「オオヨシキリ、セッカがよく鳴いていますよ。ホオアカも見ました。」 と、先日トンボ兄さんに教えてもらいましたので出かけてみました。
八幡川河口の埋め立て地。葭原が広がっていますが、工事中の現場です。 ですので、中には入れません。道路に面したフェンス越しに眺めるばかりです。
交通量の激しい道路に沿って、はるかに広がる葭原を眺めながら、 何度か往復してみました。
たしかに「ギョギョシ、ギョギョシ、」と盛んに鳴いております。 ときには「ココチ、ココチチ、ギョッ、」と高い声で鳴きます。オオヨシキリです。 近いところで鳴きますので振り返って凝らしてみるのですが、 草むらの中で、姿は見えません。
空のほうからもさかんには「チェッ、チェッ、」という鳴き声。 こちらはセッカです。 舞い下りては遠い繁みに隠れてしまいます。
大阪在住の頃の石川の河原を思い出しました。 ほんの近くでさかんに鳴き声がするのに、なかなか姿が確認できないものです。
後ろから鳴き声がしますので、振り返って探してみると、 道路の金網ネットの支柱に、ヒバリでした。 ↓
今までヒバリが見られる環境ではありませんでしたから、久し振りですね。
さて、葭原のほうを見晴るかすと、遠くの穂先にどうやらオオヨシキリ。↓
300㍉のレンズでは届きませんね。思いっきりトリミング。↓
ようやく見かけることが出来ても遠いばかりでありましたよ。オオヨシキリです。
こちらもはなはだ不鮮明。↓
もしかするとオオヨシキリでなくてこちらの分はセッカかもしれません。 遠すぎて、写真も不鮮明でよくわかりません。
フェンス越しというのは何とも不自由でありました。 ちょっと様子見のつもりでしたからレンズも軽い300㍉。望遠不足です。 まあ、そのうちもう一度チャレンジしてみましょう。 そのときは案外近いところで姿を見られるかもしれません。 今回見られなかったホオアカさんももしかすると、ですね。
帰り道は、区役所の食堂によって遅めの昼食でしたよ。 ( 肉豆腐定食ね。)