91歳の長崎の母親は、昨年大やけどという事故があって、
緊急入院、手術と大変だったのですが、
一挙に認知症もすすんでしまったようでした。
入院先から盛んに家に帰りたがったのですが、
元の家で生活できる状態ではありません。
かといっていつまでも大学病院には居させてもらえませんので
それからの算段が大変でありました。
大学病院から老人病院、そして介護施設へと転々とするわけですが、
わけもわからず状況が変わる母親も大変であったでしょう。
今度の施設入所に関しては、ケアマネージャーの尽力があって
大変感謝しているところです。
この新たな環境変化の様子見とお見舞いが今度の帰省でありました。
前の老人病院とは反対側の山の斜面に施設があります。 見下ろした向こう側に今までの病院が見えます。 ↓
浦上天主堂も遠くに見えます。 ↓
長崎は、こんな風にどこまでも斜面を登っていって、
山の上にも住宅を作ってしまいますが、
これからの超高齢社会を
こんな住宅でどうするのかと心配になったりしますね。
どこまでも上がっていく細い階段。↓
そして山の上の住宅。 ↓
施設はこんな山の坂道・階段を上がったところの山の斜面にあります。
だから、梅にメジロや枝にとまるアオジを見かけたりも出来ます。↓
さすがに息子の顔は久しぶりでもまだわかってもらえます。
でも「ココハ、ツキマチノイチバカネ?」
と、自分の居る場所を繰り返し繰り返し尋ねます。謎です。
母親の生活史の中に「築町の市場」ってほとんど関係がないところです。
何がどうしてそう思うのか、よくわかりません。
今までの病院と違って、今度の施設は「生活の場」という
環境作りになっていますので、ずいぶんほっとできる部分があります。
家に戻りたがる言動は時折りあるようですが、
すこしなじんできている面もあるようなので助かっています。
長崎は寒うございました。
でもとりあえず、母親の落ち着く先が定まって
そして、そんなに悪いところでもなく、
人のよいケアマネージャーと職員の方々に有難い思いで
長崎を後にすることができました。
あ、そうそう、広島で途中下車いたしました。 念願の広島焼きね。 ↓
昨夜は仙台で二人で痛飲しました。
後藤さんのクラスのみんなの顔を思い浮かべながらどうしてるかなーなどと懐かしみました。
歳ですかな。
東北!!なべさんも行きたいです。
スクリーンに映し出される遺跡の写真ばかりみてましたよ。
懇親会の時には山形の銘酒がずらり。これは日頃日本酒を飲まない私にも美味しく感じられましたので、珍しく何杯も頂きました。
でも雪も、温泉も無縁な会でした。風情のない東北の旅でした。(笑)