<娘身売りの時代> 世界恐慌(1929年=昭和4年) 2014年04月14日 | できごと <娘身売りの時代> 世界恐慌(1929年=昭和4年)のあおりで、輸出品だった東北の生糸の値が3分の1、コメも半値に暴落。重い小作料にあえぐ農村の娘身売りが急増した。「青森県農地改革史」によると、特に大凶作があった34年、農家一戸平均500円以上の借金を抱える町村が百を超え、「芸娼妓(げいしょうぎ)に売られた者は累計7083人に達した」。山形県内のある女子児童は「お母さんとお父さんは毎日夜になるとどうして暮らそうかといっております。私がとこにはいるとそのことばかり心配で眠れないのです」と書いた。 これらはその大凶作(1934年)のころの写真。 満州事変は1931年。 五・一五事件は1932年。二・二六事件は1936年。 <>> <nobr>1:伊佐沢村は山形県</nobr> 2:村の身売り相談所 « 『太陽にほえろ!』(1972年(... | トップ | 桃の花 »