実は,この授業の最初の5分ほど,休み時間の過ごし方について説教をし,暗い雰囲気で授業に突入した。しかし,このパフォーマンスでムードが一気に盛り返した。
子どもたちの反論が続く。「上になんかついていない。雨が入ってくるじゃないか」「自由に蓋が開けられたら,泥棒が手紙を取っていってしまうじゃないか」という。
どこに投函口があるのか聞くと,前だという。そこで,黒板に絵をかいてみた。すると,「入り口はそんなに大きくない」「2つ入れるところがあるんだ」「1つのもあるんだ」などといちいち反論してくる。完全に授業にのっている証拠である。
「どうして2つあるのか」と聞くと,わからないという。多い意見は,「片方がはがきで,もう片方が封筒だ」というものである。「本当かなあ」と揺さぶると,「帰り道に見てみよう」「お父さんに聞いてみる」という声が聞かれる。
さらに「ひさしみたいなのがついている」「雨が入ってこないように屋根がある」という子もいる。
「ポストに入れた手紙を郵便局の人が集めに来ます。どうやって取り出すのかな」と聞く。「こうかな」といって,投函口のところに手を突っ込むパフォーマンスをする。突っ込んだのはいいが,手が抜けなくなる。子どもたちは爆笑しながらも反論する。
私はこのようなパフォーマンスが好きなのである。パフォーマンスのし過ぎで,子どもたちには不真面目な先生という評判である。
最後に,今日出た「ポストのはてな?」をノートにまとめた。
・入り口は2つあるのか。
・どうして2つあるのか。
・屋根はついているか。
・郵便マークはどれも同じか。
・鍵穴はついているのか。
・鍵はどんな形か。
・集めに来る時間は決まっているのか。
・中に袋があるのか。それはどんな色か。
多くの子がポストに興味を持ったという実感がある。確かな手ごたえを感じた。
おそらく結構な数の子が,帰り道などにポストを見てくるはずである。
鍵や袋を確認するには,郵便集配の車が来るのを待っていなくてはならない。そういう子も何人かいるのではないかという気がする。
子どもたちの反論が続く。「上になんかついていない。雨が入ってくるじゃないか」「自由に蓋が開けられたら,泥棒が手紙を取っていってしまうじゃないか」という。
どこに投函口があるのか聞くと,前だという。そこで,黒板に絵をかいてみた。すると,「入り口はそんなに大きくない」「2つ入れるところがあるんだ」「1つのもあるんだ」などといちいち反論してくる。完全に授業にのっている証拠である。
「どうして2つあるのか」と聞くと,わからないという。多い意見は,「片方がはがきで,もう片方が封筒だ」というものである。「本当かなあ」と揺さぶると,「帰り道に見てみよう」「お父さんに聞いてみる」という声が聞かれる。
さらに「ひさしみたいなのがついている」「雨が入ってこないように屋根がある」という子もいる。
「ポストに入れた手紙を郵便局の人が集めに来ます。どうやって取り出すのかな」と聞く。「こうかな」といって,投函口のところに手を突っ込むパフォーマンスをする。突っ込んだのはいいが,手が抜けなくなる。子どもたちは爆笑しながらも反論する。
私はこのようなパフォーマンスが好きなのである。パフォーマンスのし過ぎで,子どもたちには不真面目な先生という評判である。
最後に,今日出た「ポストのはてな?」をノートにまとめた。
・入り口は2つあるのか。
・どうして2つあるのか。
・屋根はついているか。
・郵便マークはどれも同じか。
・鍵穴はついているのか。
・鍵はどんな形か。
・集めに来る時間は決まっているのか。
・中に袋があるのか。それはどんな色か。
多くの子がポストに興味を持ったという実感がある。確かな手ごたえを感じた。
おそらく結構な数の子が,帰り道などにポストを見てくるはずである。
鍵や袋を確認するには,郵便集配の車が来るのを待っていなくてはならない。そういう子も何人かいるのではないかという気がする。