薩摩も勝って

 いるわけです。

 だからこんな狭い、といってもヨーロッパの国から普通だけれども、アジア的な

 規模でいえば狭い国で一つの天下が千数年成立しており、今も日本人は天下だと

 思っている。

 それが外に押し出すときには倭寇になり、豊臣秀吉の朝鮮出兵になったり日中事変

 になったり、やぶれかぶれになると太平洋戦争になるわけです。

 ・・・。

 ヨーロッパの帝国主義には帝国主義なりの歴史と成熟とエネルギーが出来上がって

 ゆきますけれど、日本のはそんなものとはまったく関係なしで、国内の競争原理

 そのままで行くわけですから倭寇の形ですよ。だから日中戦争までは倭寇です。

 ・・・。

 

●この同じ雑誌より:儒教への厳しい目・宮城谷昌光より

 ・・・。(途中略。)

・中国人の姿は未来の日本人か

 ・・・。

 もちろん司馬さんだけではなく、日本人全体が、中国の言葉を借りて思想に転化

 してきました。いま使われている「維新」も『詩経』にある。

 

  周雖舊邦(周は旧邦といえども)

  其命維新(その命はこれ新し)

 

 「周という国は、以前からある古い国ではあるが、いまこうして殷(いん)の

 王朝を倒したゆえに、新しい国になりましたよ」という意味で、明治という国の

 新しさを世の中に伝えるとき、明治の日本人は、殷と周の革命を引き合いに

 出して説いたわけです。

 

  また、「大政奉還」という言葉も古代中国の故事からきた言葉です。周王朝の

 建国者、武王が亡くなってしまったため、弟の周公旦が政治をとりしきったが、

 革命期の混乱を乗り越えた後は成年になった武王の子、成王に政治権力を還した

 、というものです。

 政治であれ思想であれ、中国の歴史にない事例はないし、それを日本はお手本に

 してきました。いま日本人が批判する中国人の言動は、数百年後、数千年後の

 日本人の姿かもしれない。

 とはいえ、これまでの日本人は、中国から採り入れるもの、入れないものを

 分けています。

 たとえば、科挙や宦官(かんがん)といった制度は採用しなかったし、仏教は

 入れても、道教は定着していません。儒教は入れたけれど、中国人や朝鮮の人

 たちのように、生活の中まで入りこむことはなく、あくまで学問の世界に

 とどまった。

 そうした理由を考えることは、まさに司馬さんが生涯をかけて挑んだテーマです。

 司馬さんがいらっしゃらない現在、こんどは私たちが司馬さんの目をかりて

 、中国、そして日本を眺めることが必要なのかもしれません。

 

 

根木勢介  携帯:090-2825-2069

 

 

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