Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

キックベースボール

2008-02-16 00:02:42 | 体育
 昨日から体育館でキックベースボールの授業をしている。
 
 「ボールを蹴ってのベースボール」は,現行の学習指導要領解説にボール蹴りゲームの例示として挙げられている。
 個人的見解としては,これをボール蹴りゲームと捉えていいのかについては疑問である。他のボール蹴りゲームがサッカー型ゲームにつながっていくのに対して,ボールを蹴ってのベースボールだけがベースボール型ゲームへつながるからである。
 私はベースボール型ゲームの初歩段階として捉えて指導を行った。

 ベースボール型ゲームとしては,7月にティーボールの授業を何度か行っている。今回は,そのルールをボール蹴りにしただけである。したがって,子どもたちはルールをすぐに理解した。

 守備のルールは,捕球した者の周りに全員集まり,手をつないで輪を作る。そして「アウト」と大きな声で叫ぶというものである。

 攻撃については,7月に行ったティーボールでは,ストレート型で,1塁とホームの間をアウトになるまでの間に何周したかで得点を決めた。今回は,ダイアモンド型にした。1塁まで行ったら1点,2塁まで行ったら2点という具合である。

 場を2ヶ所作り,8対8で行わせている。
 ただし,本校の体育館は狭いため,交錯する場面も多く見られる。これが第1の問題点である。
 第2の問題点として,熱くなりすぎる男子がいるということである。これはクラス経営の問題である。今日は,得点を巡って胸ぐらをつかんで殴りかかった子がいた。本気になるのはいいのだが,殴りかかるのはいけないので厳しく叱った。

 それにしても,熱くなりすぎるほど熱中するネタであるということはいえそうである。