Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

ラジオ体操の指導 1

2008-07-08 01:33:33 | 体育
 「AさせたいならBといえ」という岩下修氏の言葉がある。
 ラジオ体操を指導していくときに,動きをそのまま指示しても子供たちには伝わらない。イメージできる言葉を入れていくことで,子どもの動きは変わる。
 Bの言葉には「物・人・場所・数・音・色」があると岩下氏は述べている。

 ラジオ体操は13種類の動きで構成されている。
 白倉代助氏は,次のような指示で指導を行っている(『法則化体育通信』№17)。

(1)背伸びをする
 自分の手が他の人より高く上がるようにします。

(2)腕を振って足を曲げ伸ばす
 カエルが背伸びをします。

(3)腕を回す
 校庭にある大時計の長い針のように回します。

(4)胸を反らす
 チョウが大きく羽を広げます。

(5)体を横に曲げる
 扇子を広げます。

(6)体を前後に曲げる
 ゾウさんが水浴びをするときの鼻になります。

(7)体をねじる
 手を見ながら体をねじります。

(8)腕を上下に伸ばす
 空をナイフで突き刺すようにします。

(9)体を斜め下に曲げる
 つま先に両手が着くようにして,胸を反らせます。

(10)体を回す
 腕を筆にして,大きな円をかきます。

(11)両足で飛ぶ
 「大」の字のようにします。

(12)腕を振って体を曲げ伸ばす

(13)深呼吸