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修業の時計を止めない教師でありたいです。

スキンシップの原則

2008-02-01 22:53:45 | 教師修業
 根本正雄先生の子どものまとめ方・動かし方の原則のひとつに,「スキンシップの原則」があります。

★スキンシップの原則
 膚と膚の触れ合いを通していくとコミュニケーションができ、子供は動く
 http://www.chiba-fjb.ac.jp/masao_n/keiei/keiei1/skinship.html

 根本先生は,教師対子ども,子ども対子ども,子ども対動物と3つのスキンシップについて述べています。
 
 子ども対子どもは,体育の時間によく活用します。ジャンケンおんぶや手押し車,ケンケン相撲などをすると,子どもの緊張もほぐれます。
 このような場面では,肌と肌が触れ合うだけでなく,自然と声も出ます。非言語的なコミュニケーションと言語的なコミュニケーションの両方があることで,心がほぐされていくのではないかと思います。

 教師対子どもについては,根本先生は現在毎朝校門に立って,子どもとハイタッチしながら挨拶をしているそうです。
 スキンシップをし,「おはようございます」と声を掛けることで,信頼感が増していくのだと思います。

 また,先日,有田和正先生の飛び込み授業のビデオを見る機会がありました。「うまい」といって頬をなでる,子どもの後ろから手を取って「バンザイ」をする,「さようなら」といって1人1人とハイタッチするなど,スキンシップをしている場面が多く見られました。
 
 スキンシップによって子どもの心をほぐす場面を,私も多く取り入れています。